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各論(1)  視覚連想法1(投影査定心理学特論第6回)

現物を見てから講義を受けたほうが良かったかもしれない。分析には年月が必要なのだろう。

 

佐々木裕子。資格刺激からの。投影法検査。ロールシャッハ法。ハンドテスト。視覚刺激をどう認知して体験したのか。スコアリングを通して共感的に理解。実施と解釈はクライエントの内面の気づきを。
ロールシャッハ法。インクのシミ検査。21年に開発。ヘルマン。芸術の才能。当時流行っていたインクの染みの遊びが得意。10枚のロールシャッハ図版を。インクを垂らした跡から?大学進学で迷う。スケッチから絵の才能が。最終的に医学を。フロイトの精神分析が認められつつあった時代。ブロイラーから学ぶ。精神病理学も。精神医学を。勤務医として働く。11年に元同級生と共にインクプロットを用いて実験を。17年にヘンスが博士論文を書いたのに刺激される。405人のデータを集めてロールシャッハ法の原型となる書籍を出そうとして困難が。10枚に減らされ大きさは小さくなる。21年に出版。精神診断学。当初は殆ど評価されず。人間理解の可能性を。運動反応などの新たな理解を。発展を模索。ハードワークのためか22年に急死。科学的方法と芸術的センスの融合。ヘルマンより先にヘンスが発表。なぜロールシャッハ法のみが発展した?ヘルマンの考案した体験型の概念が。運動反応と色彩反応の相互作用から。反応の決め手となった要素に2つを取り上げどちらが優位かにより。内向型か外核型か。類型論とは異なる。性格占いのようなものとも違う。ロールシャッハ法は被験者の反応を分析して内的体験や思考や体験を表現しているか。象徴的意味を深く掘り下げて。体験型の理解は人格としての表れの世界を。
具体的な実施法とスコアリング法と解釈法。日本で一般的な肩口式。スコアリング。様々なシステムが。大阪大学式など。11年に米国の新しいスコアリングシステムが。包括的システム。統合が試みられる。根幹と成る基本的部分を。全体像を理解するには適する。最初に肩口法を。最初に実施法。個別で。向かい合うよりも90度の位置になるように。距離を調節しやすく観察しやすい。事前に会話を。教示を行い妨害しないように。1カードずつ反応を聞く。一語一語記録を。動作などもメモをとる。非常に忙しい。目と耳と心を。10枚のカードの反応を聴いた後に最初から聞く。被験者を誘導しないように。必要最小限の質疑応答が最も難しい。必要十分な質問を。検査内容についてのスーパービジョンを。記録が求められる。質疑応答が終わればロールシャッハ法の反応については終わり。好きなカードや嫌いなカードを尋ねたり。何を聞くのかについては臨機応変に。肩口式ロールシャッハ法のスコアリング。ヘルマンは量的にも理解。領域。インクプロットのどの部分を反応したか。全体か突起部だけかなど。領域指定図を参照。決定因。決め手となった刺激を。被験者自身が意識していない場合も。内容。何に見えたか。連想的に解釈?ほんの一部。反応の一般性や公共性を評価。平凡反応など。独学では難しいので講習会などで習うことを。解釈法。標準値とに比較。形式分析。系列分析。量的解釈と質的解釈の統合。サマリースコアリングテーブル。スコアの重要な特徴が。標準値との比較。系列分析。様々な質的特徴を解釈。特性を考慮し反応時間などにも。反応記録や行動観察記録が重要に。全体像の統合を。解釈レポートのまとめを。被験者の特徴の理解を。漫然と列挙するのではなく4領域に分けて全体像を。基本的心的機能。被験者の全体像。反応の統合性などはどうか。適度な情緒性を。協調性や常識性などの心的世界を。人格発達レベルが。人格を認知思考の領域などから詳しく描く。心理的援助に活かす。今後の見通しなどに触れる。解釈レポート。検査者が理解できれば良い、というのではない。心理的援助に活用していけるようにフィードバックが必要。心理的意味を体験的に理解。
ハンドテスト。曖昧なポースの手が何をしているかを答えてもらう。運動反応だけを。典型的な生活役割などを。現実の行動傾向が。50年代終わりにワグナー博士により。多重人格の研究。02年に自宅を訪問して開発の話を。50年代当時は行動傾向を反応しているのか議論を。9枚の手の絵。博士自身の左手を。2カードは右手。元々ロールシャッハ法の研究を。最初から10枚にすることを決めていた。10枚目は白紙に。9枚目だけ上下が逆さまに。年をとっていて分からないと。ロールシャッハ法と同じようにハンドテストも順番による。臨床家としての直感。70年に日本に紹介。箕浦靖子先生により。標準化データの収集は完成することはなかった。しかし00年にようやくハンドテストマニュアルの日本語版が。統合失調症患者などのデータも。ピクチャーカードなどの購入も可能に。更に発展する可能性は大きい。実際の実施法。カードの模写図を。9歳の女の子。一般児童の遊びとして。楽しみながら。被験者に何を答えてもらうのかを。何をしているところか。手を開いて。合図を出している。恐竜の。誰かが誰かを指差してる。3カードで。なにか目的が?反応でちょっと変わった。海外での生活経験があるから?合図をしている。どれも対人反応を。砂かなにかを。卵を置いてもらおうとしている。カードを逆さまにしてよいか?反応にこまる?環境への積極性。一般成人と同じ反応が。攻撃的反応を意図したカード。躊躇っていたが。女性的なカードを。手を机の上においてじっとしている感じ。机が冷たいか温かいか。お茶を置いて。何もおいてなければ冷たいまま。種が小さい。なんか手を逆さまにして遊んでいる。手同士で遊んでいる。環境反応が出ている。9カードは非常に難しい。困っている様子が。遊びにするのは困った際の逃げ道?最後の10カード。白紙。きちんと理解し実施を。手をイメージして何をしているか。その手はじゃんけんの時に使う。うさぎのふりをして遊んでいる。大変困っている。自分でなにか手を。曖昧なままでも受け取る。共同作業として終了。対人反応が多く焦点付を。適応への努力が。ハンドテスト反応は対人関係などを反映していてスコアリングで理解が。実際の検査の様子は。相互交流が不可欠。どのような態度や質問で微妙に反応が変化する。検査状況の注意などが。
曖昧な図形に対する認知から内的体験を。手の動作反応から。

 

投影査定心理学特論 (放送大学大学院教材)

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