F-nameのブログ

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27年前の今日のことと私自身の衰退について。

今日1月24日は、私の肉親が亡くなってから丁度27年になる。27年と聞いてピンとくる方もいらっしゃるだろうが、1995年のことである。阪神・淡路大震災が起こってから1週間になる日のことであった。当時その肉親は好んでABCラジオを聞いていたのだが、ただただ震災関連の番組が続いており、気分が沈み込みアルコールに手を出していた模様である。炬燵に潜って亡くなっているのがわかったのが昼前のことだった。

何はともあれ葬儀をしなければならない。幸い町内会の会館を使用することが出来た。当時は家族葬なんてものは無かったので、数十人くらい弔問に来てもらったのを記憶している。それで近所の方々にも手伝って貰い、精進料理も総出で食べた。問題は火葬場の確保。震災で何処も混んでいた。被災地からかなり離れていた筈なのだけど。てんやわんやで弔いは終了。悲しむ余裕は持ちようもなかった。というか何処に行っても震災の話題が出ていて、双方の悲しみが混在していたのが真実かもしれない。ようやく震災の話題が出なくなったのは3月になってからであった。もちろん地下鉄サリン事件が発生したからである。思えば1995年はバブルの再来の希望が完全に断たれた年であった。それから27年が経過して、関西ならびに日本ならびに私は順調に衰退している。ううみゅ。