F-nameのブログ

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愛想のよさ。

例によって以前のentryを。

 

組織の中で或るポストが空いたので誰かを登用することにしたとする(しかしポストが空いたのなら無くすのも検討すべきだろうけど)。有り勝ちなのは、愛想の良い人間を充てること。ある意味で妥当な話である。周囲とcommunicationをしなければならないのだから、愛想は良い方が悪いよりも好ましい。ところが日本の組織では、愛想の良さ以外の判断要素を加味しない傾向がある。組織自体に上手くいくfactorが十分にあるならともかく、本人の能力不足で首尾よくいかないことも。しかしそれは気付かないままである。なまじ愛想が良いだけに欠点は隠され表面化しない。この傾向を無くすには、登用の際に愛想の悪い人間にも光を当てることくらいしかないかも。