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部活動と体罰問題 -なぜ体罰はなくならないのか-(子ども・青年の文化と教育第6回)

私が居た頃の高校では体罰があったという話を聞かない。体育会系文化では軟弱な人間ばかりが育っているはずである、然るに硬派な人間も結構いる。人間を育てるのに体罰は必須ではないと少なくとも言えると考える。

 

冨江英俊。部活動と体罰問題。中学や高校の運動部活動とその中での体罰。運動部活動は達成感がある、友情が芽生えるなどのメリットが。思い出も多い。熱心な指導の顧問の先生を。見ることが好きな人も多い。全国大会に進出する。活動の中での体罰。痛ましい事件が度々。岐阜県の高校で日常的に暴力行為を。遺書を残して自殺。85年。12年12月に桜宮高校。平手打ちの体罰を苦にして自殺。体罰は学校教育法で禁じられているがなくなっていない。
私がなぜ運動部の体罰に関心を。体育大学に。学生と日常的に。大半が体罰を肯定的に。殴るけるにまみれている世界が素晴らしい?理屈では分からないという話を何十回と。学生と共に考えてきたことを。
体罰の定義。学校教育法11条で禁じられている。教員などは文部大臣の定めるところにより懲戒を加えることが出来る。制裁を加える意味。体罰は禁止。体罰と懲戒の違い。文部科学省のホームページ。個々の事案ごとに。主幹のみでなく客観的要素を。身体に対する侵害。特定の姿勢を長時間して苦痛を。定義だけでは分かりづらい。13年3月に懲戒との違いの例を。運動部活動以外にも。体罰の例。平手打ちにする。頬をつねる。教科書に残留してトイレにも行かせない。正座で授業を受けさせ苦痛を認めない。認められる懲戒。起立させる、清掃活動を。試合に出させない。指導に反抗して足を蹴ったので体をキツく押さえるのが正当防衛。調査研究報告書を。体罰と指導の例を。バレーボールでレシーブの指導の位置方法であるのを説明した上であちこちの方向からボールを。受け身を反復させる。野球の試合でスクイズの失敗で翌日はスクイズの練習を中心に。体罰の例。殴る蹴る。絶えられない肉体的精神的負荷。熱中症が発症される状況で水を飲ませない。まいったと意思表示しているにも関わらず攻撃を続ける。懲戒と指導と体罰の境界線は曖昧でグレーゾーンの事例は多い。スクイズの練習は指導?無意味な反復行為と紙一重。教師が圧倒的な権力を持つ状況で正当防衛と言えるか疑わしい場面も。体罰の一応の定義。グレーゾーンが多く主観的な面が大きい。第三者が見れば体罰でも、加害者や被害者が指導という意識を持つことも珍しくない。
運動部活動における体罰の実態。アンケート調査。大学生に運動部活動の体罰について。中学高校に運動部活動を行っている、06年から07年にかけて。講義に出席している500名以上の大学生に。女子体育大学と共学体育大学は9割。総合大学は6割程度。体育大学に入学した生徒が対象。部活動加入者には途中退部者も含まれる。中学では6%高校では3%。同様に分析対象に。何を持って体罰とするか。先行研究での定義や予備調査としてのインタビュー調査の内容から。体を殴ったり蹴られたり正座などを。体罰経験とする。どの程度の生徒が。体罰経験の割合。一つでも。中学で39%、高校で42%。経験で大きく変わる。具体的な内容を自由記述で。10人程度が書いた。違う高校の先生が試合で出来ないと髪の毛を。サッカーの先生が飛び蹴りを。1時間以上正座を。首を絞められた。往復ビンタが当たり前。ボールを顔に。顔を足で蹴られる。竹刀を持っていて答えを間違えると叩かれる。サボっていたことがバレて殴られた。雑誌が見つかり鼻血が出るまで殴られる。自分の学校では経験ない?もっと強烈なことがあった。殴る蹴るで強くなれた、今の子は忍耐力が足りないと。どのような特徴の部活動で?坂本英雄「体罰の研究」。言葉を軽視して体で覚えることを重視。勝利至上主義。根性主義。増本直史。戦前の戦う軍隊の精神性が続いている。年功序列主義などの精神文化。先行研究を参考にして主義や体質を聞く。入賞したい、レギュラーになりたい。練習活動は苦しいを根性主義。先輩後輩関係を民主的な。体罰経験との関連。中学校の部活動で先輩後輩関係が厳しかった。全く当てはまらない場合は26%に。勝利至上主義、根性主義が強い、民主的でないところほど体罰が。先行研究とパラレル。体罰がなぜ起こるか。体罰の経験と意識との関連性。学校文化で部活動が持つ意味。体罰の経験と意識。絶対許せない、時としてやむを得ない、体を張って教えないといけない。高校時代の体罰経験と体罰意識。傾向として体罰を経験した人ほど肯定的。経験した人の方が体罰が良いと考える人が多い。類似の調査でも同じ傾向が。正の相関になることが体罰を考える上でポイントに。イジメ。30年以前から自殺者が。いじめを受けた人が肯定的に捉えることは殆どない。一方で体罰の方は被害者の方が肯定的に捉える。アンケート調査で体罰に関する意識を自由記述で。10人分くらい。ちょっとしたことは体罰とは思わない。指導の一つ。本当の信頼関係が築けていれば。社会に出ることを考えたら体罰は騒げない。私の時代はそれが普通。全国大会に行けない。先生の愛情が感じられるなら良い。先生の人間性にもよる。言葉の暴力も。どちらかといえば肯定する意見が多い。体罰の実態についても意見が分かれるだろう。とんでもないかも。最初に主義主張有りきで調査をするのではないが、幾つかの大学で講義をしていて良く聞かれる。基本的には体罰はあってはならないと。大体察しはつくだろうが。体罰はいけないと叫ぶだけではいけない。
なぜ体罰が起こるのか。運動部活動は学校活動の一般。学校文化の影響も。学歴獲得競争が基本となる構造は変わっていない。良い高校良い大学への入学が基調。模範的生徒ほどその傾向が強い。競争に勝つために必要なことは学力をつけること。もって生まれた能力は努力すれば報われるという前提で。当事者の生徒もこのような前提は甚だ怪しいと気づいているだろう。能力の差もあるし経済力の差も。学校の指導は努力すれば報われるというMessageしか出来ない。運動部活動にも影響。学校を代表したチームに。団体競技では上手な者が試合に出て勝てば全国大会に。大変な競争の社会。この仕組は当たり前?理屈としては次のような活動も。レクリエーション的なものとしてスポーツの上手い人も下手な人も様々なスポーツを楽しむと。このような形は努力志向と親和的ではないので普及しない。勝つために努力するのは必要だが、競争主義的に偏っている運動部活動が少なくない。更に学歴獲得競争から運動部活動に影響を。入試におけるスポーツ推薦制度。高校入試や大学入試の最近の傾向。推薦入試。スポーツ能力を評価する大学は増えている。インターハイ出場などの競技実績など。場合により保護者の方が積極的。体罰の指導があれば本当に強くなれる?強豪校で体罰が多いことは傾向としてある。体罰をすれば強くなる?中学高校を取り巻く現状から体罰が起こる素地があることが。
これからの体罰をどう考えるか。桜宮高校の事件が起こり、教師は酷い先生だとマスコミが。どうやれば体罰は無くなるかの議論が。重要だが少し疑問。運動部活動の体罰はなくならない、乱暴だが。指導か体罰かのグレーゾーンが。学校全体を覆う文化が。自分のレベルで楽しめるはずのスポーツを競争主義的に。少しのことでは崩れない。其上で誰が見ても体罰だという事例は限りなくゼロに近づけるべき。まどろっこしい?情報量がない?運動部活動の中と外、体罰賛成派と体罰反対派をつなぎ体罰の減少に。そのためには?対話することが重要。無くすにはどうしたら良いか考えるのは理にかなっているが、当事者にとっては体罰をやっていたというだけで業績を否定され、経験者でない人に理屈で言われたくないという経験主義に走ってしまう。対話が閉ざされると何が体罰かという議論はタブー視され地下に潜り続いていくのでは?体育大学での体育会系文化。独特のものがスポーツ界には。言葉には出来ないが。ハッキリとした人間関係。明確な努力志向。可能な限り当事者のリアリティを理解する、肯定することとは違い。ダメなものはダメだと考えることが必要。スポーツ界において規律を正して体罰をなくそうという運動はある。体育大学では効果的な指導を考えているが、本質的には何が変わっているか?体罰ができなくなったので今は我慢していると。このような運動部指導者は無能とは言わない。殴るけるを経て強くなったのだから。誰が見ても体罰だという事例を限りなくゼロにしていく。

 

子ども・青年の文化と教育 (放送大学教材)
 

 

 

2019年版ポケット教育小六法

2019年版ポケット教育小六法

  • 発売日: 2019/04/10
  • メディア: 単行本
 

 

 

 

 

 

 

教育の理念と思想のフロンティア

教育の理念と思想のフロンティア

  • 発売日: 2017/04/01
  • メディア: 単行本
 

 

慎みのなさ。

「慎」という漢字で私が連想するのは石原慎太郎氏である。知らない若い方々も多いと思われるが、東京都知事として良くも悪くも存在感をお持ちの方である。石原裕次郎を弟に持つ。その裕次郎の方も知らないだろうけど、石原プロを立ち上げた方であるが既に石原プロもない。と何だかんだ書いても脈絡もないので検索をすると公式ページを慎太郎氏はお持ちである。その中に「日本よ!」というコラムらしきものがあるので読んでみて驚愕した。なんとトランプ元大統領を批判して地球温暖化が問題だと書いていらっしゃる。何という慎みのなさ、じゃなかった慎みのあり方であろうか。「慎」の文字通りに慎みがないなどと言われていた往年の輝き?は無くなってしまったのだろうか。石原慎太郎氏におかれては輝きを復活させ現都知事に噛み付くことを期待したい。

小青竜湯の集中投与の弊害。

昨日の午後になってから鼻がグズグズするようになる。それは時折ないわけでもないのでそれほど心配はしていなかったが、夕方になるとクシャミが出るようになる。そして身体にシンドさが募るように。これではいけないと思い、ドラッグストアでツムラの小青竜湯を購入して服用する。

1日2回服用することと書かれているが、あまりに酷いので4包のむ。それでもシンドいので早々に床に就いたのだが今度は眠れない。iPhoneをイジったが相変わらずなので読書をする。眠れたのは日付が変わってからだった。やはり生兵法は怪我の元である(まあ怪我ではないけど)。幸い今朝は早起きしなくても良かったので7時半前まで眠っていた。今日は朝から調子が良い。やはり早々に薬を服用するなど対処するのが肝心であるのを改めて感じる。

地球温暖化と人類社会(総合人類学としてのヒト学第15回)

科学者が政治的性格を帯びているのはどの時代でも変わらないような気もする。s

 

高倉浩樹。地球温暖化と人類社会。人類世という視点。恐竜が現代に蘇る映画、ジュラシック・パーク。ジェラシック。ジュラ紀という2億年前から1万4千億年前の時代のこと。地質学的な時代区分。現代は約1万年からの完新世。これに対し18世紀後半から人類世と名付ける考えが。人類の時代。訳語については違うことも。そこに人がつけられるのは人間の驕り?地表面の30%から50%は人間活動で人類により変わったとされる。地質を特徴づけるのは人間。18世紀後半は産業革命。蒸気機関の発明など。地球の気候にも足跡を。北極や南極の氷が手がかりに。氷河から取り出された氷には過去の空気が。あらゆる場所で都市化が。化石燃料。量の多い窒素、農業用の肥料が生産。20世紀終わりにはフロンガスが環境問題に。人の活動が地球の物理に影響を。地球により巨大。20万年前の更新せ。氷河期。完新世が始まった1万年前は広い意味での温暖化が。そうした延長の中で人類世に。地球温暖化、気候変動問題とヒト学。
そもそも現代社会で問題となる地球温暖化はなぜ生じたか。発電所で石油燃料を燃やした時にでる二酸化炭素が空気中に。物質の循環の中で人間が。アスファルトなどの文明。自然から切り離された。あくまでも地面の上に。雨が降ったり風が。台風や豪雨、地震。自然の脅威そのものは消しされない。生態系の中に埋め込まれたのに対し、1万年前からはローカルな生態系を。農耕の発明。田んぼ。自然のように思えるが、野生の中では存在しない。栽培し品種改良の稲が独占的に。とても人工的。様々な鮒などが生息。ある意味で生態系。大都市は気温が高い。ヒートアイランド現象。土地構造物の排熱で人工的に気温が高くなる。水や空気の流れの循環を人工的に。文明社会は自然を支配できていない。ビルは風雪を遮ったりするが、ローカルな生態系と循環システムは地球の一部に過ぎない。日本の局所的なゲリラ豪雨。人が想定した以上の物質循環が都市生態系を襲う。地球温暖化が原因の一つ。地球規模の気候に影響を。
地球温暖化と国際政治。07年にアメリカのアル・ゴアとともにノーベル賞を受けたIPCC。科学者の知見を集める。第5次の報告書。人為的な原因の可能性が非常に高いと。研究されていること。海面上昇、大都市部への洪水。熱波。干ばつで食糧が得られない。湖沼などの生態系が破壊される。生態系からの恵み、サービス。食糧や気象条件。それらが悪化。災害として洪水や干ばつが。矛盾している?この報告は地球全体。全世界くまなく温度は上昇するのではなく平均値が上昇。雨量や雪の量が増えたり。様々な地域で異なる形で現れる。マスメディアを通して情報を知る。新聞の国際面が主に。軍事的紛争や難民問題のように国際的解決が必要。地球温暖化の原因は人現世にある。国家同士が何らかの合意形成をすることが必要。国家の政策を作る必要があり、1国だけではなく国際的取り決めが必要。一方で他の国際問題には無い側面も。地球温暖化の定義や度合いなどで科学者が大きく関わっている。科学者問題が提起。IPCCは代表的存在。国連の中の1組織。活動は地球全体の科学者のボランティアで成り立つ。とても現代的。役割分担をして500人には現在何が分かっているかの報告書の作成を依頼。2000人の査読を受けて何度も書き直す。最終的には政府代表者が集まり作成。IPCC報告書の位置づけ。あくまで現状の科学的知見を整理するもの。政策を立案するための。IPCCをヒト学の視点で。国際問題が起こると国際機構や多国間二国間の会議で。歴史や自然科学の知識が必要。諮問委員会などで学者から知識を収集する。科学者の選択は政策立案者。政治と学問の関係。大きく変わったのが地球温暖化問題。どこかの国が敵で見方という構図ではなく、今後はどうなるか、各国にどのような影響があるかが、科学的知見抜きには得られない。貿易不均衡の是正に学問的知見が。しかし事象自体は政府が。地球温暖化問題は問題自体が科学者の認識が必要。どこの国にも属さない中立的な。IPCC自体は各国政府が政策立案の為の判断材料を。しかし存在自体や科学的知識が政治的なものに。国際政治の一つのアクターになっているのを理解する必要がある。従来は軍事関係が究極だったが、地球温暖化問題は意図的対立ではない、全人類の脅威となる。軍事中心から健康幸福を含む人間の安全保障が重要に。92年の地球サミット。環境と開発に関する国連会議。持続可能な開発。生物多様性条約などが締結。意図を持たない脅威への。なぜ92年か、冷戦崩壊で体制の転換。ベルリンの壁崩壊で東西対立が終わり、ソ連が崩壊。イデオロギー抜きの問題。地球全体に関わる問題には市民組織が。IPCCという科学者の社会組織がその一つに。国際的流れの一つ。現代社会は国家と市民社会のつながりの中で問題を解決する時代に。
気候変動問題と地球温暖化問題とヒト学の関わり。自然科学。気象学や生態学。未来に何が発生するか予測。二酸化炭素の排出量の国際交渉。社会科学が。京都議定書やパリ協定。国際的な協定。批准するに当たり経済活動への影響が。外交問題や経済問題も含めて各国が検討。ヒト学と関係ない?独自の側面が。アプローチの一つは社会科学的関心と共通。社会組織がある。国家の独占事項ではないが、関わるのは外交官だけではなくNPOや企業も。フィールドワーク。当事者と。環境の調査や農村都市企業も現場に。問題の現場も対象。民族的少数者や先住民を熟知している。人権に関わるNPO。国際社会とどのように関わるか。ヒト学の研究者はマイノリティが何を考えているかを。社会現象としての地球温暖化。実際の研究の中では共同研究を。温暖化問題は単に自然の変化だけを明らかにするのではなく影響を研究。地球全体のトレンドだけではなく実際の人間関係を。津波も人が住んでいなければ影響はないかもしれない。降雪で都市機能に麻痺。札幌ではそうならないことが多い。応答する形で社会が出来ている。頻繁に起こる事象には対応できるように。お年寄りか貧困者か、対応にも違いがある。自然の人間社会への影響は細かく見ないと分からない。環境正義。社会的弱者の考え被る被害を少なくする。逆差別?重要なのは想像し対応するのは社会のためでもあるということを忘れてはならない。社会的弱者には誰でもなりうる。社会のあり方を理解し自然科学者の知見を繋げる。異なる歴史的背景を持つ人間社会は異なる環境で独自の言葉遣い、環境を理解する用語を。在来知。ヒト学は独自のアプローチを。文化人類学で。UNESCOでもよく使われている。世界各地で敬虔的に発達させてきた。文化の多様性。持続的発展の鍵。科学的知識と対立的?宗教的知識も入っているが、独自に育んだ自然への認識を。単純に考えるのではなく民間の知恵に着目。日本では春雨。微細な自然現象を。地球温暖化の問題を科学者に頼ると受け身になりがちに。大切なのは人々自身が変化を認識出来るように。在来知といっても万能ではない。外から入ってくる知識と異なる形の認識の枠組みがあるのを忘れてはならない。近年のヒト学は在来知の伝承を研究して地域の多様性を。地域住民の人々の文化の理解のあり方を自然科学者にも理解できるように翻訳する。協力体制を構築。日本はともかく北極圏や熱帯地帯では研究者は少ない。翻訳者という役目をしてきた。現場に密着したアプローチはヒト学の得意分野。在来知を自然科学のデータベースと繋げる。市民が主体的に取り組んでいく。科学的知見の検討を。NGOやNPOの活動。国際会議にも参加。国家を横断する組織でも必要性が。
熱帯のサバンナで進化した人類がなぜ世界各地に散っていったか。適応のメカニズム。この時の自然は背景的条件だった。しかし地球温暖化問題に取り組むことで新しい視座が。自然が変わるのを強く認識。人類社会の工業化が人為的に変えていく。動く自然を対象にした災害人類学。災害は自然の変化。外力のハザードが発動し対応できないことが。自然の外力が発生しても震度1なら大した打撃を受けない。仕組みが何だったのか。東日本大震災では被災地の食料品がなくなった。外部から毎日絶えなく運ばれているということ。社会的本質。人々がどのように繋がっているかを露出する。災害時に本質が見えてくる。災害研究というのは平常時と異常時の二面で自然の動態を理解する。地球温暖化問題。連続的に変化する自然を捉える。自然と文化の相互作用で人類が生きていく幅を。どのような回復が出来るかバリエーションを。性差や年齢差などがどのように関わるか。災害に対してどのような対応が望ましいかを知見として。従来のヒト学は基礎学問だったが、社会工学的な要素はなかった。IPCCの報告書より自然科学的な災害が。復興が可能かどうかが。対応可能な回復力を見つけて政策形成に。
今までと違った視点で地球温暖化問題を。自分の問題として相互関係を。総合人類学としてのヒト学。自然と文化の双方を視野に入れながら。今後は更により専門的な観点で自然人類学などを。人文科学にしても社会科学にしても自然科学にしても。

 

総合人類学としてのヒト学 (放送大学教材)

総合人類学としてのヒト学 (放送大学教材)

 

 

 

 

 

極寒のシベリアに生きる―トナカイと氷と先住民

極寒のシベリアに生きる―トナカイと氷と先住民

  • 発売日: 2012/03/31
  • メディア: 単行本
 

 

 

 

 

 

 

 

容疑者。

犯罪が発生して警察が捜査(稀に検察が乗り出すこともあるが)し容疑者を逮捕する。その際に容疑者の実名が報道されることが問題になっている。そもそも刑事裁判では無罪推定が大原則で、裁判所により刑罰が確定するまでは犯罪行為が実行されたことにはならない(要するにあくまで容疑者に過ぎない)。それでもマスコミは容疑者の段階で実名報道をすることがある(最近では池袋の暴走事故が典型例である)。報道に社会的な意義があるとされるが問題視する識者も。加えて犯罪を犯した者の家族は社会的制裁が加わる(まあマスコミが報道されなくても周囲には知られるだろうが)。これについては東野圭吾先生の「手紙」という小説があるのでそれを読むとビビッドに理解が進むだろう(映画にもなっている)。

 

 

史上初の福岡県に上陸したもの。

昨日の夜に台風14号が日本列島に上洛、じゃなかった上陸したことはNEWSで知る方も多いだろう(今回は京都府は通らないようなので上洛はしないと思われる)。2日前のentryで最近の台風はこれまでにない進路を取ることは取り上げたけれど、今回の台風14号は観測史上初めて福岡県に上陸した。福岡県は形状の上では北側が日本海に接している(なので雪が冬によっては降るそうだ)ので、わざわざ北から南下するような形では来なかった。もちろん台風は通るのだが、陸地繋がりの県を経由してという形である。奇異な進路の典型例と言えるだろう。その後は四国を東に進み愛知県に至っている。これを書いている昼の時点では大して被害の報告が届いていないのには安堵している。それより石川県の地震には驚いた。死者が出たという話は聞かないけど。

運動・スポーツの科学的理解(10) 身体活動・運動促進のためのポピュレーションアプローチ(健康・スポーツ科学研究第15回)

運動をした方が良いといっても理論の裏付けは必要。

 

村上晴香。国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所。身体活動・運動促進のためのポピュレーションアプローチ。健康の維持増進や疾病予防について運動の効果が多くの研究で明らかだが身体不活動での健康を損なうのが問題に。WHOによれば身体不活動でのリスクは第4位。毎日マスメディアでも身体活動に関する多くの情報があるが、運動不足がリスク要因の上位に。実行することの困難さが。必要な身体活動運動をどのようにしたら人々が選択し継続するかの。
健康に対する維持増進や有効性を。前回では国の政策においても施策が実施。健康日本21の第2次で目標値が。健康づくりのための身体活動基準や身体活動指針であるアクティブガイドが。運動習慣形成のための普及活動が。しかし身体活動量は減少の傾向。13年の調査では10年間で減少。男性では。女性よりは多いが。特に70歳以降では歩数の減少が。運動習慣のある者の割合は男性で30%以降。30歳代で最も低い。身体活動運動量増大をする支援を。こういった情報はホームページなどからアンテナをはって最新の情報を。
影響を及ぼす要因。阻害要因へのアプローチ。効果的に行動変容を。成人における関連要因と変数の理論。諸外国における要因の知見。年齢や性別、ソーシャルサポートなど様々な要因が。関連要因は大きく6つの領域に。人口統計学的生物学的、心理学的、行動的、社会的、環境的など。それぞれの項目について関連付けの強さを示す。身体活動とポジティブなら+、Negativeなら-。人口統計学的生物学的統計。マイナスが2つ。身体活動は年齢とともに低下。男性では女性と比較して身体活動量が多い。遺伝要因。身体活動量や運動実施には関連。教育や社会的環境では高い。心理的要因。身体活動とポジティブな関連。運動の楽しさ、恩恵への期待。健康体力の自己自覚。自己動機づけ。自己スキーマ。行動変容ステージ。自己スキーマ。自分にとり重要な知識を体系化。身体活動とNegativeな。運動への負担、気分障害。これらの要因では自己効力感が最も研究されている。ある結果を生み出すために行動を上手く出来るという確信。70歳以上の日本の研究。高い自己効力感が。2035名の成人を対象に研究。自己効力感が最も関連が高い。強力な予測因子。行動的要因。ポジティブに関連。質の良いダイエット習慣。社会的要因。ソーシャルサポートなどがポジティブに関連。つまり個人に対して周りの協力も取り入れて。2つに分類。手段的サポート。問題解決や対処に役立つ知識の提供、金銭的援助など直接的。情緒的サポート、共感や称賛、激励など。友人や家族専門家に働きかける。環境的要因。近年では関心が高まっている。まだまだ科学的根拠の蓄積が無いが。商店街へのaccessなどが重要な関連要因。GISを用いて客観的に評価し運動状況との比較が詳細に検討されている。自然と身体活動量が増加するような、自然と湧くような研究の成果が求められる。身体活動や運動の特性との関係。実際に行う活動の主観的努力度が高いとNegativeに働く。種類や継続時間や集団個人など様々な要因が。今後は具体的な活動についても研究を。
各変数の多くは健康行動を説明するため、行動科学の理論の構成概念に。理論モデルの中に各変数に関連する。健康信念モデル。危機感やプラス面が大きいと感じることで行動の確立が高くなる。計画的行動理論。行動変容理論。食生活や身体活動の分野でも。社会的認知理論。個人だけでなく周りの環境も組み込む。包括的プログラムの枠組みを。エコロジカルモデル。生態学モデル。人の行動は個人要因に加え社会的環境要因などが相互に関連。様々な理論やモデルや要素。理論を知っておくことは計画を立てるときにカンではなく評価する時のツールに。
個人に対して。要因は多くある。身体活動や運動実施を促進するかで多くの心理学的な研究が。行動変容理論。アクティブガイドでも応用。人の行動変容には5つのステージが。各ステージに合った介入を。無関心期関心期。身体活動を行っていなくて始めるつもりもない。不活動であるがもっと活動的に。今後6ヶ月間に始めるつもり。準備期。参加しているがレベルに達してない。実行期。ガイドラインに示された運動をしているが6が月続けていない人。維持期。レベルの身体活動に6ヶ月以上参加。行動変容理論では行動を起こして維持するには段階的に各ステージを。一方向に進むとは限らず元に戻ることも。対象となる個人の有効な働きかけが異なる。行動変容プロセス。人がその行動を修正するのに用いるテクニック。10種類ある。認知的プロセス。意識の高揚。環境の再評価。社会的解放など。意識の高揚。知識を増やすのを意図。記事を読んで考えてもらうことをすすめる。情動的喚起。リスクに気づかせる。不活動であるのは不健康。環境の再評価。他人に関する影響を。家族や友人や同僚に悪影響。自己の再評価。恩恵を理解。社会的解放。対象者が機会についてもっと気がつくように。行動的プロセス。逆条件付、援助関係の利用など。逆条件付け。Negativeな状態になった時に支援をする。援助関係の利用。喜んでサポートしてくれる仲間などを。褒美を。コミットメント。決意表明を。環境統制。身体活動や運動について思い出せる。歩きやすい靴を置いておくなど。行動変容理論で個人のステージに合わせて介入を。セルフ・エフィカシーを組み合わせることが効果的。
ポピュレーションアプローチ。身体活動を増進させるために集団にアプローチを。エコロジカルモデルを元に。関連要因と各変数に関する理論。人の行動は社会的環境要因、物理的環境要因、政策などが相互的に。健康に関連した要因を表現。座位行動とリスクとの関連。座り過ぎの弊害。座位におけるエネルギー消費量が少ないもの。不活動という概念とは異なる。中高強度の不足した状態。必ずしもequalではない。中高強度及び低強度の運動。大半の時間を座位行動などが。以下にして運動の時間を増やすか。エコロジカルモデル。座位行動が生じる分野を4つに。円の内側から個人要因など。個人内においては生物学的要因などが座位行動に影響。環境認知的な要因。周辺の環境が不快不便であることなどが座位行動に関連。周りには社会的物理的環境要因など。歩きやすい環境があることは様々な方法でアクティブに。座位行動の減少に。歩きやすい為の環境づくりとして自転車レーンが整備されているかなど。座位行動の弊害を伝えるためのマスメディアや専門家の情報提供も。政策環境。政策的バックアップを。包括的取り組みや健康関連企業などとも連携をして様々な政策を。身体活動運動分野における施策。アクティブガイド。一般国民向け。ポピュレーションアプローチの一つのツールとして。メインメッセージはプラステンとして。10分長く歩く、を受けて。全世代に。ピーツをはめて1日60分が達成できるように。掃除や通勤など生活活動や運動を含む。健康寿命を伸ばす。厚生労働省の健康日本21第2次の健康寿命の延伸を。気づく、始める、達成する、繋がる。気づくは、変容ステージが熟考期へのMessage。ツールは一般国民向けに出されているが。媒体をばらまいても無理であり計画を。ソーシャル・マーケティング。定義は様々。対象者の行動が自発的に変わるように健康プログラムを計画。マーケティングのプロセス。状況の分析、細分化、目的などの設定。マテリアルの作成、事前テスト、実施と評価など。対象が明確になる。すべての人に当てはまるものでは自分のものとして認知されない可能性が。細分化されたグループごとに。波及効果の高い集団に働きかける。様々なアプローチを通して推進するのが重要。
重要性が認識されているが行動に移すのは困難。身体活動量は低下しているので適したアプローチ方法を。医療従事者や専門家のみならず職域など多岐に渡る分野の人と共同で。
自身の生活に運動生理学を基礎にした理論の導入を。

 

健康・スポーツ科学研究 (放送大学大学院教材)

健康・スポーツ科学研究 (放送大学大学院教材)