誰しも肉親が亡くなると葬儀や四十九日法要などに忙殺される。それが一段落すると相続をどうするか、という問題に直面する。というか葬儀の前から遺産をどう分割するかが大きな問題になることも多い。そもそも相続財産が何処までのものになるかも重要になるし、突然に相続の権利を主張する人間が現れることもある。予め自分の持つ財産をどのように相続させるのかを明確にしておくのが「争族」を無くすコツであるのだが、なかなか出来ないことでもある。私の肉親の場合は予め意思表示が明確であり相続人も少なかったので、葬儀前に打ち合わせを数秒するくらいで済んだけど。
