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たばこと塩の博物館の展示がすごい:江戸・昭和のたばこ店ジオラマと「塩の世界」学べる常設展を徹底解説 #放送大学講義録(博物館教育論第2回その2)

図2-1,図2-2 については申し訳ないが創造で補ってほしい。

 

ーーーー講義録始めーーーー

 

展示の工夫とジオラマの活用


印刷教材第2章の図2-1と図2-2には、展示室内の江戸時代と昭和期のタバコ店のジオラマによる再現展示の写真があります。

 

江戸時代のタバコ店(図2-1)
江戸時代のたばこ文化を扱うコーナーでは、当時の本所界隈(現在の墨田区周辺)のたばこ屋を再現した展示が設けられており、図2-1のジオラマでも、刻みたばこを扱う店の仕事ぶり(刻み作業など)が表現されています。
図2-1の店内では、向かって左側の男性である店の親方がタバコの葉を包丁で細く刻んでいます。
また、展示では、ジオラマや実物資料の理解を助けるために、映像・デジタルコンテンツ等による解説を組み合わせ、来館者がより詳しい情報にアクセスできるよう工夫されています。

 

昭和期のタバコ店(図2-2)
図2-2の昭和期のタバコ店は、昭和の街角のたばこ店の店先を再現し、タバコ店のショーケースや自動販売機など、当時の店舗の要素が分かるように構成された展示です。

 

塩の常設展示
一方、私たちに欠かせない塩に関する常設展示室「塩の世界」では、「世界の塩資源」「日本の塩づくり」「塩のサイエンス」の3コーナーで、塩資源や製塩、塩の性質や役割を、実物資料・再現展示・デジタル解説などを組み合わせて紹介しています。
たとえば、岩塩でできた彫刻(「聖キンガ像」)の展示や、日本の塩づくりを示す「釜屋」の移築・再現展示などが確認できます。
さらに、「塩のサイエンス」コーナーでは、塩の特徴や役割を科学的に理解できるよう、容器を装置に置くと原料・産地・製法などの情報が表示される仕掛けも用意されています。

このように、タバコと塩の博物館の常設展示室は、コレクションである古今東西の様々な実物資料を、模型・写真・映像等と組み合わせて、研究成果による解説とともに、学際的な展示で構成しています。

また、塩の常設展示室近くには、「塩のパソコンクイズ」や「塩の映像ライブラリー」といったコンテンツがあり、複数台のパソコン等で体験しながら学べるようにしています。
あわせて、子ども向けの学習企画(夏休み塩の学習室等)も継続して実施されており、自由研究のヒントになるような学習支援が意識されています。