F-nameのブログ

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誇り。

日本には公的な博物館が数多くあるが、企業博物館というものも少なくない。業界全体の博物館も入れると約200館に上る。阪急を事実上創業したのは小林一三(頻繁に敬語として逸翁などとも言われる)であるが、池田市に小林一三記念館がある。阪急グループの人間にとり誇りを感じられる場所であるのだろう。ただ小林一三氏は阪急を創業して事業の多角化をしたのみならず、商工大臣など政界にも進出したりしている。茶人としての側面もあり、それを活かした邸宅レストランなどもある。しかしながら鉄道事業に限っても事業の環境は大きく変貌しているので、何処まで逸翁の発想を活かせば良いかは明瞭ではない。