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今年の漢字。

今年の漢字は「令」と発表が為された。ある意味で鉄板の結果である。今年4月1日に新元号が「令和」と発表されたことは日本国民を驚かせた。誰も予想はしていなかったし、日本の古典たる万葉集から採用されたことも画期的だった。それまでの元号は全て漢籍から採られていた。平仮名と片仮名は漢字に由来し、その漢字は中国から伝来されたものなので、必然的にネタは漢籍からになっていた。今後の元号も日本由来のものになるかどうかは、100年単位のレベルでみないといけない。天皇がそのままでも元号をコロコロ変えるのもよいのかもしれないけれど。その前に次世代が居なくなり皇室がなし崩し的に消滅してしまうこともあり得ることだと思う。マスコミでは語られないけど。

「赤頭巾」と「狼」のラビリンス(政治学へのいざない第5回)

庄司薫の小説を全編読んでいないと訳が分からない話だった。面白そうなので読んでみたいとは思うけれど。

 

戦後の表象。一点突破と全面展開。60年代後半。大きな安定と一定の反乱。学生運動。庄司薫。80年以降の完黙。徹底的な影響。薫くん。古典的文体を破壊。口語体的な話法。都会的センスに満ちた話法。世界同時革命にも思える文体革命。戦後の青春の定点観測を語る。世間から姿をくらます。「狼なんかこわくない」。21歳の誕生日を前に。01年から20世紀が始まるという数え方に従う。10代の総決算。20世紀への拘り。年代の表現。洋風の世紀派と和風の元号派との緊張関係。最近は希薄化したけれど。理解の範疇を超えている?戦争の責任を巡るイデオロギー対立と密接不可分。20年815を境として。それ以前の日本を加害者として総否定。軍国主義日本、ファシズム日本。昭和20年と書く元号派?60年代安保。昭和33年の機関紙。元号派への揺らぎ。一定の法則が。60年をメルクマールとして元号派から西暦派へ。大学闘争の激化。昭和30年代というくくりでは表現できない。1960年代というくくりで。60年安保闘争前夜から70年安保前夜まで。胸で感じたことは60年代という価値の転換点。西暦派として確立。60年が決定的刻印を。小説を書くことは理屈とは無関係?60の会。東大出身者の学習会。60という機関紙。10枚ほどの短い小説。情熱体というべきお喋りはズレをつけつつ若さという体験。自己体験らしきあることないことの波状的展開。入れ子の構造。文章のテンポの変容。海のような男に。森のような男に。寄せては返す言葉の波。韻を踏む手法。ボクを取り囲む。地平線がハッキリと弧を描く。すべての男たちが戦い諦める。死んだように横たわる。誰かを待つのかもしれない。狼にはいかなる立ち位置が?狼はエッセイ風。世紀派の現象に。赤、黒、白、青という薫くんが語り手の小説の。書き上げて薫くんを引っ込めるつもりだった。やけに日付が明確。庄司薫の日付への拘り。文章作法の側面。朝、もしくは午前中に始まり、エンディングは夜中に。序破急のリズムに変容。庄司薫というペンネームごと。また退却宣言?狼は10年間何をしていたのかを書くはずだった。作品集の無いヘンテコな10年間。喪失という作品集には、それぞれの春休みに書いた3つの作品が。喪失を2度書き。著者が設定する世界。世界の時間軸における可逆性が浮かび上がる。60年を結び目にして時間軸を行ったり来たりする仕掛け。からくりそのもの。からくりを如何に読み解くか。狼は政治学のテキストとして読み解くことが可能。岡師の「政治」。政治の循環過程を。明らかに70年前後の烙印を押された政治学のテキスト。狼は第五列的立場。誰が味方で敵か判然としないが、だからこそ政治学に。どのように読むべきか?中公文庫バージョンや新潮文庫バージョン。著者ならではの。赤と狼。カバー写真が高いところにあるマンション近くにある、著者の全身の肖像。間違い探しを著者が仕掛けている。海の匂いや森の香りを懐かしむ。疲れた人が思い出してくれる。赤の著者と狼の著者。狼を封印した?様々な形で犬死しないために。加害者として存在せざるをえない、自己抹殺、他者否定へ向かう危険性、現在そのもの。平和の最中の自己形成の困難。すべての問題に違いない。狼は赤の双子の兄弟であるかのように。好きあらば食べてしまおうという狼に仕立て上げる。著者は赤の執筆の由来を。早春の日々を独りぼっちで書いていた。書き続けていると爪を剥がしたかのよう。薫くんの実態に迫る。ボクが生きる様々な方法の1つとして、象徴的方法を考えた。50年生まれのあいつ、もしくはボク。学校群以前の最後の日比谷高校。しかも東大入試中止にぶつかった。私は小石川高校の学校群第1期生。我らの文学として興奮。複合的な目線がラビリンスを形成する。いつの間にか狼的ラビリンスに。幾重もの20歳前後の青春に。古典的青春論への疑問を。努力すればするほど他人を傷つける。青春の真っ只中で、純粋を喪失する。新たなテーゼは自己否定に走る。シュバイツァーの生涯が悲壮感を与えるように、何らかの行為は必ず何処かで他者を傷つける。自己否定の論理を突き詰めると、現実否定へと転化する。自分に対して批判的に立ち向かい、他者については寛容にあろうとしながら、他者否定と自己否定を拡散しようとする。思い出そうと努力する。狼は青春のメカニズム?喪失を書いた20歳前後のボクの生き様に特定化。4部作が立ちはだかる。全共闘運動に批判的。全共闘運動の論理。全共闘の存在そのものが狼の中に輸入。自らの青春論の位置づけ。昭和20年8月15日。戦前日本の自己否定が他者批判の欺瞞に。純粋戦争体験世代からの批判に微妙な違和感を。他者否定のニュアンスを持ってしまう。著者は単純に戦後日本を肯定しているのではない。先ずは個人の満足度を確認して日本に至る。何故逆転の発想に?高度成長と個人との一体感を信じられない。情報社会の到来が。狼の中で警鐘を鳴らそうとしている。20世紀を通じての、絶対的価値の一斉崩壊。基準を為す価値観が絶対性を失っている。情報洪水は質の問題に転化する。大人にならねばならないという固定観念の崩壊。成熟の為に必要な知識の獲得、古典的青春を生きることを阻まれる。怨念は現実をもたらした人類の歴史の拒絶反応を。戦後日本と個人との発展の関係。個人の裕福あっての高度成長。生み出す情報化社会は若者を幸福にしない。事態は今日明らか。問題の主題は誰でも知っている。情報洪水などは今日当たり前の話でも、かつての議論は今はすべて当たり前。庄司薫は林達夫という知識人と出会う。色々な生き方について書いている。林達夫の「共産主義的人間」という本の解説で、日付に着目したいと書いている。狼を通底するテーゼ。犬死しないための方法。赤ずきんちゃんにも出てくる。逃げまくる方法。若々しさはバカバカしさに。庄司薫は逃げ薫という評判を、そういう願望。四部作は終わりのないものに。狼もまた終わりのないエセーと見ることが可能。今は時間軸が不可逆的に。逃げ薫という評判の確立に成功する。緘黙という状態にある。その後の世界を情報化という形で語り続ける。

 

政治学へのいざない (放送大学教材)

政治学へのいざない (放送大学教材)

 

 

服従。

ミルグラムという社会心理学者が63年にある実験の結果を学会誌に発表した。俗に服従実験とも呼ばれる。ある被験者は別の者に電気ショックを与える。といってもサクラで、電圧を上げる度に苦しむ演技をするだけだが、あまりに苦しむので普通は電圧を上げるのを止めると思うのだが、実験を主宰する者は電圧が危険な範囲になっても、実験に必要なのだがら電圧を上げろと指示を出す。大半の人間は最大限に電圧を上げるという結果が出た。指示された行為がどんなに非人間的なものでも、人間は服従する動物だという帰結が導かれる。かくしてナチスNazisのホロコーストHolocaustも行われたのであろう。今では倫理的に問題とされる実験かもしれない。

反社会的勢力。

最近、銀行に預金口座を作る機会があった。空いている時に行ったのでスムーズsmoothに事が運んだのだけど、色々と手続がある。コンプライアンスcomplianceが喧しくなったので無理も無いのだが、自分が反社会的勢力に属していないのかどうかも申告をした。無いことの証拠なんて論理的に出せないから自己申告でしかないけれど、仮に関係していることが分かれば、口座を凍結しなければならないのだから確認を要するのであろう。ところが、反社会的勢力につき定義が難しいなどと閣議で決定をしたとのこと。要はそういう勢力が無いことにしたいのだろうか?人権侵害が起こる可能性がある等と主張する人間が居た(今も居るかも)ので、今更ながら人権意識に目覚めた?のだろうか。背景が正直なところよく理解が出来ないでいる。

人的資源マネジメントと雇用平等、ワーク・ライフ・バランス、非典型雇用(労働法3)(技術マネジメントの法システム第5回)

今や正社員という典型雇用の方が少なくなっている。柔軟と言えば聞こえが良いが、保護に欠けるという面があるのかも。

 

雇用平等、ワーク・ライフ・バランス、非典型労働。
雇用平等。近年に重要。労働基準法3条。賃金については4条が。女性であることを理由として。能力や実績で差をつけることは禁じられていない。他方で賃金以外の差別は男女雇用機会均等法により禁じられている。中高年。一旦退職すると再就職は厳しい。一括定期採用などの例外。障害者雇用促進法。平成25年の改正により、雇用における障害を理由とする差別取扱が禁止される。合理的配慮をするべき。雇用の場における男女平等。均等法が大きな役割。昭和60年に制定。改正によって多くの規定が禁止規定とされる。募集採用。均等な機会を。配置昇進教育定年などの様々な場面で性別を理由とする差別を禁止している。解雇などの不利益取扱いも。実質的に性別を理由とする措置も禁じられる。間接差別の禁止。募集採用について業務上の必要性がないのに身長体重の条件を。使用者が女性労働者の機会均等をするために一定の配慮や優遇をするのは直ちに違法とはならない。ポジティブ・アクション。職場におけるセクシャル・ハラスメントの禁止。防止措置を。適切な対応をする義務。被害者は加害者や使用者に民法上の損害賠償を請求できる場合も。
ワーク・ライフ・バランス。仕事と生活の両立、調和。少子高齢化の進行。介護などの両立の問題。育児や介護だけではなく、地域社会への参加など個人生活の要素で。育児介護についての育児介護休業法。子供を養育する労働者に。満1歳になるまで。介護を要する家族がいる場合、93日まで介護休業が。男女を問わずに取得できる。事業主は休業の申し出を原則拒む事ができない。不利益取扱いも禁止。反面、賃金の支払い義務がない。育児休業給付や介護休業給付。仕事との両立の為に様々な規定を。3歳未満の子供の養育の為に短時間労働を。女性の妊娠出産機能の保護。産前産後休業。6週間に出産予定の。出産8週間まで。
非典型雇用。典型的でない雇用。典型的な雇用とは?いわゆる正社員として期間の定めのない労働契約。終身雇用、長期雇用の慣行が。年功賃金。上昇の仕組み。日本型雇用慣行。変化していると言われているが、長期雇用は大きくは揺らいでいない。非典型雇用が増えている。形態は様々。有期労働。短時間労働。パートタイム労働。派遣労働。雇用の不安定さが問題。労働契約に期間の定めがある場合、契約期間がすぎれば雇用されない。労働条件にも差があり、合理的に説明できないことも。格差の問題。形態別のルール。
有期労働。労働契約に期間を定める。期間途中は双方が解約できない。使用者も基本的に解雇されない。労働契約法17条。やむを得ない理由はあるが、かなり限定的。労働者の方も基本的に解除しえない。契約期間は長くても3年まで。一定の専門的知識を有する労働者や60歳以上の労働者は最長5年まで。不当な拘束の防止。雇用に期間の定めがあることの不安定性。有期労働契約は当然に終了するのが原則。雇用は不安定となりがち。実際には繰り返し更新されるので、その期待を持つことが少なくない。雇い止めの通知を受けた場合。実質的に見て定めのない契約と同視される場合、期待するのが合理的であることときには、基本的に雇い止めが許されないとしている。労働契約法19条。雇い止めの制約。労働者が締結の申込みをした場合に合理的理由がなく、これまでの内容で同意したものとみなされる。契約の更新がなされたことになる。平成24年の労働契約法の改定。無期労働契約に転換。労働契約法の18条。より安定的な労働契約への移行。同一の使用者との間で少なくとも1回更新され、通算5年を超える場合、申込みをした場合は使用者は承諾したものとみなす。期間の定めのない労働契約が締結されたものとみなす。契約と契約との間に一定の空白があった場合はゼロからやり直しになる場合がある。クーリング期間。6ヶ月以上である場合などに。空白期間の前の期間についても問題。厚生労働省令。有期労働契約で働く労働者は一定の条件で無期労働契約への転換を求める権利が。必ずしも正社員と全く同じになる訳ではない。勤務地や職種の限定は無期転換後も。無期になった後に定年制の規定を設けることには合理性があることも。処遇について就業規則等を作っておくのは重要。
有期労働契約においては不合理な労働条件が禁止されている。労働契約法20条。期間の定めがある場合には人材活用などに影響が。不合理な労働条件の格差があることも。不合理なものと言えるかどうかは職務の内容を考慮。担当している業務の内容だけでなく、責任の程度も含まれる。職務の内容や配置の変更があるかについても。様々な職務をさせることで人材活用を。様々な要素に照らして不合理とされるかどうかを判断する。ケース・バイ・ケースで。通勤手当などは特段の事情がない限り不合理とされる。
パートタイム労働。家庭の主婦など。個人的な事情に合わせて働く。正社員との労働条件の格差やキャリアアップの問題が。短時間労働者法。パートタイム労働法。短時間労働者という用語。同じ事業上の通常の労働者に比べて所定労働時間が少ない者。平成25年1月現在改定の準備が。平成25年現在。パートタイム労働法8条。待遇面での差別を禁止。同視出来る。職務の配置が同一であるなどの要件。短時間労働者であることを理由とした。賃金に関する。9条1項。職務の内容や成果、意欲、能力などを勘案して通常の労働者との均衡を考慮しつつ決定。ただ努力規定。キャリアの向上の為に。正社員転換の試験制度など。
労働者派遣法による派遣労働の規制。日常的には様々なものが。派遣元事業主と派遣労働者に労働契約が。派遣先事業主は指揮監督のみ。労働力の需要と供給をマッチングさせる。平成24年の改正。日々派遣は原則として禁止。制定以来内容は大きく変化している。派遣事業の実施についても規制。許可や届出。すべて常用である場合は特定労働者派遣事業として届出のみで。一般労働者派遣事業は厚生労働大臣の許可が必要。登録型派遣。派遣されて働く間だけ労働契約が成立する。様々な法的義務。派遣元は雇用主として責任を負う。派遣先は派遣労働者に指揮命令を。受入期間の制限。労働者派遣が長期間行なわれ雇用に悪影響を出さない為。派遣可能期間は過半数代表者の意見を聞いて。現在再検討。派遣可能期間を超えて受け入れることが出来ない。続けてもらうためには直接雇用の申出を。平成24年の改定により、直接雇用を申込んだものとみなす規定が。派遣可能期間の制限を超えた派遣の受け入れ、偽装請負など。派遣先が知らなかったことについて過失がない場合を除く。労働者が承諾すれば直接の労働契約が成立。

 

技術マネジメントの法システム (放送大学教材)

技術マネジメントの法システム (放送大学教材)

 

 

社交性。

検査の結果、私は自閉症で発達障害らしい。らしい、と書いたのは受けた検査が全面的には当てにはならないから。仮にそうだとして、社交性に欠けていると一般には考えられている。ところが高校や予備校、大学の前半部分では、社交性がないとは周囲から思われなかったようだ。発達障害の特性を持つ人間が多数いる環境では、対人能力について許容度が高いせいもあったのかもしれない。今は社交性があるかを一般的に考える必要はないと考えている。要は周囲の人と上手くやっていければそれで良いのではと。ちなみに大学時代からの友人からは、出会った頃に比べて成長したね、と言われた。ううみゅ。

ゴミ集積所。

通勤の為に自転車を漕いでいてゴミ集積所を通りがかると、数匹のカラスが生ゴミを啄んでいる。対策の為の網をかけていなかったようで、ゴミ袋に穴が開きゴミが散乱している。少し生臭い臭いもする。収集の後の清掃は大変だろうが、ゴミを集める作業員にしてみても災難である。まさか放っておく訳にもいかない。数年前に仕事の絡みで作業員さんと話をしていて、愚痴をこぼしていたのを思い出す。ゴミの集積場所のすぐ近くにある家屋も困ると思う。大抵は網を用意していて、ゴミを出す人もキチンと網をかける。最近はゴミ袋を括らないで出す人も居ると聞いたが、常識が通じない人が増えているのだろうか。