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関係性重視の学校運営法 #放送大学講義録(学校と法第15回)

ーーーー講義録始めーーーー

 

では、コンプライアンス徹底を前提として、実際の学校運営はどのような考え方に依拠すべきでしょうか。

多くの教員は教育実践において「関係性」を重視します。これは児童・生徒のみならず、保護者や地域住民、他の教員との関係にも当てはまります。大部分の教員は学校を準家族的組織文化の場と捉え、愛情や情熱、信頼といった情緒的要素を基盤に、話し合いによる関係構築・修復を基礎として日々の教育活動を展開します。ただし、この「多くの教員」という表現には、現状で具体的な調査データの裏付けが示されていない点にご留意ください。

1987年に教員養成審議会が答申した『教員の資質能力の向上方策について』でも、児童・生徒の成長・発達理解や教育的愛情といった情緒的資質が教員に求められる事項として繰り返し挙げられています。

また、教員出身の管理職は、現場で培った経験主義的手法—関係性重視の手法—を学校経営に適用しようとします。「学校・家庭・地域社会の連携」が今なお経営の中核にあるのはその表れです。

さらに、教育基本法改正(2006年(平成18年))において第13条「学校、家庭、地域社会は、それぞれの役割と責任を自覚し、相互の連携及び協力に努めるものとする」が明文化され、関係性重視の経営・実践に法的根拠が与えられました。

 

 

 

 

 

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