今日の朝に九州新幹線の車内で床を燃やそうとした人間が居て、現住建造物等放火未遂の疑いで現行犯逮捕されている。幸いなことに怪我人は居なかった模様である。去る10月31日に首都圏の京王線で多数の負傷者を出す事件があったが、その模倣犯であるという報道も為されている。京王線事件では犯人は死刑になりたいと考えた模様で、こういう「無敵の人」については犯罪抑止力が働かない。自分が死んでも良いのだから、他人を道連れにするのにも抵抗は無い。むしろ複数人殺した方が確実に死刑になるから望ましいという思考回路になる。何とか列車内での事件を起こさせないような対策が必要だが、かなり難しいことである。出来ることは事件が起こった際に自分の身の安全を確保する為にシミュレーションsimulationをしておく位だろう。それにしても列車内でも安全では無い時代に日本は突入したように思えてならない。
