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Cat5e~Cat7 LANケーブル比較(身近なネットワークサービス第7回)#放送大学講義録

ーーーー講義録始めーーーー

 

【図1:LANケーブル(ツイストペア)の分類表】

 

有線ネットワークではEthernet規格に準拠したツイストペアケーブル(UTP/STP)が用いられます。ケーブルは4対(8芯)の導線を撚り合わせて構成され、カテゴリー番号が大きいほど対応周波数と通信速度が高くなります。

  • Cat5e以上が家庭・オフィスの100BASE‑TX(100Mbps)/1000BASE‑T(1Gbps)に対応。

  • Cat6A以上で10GBASE‑T(10Gbps)通信が可能。

  • Cat7以降は全対シールド(STP/S/FTP)構造でノイズ耐性を強化し、Cat8では25〜40Gbpsの超高速伝送を実現します。
    すべて後方互換性があり、新規ケーブルは旧規格の通信にも使用可能です。