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科学的思考(生涯学習の新たな動向と課題第5回)

エビデンスは考えると難しいと思う。哲学的な問題にもなるであろう。

 

立田慶裕。岩崎久美子。科学的思考。ブルーナー。物語的思考と論理科学的思考。相互作用的に活用。相互作用的に。知識と情報を相互作用的に活用する力。何が分かっていないかを知る。知識源にaccess。価値を評価。整理。不足している知識を知りアクセスして評価し整理する。科学的リテラシー。科学的知識は専門家だけでなく、科学的に扱うのは全ての人に必要。理科系の学問だけでなく人文系社会系でも。科学的なリテラシーや科学的根拠に基づき考えるとは。
習得した学力だけを評価するのでなく。知識基盤社会。活用形の学力は重要に。工業社会の発展途上であり知識は大学が。定型化した知識をどれだけ蓄積するかを。80年代から知識基盤社会に。知識集約型の産業に。知識の生産が実践的な現場や地域社会にも。知識の生産から活用がメディア活用を伴い。答えが複雑になり唯一ではない。OECDの報告書。学校も知識生産の場。学習する組織。知識のマネジメントが重要な課題に。学習者もマネジメントを。活用するスキルが。道具を相互作用的に。科学的リテラシー。全ての人に市民として求められる。PISA2006。疑問を持ち新しい知識を。色んな問題につき証拠に基づく結論を。知識を活用すること。科学の諸側面を理解。科学とテクノロジーは文化的環境をどのように形作るか。市民として科学的知識を持ち問題に参加。科学及び科学的探求のコンピテンシー。科学的知識と態度。市民にも必要とされるとは?価値判断を求められるのは通常はない。健康情報や地域の環境などの疑問で、意思決定を求められる。科学者に何が出来るかなどの認識が必要。市民としてのリテラシー。環境災害テクノロジーなどが。PISAにおけるリテラシー。現象を科学的に。科学的証拠を用いる。各段階では。科学的な疑問を認識。調査可能な疑問か。キーワードを特定。現象を科学的に説明する。化学の知識を適用。予測を認識。科学的証拠を用いる。解釈して結論を導き伝達する。推論の特定。発展の社会的意味を考える。人文学や芸術学でも直感的な能力が必要。しかし高校生レベルでも科学的リテラシーが必要。教育者にも重要。科学的な証拠の重要性。市民としての認識やあらゆる職業に必要。知識のマネジメントの研究が発展してきた。知識管理や科学技術の発展。医学では科学的根拠に基づく。EBM。政治や経済や教育の世界でもエビデンスに基づく政策が求められている。科学的手法により根拠を明らかにするのは教育でも重要。教育的な意思決定にも根拠が重要。統計的データだけではなくデータに基づく議論も。実証的根拠をどのように活用し整理するかがマネジメント。
実証的根拠に基づくデータを示すだけでは説得するのは難しい。個人的経験を踏まえて分かりやすく。学習者自身がマネジメントをしていくには個人的知識ベースとしてパソコンなどの活用を。体系的に整理できれば自分の知識ベースを作り出せる。コンピテンシーとしてのリテラシースキル。数学力や問題解決能力。読解力でも文章リテラシーなどが。再現関連付け熟考。問題と解決などの構造。数学的概念にも空間と形、不確実性が。それぞれの学問においての体系。教材作成においても知識構成を。学習者がまず創造していくには組み合わせて相互作用的に確証を持って。知識のマネジメント。知識の創造。本当に創造的かは判断が難しいが、仮説が生成される。何らかの基準で確証が。確証性の確保。商業的要素。新しい知識は科学により。実用的アプローチも。薬剤産業。病気の理解と治療薬。航空機の設計。工学が先に。確証性の支配的形式は実用性。成功した実践を科学的に裏付けするのは稀。色んな文脈に適用できるか。珍しい病気に対する有効な。知識の普及。メディアによる、学会による。ネットワークのハブ。プロセスでは歪められたりコミュニケーションが閉じられたりもする。知識やスキルを実際に採用するか。従来のテクノロジーを追いやる。旧来のテクノロジーや知識を支持する人には死活問題。採用は必要条件だが十分条件ではない。現実を様々な制約が。支援者や社会的サポートが重要。定着化や制度化。持続性を得るには長期的継続が必要。学習活動。学習者自身が創造する活動から照合を行い人に伝えたり採用したり定着化を図る。難問題を越えて実践。キー・コンピテンシーの習得。個人学習から協同学習へ。学習形態を変えていくことにより人との協同学習でコンピテンシーを高める。色んな組み合わせが創造の工夫。学習活動を向上させる。社会的評価が。知見がどのような意味を持つかの解。多様な評価の基準。社会的評価基準。難しいのは研究はその後の研究にどれほど貢献するか。自分の知識をどのように普及させるか。新たな知識の生産や流通。努力の結晶として。媒介による普及。知識の活用を。個人の学習活動には限界が。個人的知識を集団的知識とするのが社会的責任。出来る限りストックして総合的知識全体にどこに位置するか。知識の体系化を。
エビデンスに基づく実践。岩崎久美子。以前は研究者として。教育におけるエビデンスに基づく。論文。政策決定者が根拠あるデータを元に。経費の無駄を省く。アカウンタビリティ。従来の政策立案に対し根拠がある政策立案を。知識基盤社会への移行。研究の目的は様々。知識基盤社会。知識が最大の資源。消費者に近いところで生み出され社会に供給。知識を作る伝える全てに社会的アカウンタビリティが求められる。決定を行うエビデンスは?説得力ある説明への社会の要請。知識のマネジメント。医療と教育のマネジメントの違い。エビデンスの議論は医療から。EBM。有効な治療方法を必要な患者に。どのように明らかに?ランダム化比較試験。RCT。ランダムに分けた2群のうち、片方に。薬の臨床試験。実験群と統制群。偽薬を使う。データ結果を集めシステマティック・レビューをして有効性を特定。エビデンスの元々の意味。科学的精緻さ。それを前提に、医療と教育の比較を。類似点として医療は患者、相手がある。専門的に解決法を対応を。同様の知識活用のプロセス。しかし知識基盤は非常に違う。EBE.エビデンスに基づく教育。知識の活用。医師の場合は核となる専門基盤が。教員は知識基盤に新しいものが付与されても知識基盤は発展しない。対象。患者個人とクラス全員。医療科学と直感や判断。個々の対応は教員に依存。判断根拠。専門的知識基盤と経験から獲得。知識体質。教育の場合は大学と現場に距離が。医師の診断は共有できるが、教員の知識基盤は共有し難い。知識マネジメントの違い。エビデンスの用い方も違う。精緻なデータ。かなり実用的。教育ではデータと同じ。専門的知識になりづらい。充分な政策への反映が出来ていない。政策立案者と考えが違う。2つのコミュニティ。専門家の相違。エビデンスという言葉。研究の政策活用。研究者と活用する政策立案者。2つのコミュニティ論。文化が異なり研究結果の解釈や伝達にとり障壁が。研究の政策活用には溝を埋めるのが必要。コミュニケーションに乏しければ活用されない。エビデンスが批判をそらすために用いられることも。プロセスが複雑。エビデンスの研究。他の研究領域ではエビデンスの活用は?津谷喜一郎。シンポジウムの報告書。学際的研究。

 

 

生涯学習の新たな動向と課題 (放送大学大学院教材)

生涯学習の新たな動向と課題 (放送大学大学院教材)

  • 作者:立田 慶裕
  • 出版社/メーカー: 放送大学教育振興会
  • 発売日: 2018/03/01
  • メディア: 単行本