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現代の消費社会と産業社会(経済社会を考える第8回)

システム相互の関係については自覚的でなければならないだろう。

 

坂井素思。間々田孝夫。現代の消費社会と産業社会。次回から産業社会について。消費社会と産業社会がどのような形で存在し関わっているか。システムとは何か。経済社会のシステム。経済社会のシステムの中で消費を中心にしてどう関わっているか。産業を中心にして他の部分とどう関わっているか。
特に消費と産業について。経済社会という全体の中で消費と産業があり、他の部分と関連しながら変化を。システム論という考え方が元。1つの学問分野になっているが、元々はシンプルなもの。相互作用学派などがあるが、システム論が1番シンプル。システムという言葉。様々な要素からなる全体。人体。細胞や組織が集まって形成している。自然界もシステム。太陽系など。人間に関する社会的なもの。社会や国家も。経済社会。システムは要素がただ漠然と集まっているのではない。多くの細胞や組織が集まり臓器を形作る。まとまったものは下位システム、サブシステムと呼ぶ。全く勝手に動いているのではなく、要素や下位システムが相互に作用している。脳がいろんな組織に指令をしたり。相互作用が適切に行なわれているかがシステム全体を存続させるかを決めている。撹乱的要因で不調和になり脅かされると、下位システムは復旧させようとする。外から細菌が入ると抵抗して病気を防ぐなど。経済社会もシステム。全体と部分。その関係を考える。有機的関係。経済社会のシステム。どのような組織や下位システムが?要素。社会という時にはあまり細かいと意味がない。人々が生活していて活動をするのを要素と考える。個々の人の行為がそれに該当する。行為が集まって下位システムを。経済という下位システム。政治や法律、文化、メディア、教育、宗教、地域社会、家族の全体。人間の再生産。科学研究など。自然環境や文化、グローバル社会。経済社会の外にあると考えることも出来るが。自然環境システム。経済社会の内部にある下位システムとして。この他にも下位システムは色々なものがある。特に消費や産業と関連が深いものを。下位システムの中にも下位システムがある。経済の下位システム。消費や貿易や技術開発など。関係しあい影響しあっている。影響は両方の方向に。相互に。双方向の矢印。消費システムや産業システム。
消費というシステムと経済社会の他の要素との関係。下位システム相互の関係の中で、消費と他の下位システムとの間の関係。消費は下位システムの影響を受け影響をして変化させる。消費が影響される面。消費者が同時に様々な下位システムに属する。労働者であり地域社会の住民であったり家族の一員であったり。消費者という人間は消費システムだけではなく他の下位システムにも。自分の外部の条件が変われば消費も変わる。労働者でもあるから労働が忙しくなり時間がなくなれば家事ができなくなり外食を増やす。自分の地域社会で事件が起これば安全のために防犯グッズを購入する。家族に子どもができれば消費が増える。変化が生じるので消費者は多くのシステムから敏感に影響を受ける。関係ないような影響も。貿易システム。海外から色んな商品が入ってくると国産品を買わなくなる。税金が高くなったり社会保険の保険料が高くなる。消費全体を減らすことに。一人ひとりの影響。これが多くに起これば消費社会が変わる。これまでの中で下位システムが消費というものに影響を与えているかを。今まで扱ってきたのは?あまりシステムという言葉は使わなかったが実質的に使っている。実質的には文化システムなど。その他の産業社会を経由して強い影響を。科学技術システム。特に消費社会を変える役割をしたから。文化システムは日常の生活で何を重視して評価するか。消費はその手段。文化システムが変化すれば消費も変わる。このような文化システムの変化が消費社会の段階に。最低限の生活を保障することから生活を便利にすることに。文化的欲求を満足させる。消費の大きな変化に。自然環境システム。人間の行動が変化させて人類に影響を。地球温暖化問題。自然保護や環境改善など積極的に関わるように。消費行為を変えていく。グローバル社会システム。フェアトレード。発展途上国への倫理性。第3の消費文化の原則が必要。科学技術システムにおける進歩により産業社会は新しい商品を作り消費生活が変わる。第1の消費文化の発達を。消費社会の3段階の変化。
逆に消費の変化が下位システムに。矢印の逆。産業社会への影響。産業の最も大きな取引相手。産業の変化。第3の消費文化。機械産業や電気産業から娯楽や旅行産業などに。リペアに関する産業やリサイクル、レンタル業が。更に生産の体制に影響を。文化的消費が増加すると多品種少量生産が。消費システムの変化は下位システムにも影響を。それ以外の。消費者の消費内容が変わると行政課題も変わり法律も変化。取引の方法がInternetに。法律の対応が遅れている。いずれは変わっていかざるを得ない。下位システムが変わる。メディアや教育や宗教も消費の変化に。宗教は消費と関係ない?SNSに熱心に。宗教に似ている。コミュニケーションを取る。色んな考え方に触れる。宗教の役割を奪う。様々な相互作用を伴い経済社会が。
消費と産業との関係。産業システムと経済システムとの関係。消費システムと同様に産業システムも。技術開発システム。新製品。生産の内容を変えて収益に影響。第4次産業革命。技術開発システムの変化は多くの場合にプラス。しかし他の下位システムからマイナスの影響があることもしばしば。先進国の産業界では多くの事業で需要の伸び悩みが。多くの企業が悩む。グローバル社会システムの中で生産力が過剰である。文化システムの変化で脱物質主義。少子高齢化の影響。資本の過剰傾向。金融システムからの影響。金融側のマネーゲームで不安定化。力関係が崩れる。好ましくない。文化システムからは労働力への影響。人々の仕事への意識。3K労働の忌避。外国人労働者の受け入れ問題。倫理面の影響。企業は雇用と所得を生むなら倫理的でなくても良かった、人権や環境意識消費者意識が高まりあらゆる面で倫理的であるように。労働条件や平等化。グローバル社会への貢献。地域住民や消費者への配慮。CSR。企業の社会的責任を。消費活動だけでなく産業活動も下位システムの影響が。産業システムが他の下位システムに。消費システムとの関係。消費と産業。財サービスや代金のやり取り。消費者から産業に影響を。実は産業側が作った時点では消費者が望むかどうかわからない。結果として受け入れる。色んな例が。電化製品。元々は特に消費者向けの技術でなかったものを消費者向けに。電気冷蔵庫。最初は家庭用ではなかった。ものを運ぶ上で。ある程度出来たところで消費者にも。CS放送。通信衛星を利用。消費者向けではないが余力がたくさんあるので利用して消費者向けに放送。他にも沢山。消費者の欲求にあわせて作ったのではなく技術の進化によるもの。Internet。消費者向け?元々は軍事用、次に企業が。産業側がイニシアティブを取って消費者に製品を提供し受け入れることが少なくない。産業側がイニシアティブを。他の例。低価格の商品を。消費者は安いに越したことはないが、安ければよいわけではない。激安商品を。逆に高いものを作る。消費者の自尊心をくすぐって買ってくれる。価格の上げ下げに産業界がイニシアティブを。環境関連。配慮した製品を企業側が率先して作る。消費者も行えるが製品を作ることは消費者が出来ない。企業側がアピールを。第3の消費文化では。消費と産業の相互作用。不確実な要素。
産業が下位システムに与える影響。消費者以外にも。あまりにも例が多い。産業というのは色んな下位システムに供給するのが基本的役割。新技術を開発して利益を上げるため学術研究システムに働きかけるなど。産業側は積極的に。それだけではない。産業は好ましくない影響も。公害や大量の資源消費。人員削減など雇用状況の悪化。再生産システムへの影響。グローバル社会システムへの影響。企業の寄付金による文化事業。グリーンコンシューマー。地域経済の活性化。社会貢献。産業システムは工場やOfficeに閉ざされていない。様々に影響を。システムに着目して。現代の消費社会と産業社会。