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天地。#類語新辞典

天と地。比喩表現として「両者の間に天地の差がある」と使うこともあり、この場合は「てんち」と読む。「天」の方はまだ良いとして「地」とされた方は難儀である。そりゃあ「天」の方が広いのは事実であるが、踏み締める「地」も無ければ宙ぶらりんで困るだろう。「地」があってこその「天」なのである。違う読みとして「あめつち」がある。天地の神に祈る、などと用いられる。なお「天と地と」と言う海音寺潮五郎氏が書かれた歴史小説がある(平成初期に映画化されたのは覚えている)。戦国大名の上杉謙信が主人公である。