ーーーー講義録始めーーーー
【図1:階層型LAN構成モデル】
Internet
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│ Router │ ← 上位層(バックボーン)
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│ Switch │ ← 中位層(集約スイッチ/バックボーン)
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│Switch │ Switch │ ← 下位層(アクセススイッチ)
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│端末A/B/C等 │ │ファイルサーバ│
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ネットワーク設計では、取り扱うデータの種類と通信量、スイッチ配置、通信規格(10/100/1000BASE‑Tなど)を考慮し構築します。テキスト中心の通信はデータサイズが小さく短時間で完了するため帯域幅への影響は少ない一方、動画や音楽など大容量データは長時間帯域を占有し他通信に影響します。大容量通信を多く扱うサーバーは上位層スイッチ近く、かつ高速通信規格対応機器へ接続することで、論理通信路の帯域を確保し通信効率を最適化できます。