F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

崇敬。

アランによると、昨日書いた讃嘆とは違うものであるとする。崇敬についてこのように書く。「崇敬においては崇敬された者は同胞を超越していて、崇敬された者に似るなど考えられない。」確かに自分が崇敬している人を持たないことは考えられないだろう。誰でも両親にその種の感情を持つのでは?では自然についてはどうか?1人の人間が自然環境全体に似るのは不可能だから、自然な用法である。しかし、人体は自然環境と同様に精緻な存在である。このことは医学などの進歩で明らかになっている。ただそのことは、自然への崇拝を無くすことに繋がらないのだろうか?カタストロフィcatastropheの路を疾走していることにもなりかねない。

労働組合は消滅する?

とある一流企業に勤める人間の話を伺ったことがある。当時は労働組合の専従をされていたと聞く。専従が当該企業でどのような意味付けをされているかは千差万別だが、どうも出世コースらしい。労働組合員の色々な要望をヒアリングしたり労使交渉をしたりと忙しく、連合という上部団体の活動に時間を取られるのが悩みと聞く。最低賃金についての話題が出て、あまり上がってくれると正直困るという。何故なのか突っ込んだら、非正規雇用者や子会社の従業員の賃金が上がったり下請けへの代金が上がったりすると、我々組合員の賃上げの原資が減ってしまうとのことだった。確かに当該労働組合については合理的な行動であろう。しかし労働者全体のことは考慮に入れなくても良いのか疑問を抱く。そして同じ企業グループ内の人間についても差別的であるのもどうなのだろうか。労働組合の組織率の低下が止まらないが、組合員のエゴが強く出ているのも原因ではないだろうか。

労使コミュニケーション(人的資源管理第8回)

ハッキリ言って連合は何もしていないのがよく分かる。

 

民間企業の労使関係。国家公務員の労使関係。
株主、消費者、取引先。コミュニケーションが重要。特に労働者。ストライキ。円滑な労使関係が必要。前提となる労使コミュニケーション。
ヒト物金情報。情報はヒトの間に蓄えられている。人材の重要性。経営資源。固定性が強い。増減させるのに時間やコストがかかる。特殊的、他の企業で通用しない。金、短期資金。可変性と汎用性が高い。情報的経営資源。固定性が強い。汎用性の高い経営資源。熟練労働。固定性企業特性が高い。多くのメンバーが変わるような離職率が高いのは企業にとり理想的とは言えない。募集の費用も。メインの労働者の層が薄いと様々な問題が。一定層の定着が必要。企業特殊的技能が蓄積されない。競争に劣勢に。定着性がないと少しずつの革新が生まれない。漸進的革新。小さい改善は経験と学習で地道に積み上げるしか無い。
労使コミュニケーションの優位性。ハーシュマン。衰退への。質の低下。顧客や従業員の離脱と発言。購買中止や離職。他社のほうが魅力的や絶対的不満。経営層などに発言。離脱と発言を両方放置すれば、衰退へ。予兆を感じ取って適切な対応の必要。寡占市場と競争市場。寡占企業。消費者は容易に離脱できない。組織に対する忠誠が強ければ発言が増える。競争市場の中での企業。発言によって変わらなければ。離脱や発言はトレードオフ。組織内で発言の機会を制度化。労使コミュニケーション。企業特殊的技能、熟練労働、基幹労働者が必要。忠誠の醸成。多くの非正規雇用。正規非正規を問わず、従業員のコミュニケーション。労使コミュニケーションの意義。地域の公立学校を避けるために、保護者は離脱を。改善の機会を失う。本来保護者は離脱の費用を節約するために変えるという選択肢もある。改善の為に発言を。組織メンバーや消費者の離脱はチャンスでも在る。発言の機会を設ける。発言によって組織メンバーや消費者の忠誠を維持増進させる。労働組合は一種の公共財。
我が国の労使コミュニケーションと課題。使用者、雇い主の力は労働者に比べて大きい。発言の機会はあっても限界がある。コストとみなさずにコミュニケーションをすることで個別紛争を予防。意思疎通を円滑にするために労働組合の設置。労働組合と労使協議制度。1840年頃のイギリス。それ以前は団結禁止法があった。19世紀後半のイギリスの職能別労働組合。トレードユニオンコングレス。日本の労働運動。AFLの影響を。職能別労働組合の片山潜など。治安警察法により活動が不可能に。労働運動は法律の起草に結びついたが法律の制定は無かった。戦後は労働組合や労働運動。治安維持法の廃止。新憲法に勤労者の権利が保障される。団結権、団体交渉権、争議権。労働運動の沈静化を測るようGHQが方針転換。2.1ゼネストは中止される。49年にはドッジ・ラインの実施で人員整理。労組側の大敗。組合の力が強硬だったが、支持を失い沈静化。49年には56%。組織率。50年代前半から組織率は急落。75年までは30%台。その後下がっている。現在は17.3%。1000万人を割り込む。組織率は著しい差。8割が大企業。製造業が多い。パートタイム労働者の比率も少ない。長期的に減少傾向。管理職比率の上昇、組合のない企業の増加、非正規雇用の増加。労使の利害を一致させる。非正規雇用の者が労働組合員になれない。ユニオンショップ制だが実態は異なる。公務員はユニオンショップには出来ない。上位組織に属するので統制がある。単産を結成。ナショナル・センター。電機自動車などは連合に。労働組合間の関係はややこしい。春闘。4月を前に労使間で賃上げなどの労働条件の交渉を。交渉力のある組合から開始して、その相場を参考として波及する。集団化することでのメカニズム。労使協議制の有効活用。団体交渉とは別に。幅広い事項を。労組が無いけど労使協議生制がある会社も。紛争が起こっても争議にはならないことも。勤労者の団結する権利などの労働基本権を保障。
制限のある人、公務員。警察職員消防職員などは労働三権が認められていない。現業の国家公務員も争議権は認められていない。大幅な制限。給与などの勤務条件の決定は?代償機能である人事院。人事院勧告。労働三権は憲法28条で保障されている。公務員は全体の奉仕者。一定の制限。人事院は人事行政における中立第三者的機関。合憲性が問われた全農林警職法事件。地位の特殊性としてやむを得ない。しかし代償措置の必要。勤務条件につき随時変更できる。勤務時間制度。フレックスタイム制の拡充などの勧告。給与水準を民間と均衡させる。勤労者として適正な対価を。人事院勧告は国会と内閣に。国会で審議され基本的には人事院勧告通りに。人材の確保や労使関係の安定に。17年度はいわゆるボーナスを引き上げる。調査をしている。優秀な人材を継続的に確保。公務の魅力を対外的に発信。在職している公務員の意識を多角的包括的な意識調査を。抱いている意識についてアンケート調査を。85の質問項目について平均値を集計。仕事のやり甲斐。女性の登用。やや肯定的な。若手職員である係長の満足度がやや低い。業務量に応じた人事配置や退職後の生活について低い。人事院のページから見られる。人事管理の課題。若手職員の専門性を。丁寧なOJT。マネジメントの強化。60歳を超える職員の経験を活用。再任用されている。一般職の地方公務員について。人事委員会もあるが、交渉なども。
苦情を超えて紛争になることも。集団的紛争は減少傾向。個別的紛争については増加傾向。仕組みが不充分。01年に相談システムの充実。斡旋制度など。06年にはADRとして労働審判制度が。紛争が劇的に増加。8年連続で100万件を超えている。主な内容。いじめ嫌がらせ、パワーハラスメント。解雇、労働条件の引き下げ。個々人の苦情処理活動を。合同労組。個人で加入できる一定の地域を基盤とする。フリーマン。

 

人的資源管理 (放送大学大学院教材)

人的資源管理 (放送大学大学院教材)

 

 

讃嘆。

アランは書く。「讃嘆の主要な点は、讃嘆によってわれわれは、人類や自己自身に対して好意的となることである。」確かに良い事柄しか讃嘆しないから、感情面では好意の方に傾くだろう。この後に続くのは、「人間嫌いは讃嘆に対する用心である。」まあ他人が嫌いなら、讃嘆することはなさそうにも思われる。では自然を讃嘆するのはどうか?精緻な自然を褒め称えたことのない人は居ないだろう。それは人間嫌いにも言えるのではないか?それとも自然は讃嘆するべきものではないのだろうか?そのことが自然破壊に繋がってはいない?まあ人間関係の方が生きるには重要なのかもしれないけど。

積もっている雪の次には何が?

日本では冬に雪が降る。この冬は1回しか見たことが無いので忘れがちだが、雪は降って積もる。関西圏のnewsでは雪で関西圏やら首都圏やらの交通網が降雪の為に混乱していると報道されるが、日本海側の豪雪地帯の方がはるかに降雪量は多い。雪と共に過ごさなければならない人達が居る。ただ、ウンザリする程に降る雪が、雨に変わることがある。そして雨は積もっている雪を溶かしていく。雪が戻ってくることもあるけれど、それでも段々と雨が多くなり、雪は水になり流れていく。今日は二十四節気でいう雨水(うすい)。高槻では雪は積もっていないせいか雨は降らなかった。しかし暖かい日和だった。毛布を久しぶりに干せたのでありがたかった。

f:id:F-name:20200219173345j:image

博物館の経営手法(1):マーケティングと利用者調査の手法(博物館経営論第8回)

マーケティングの思考の枠組みは他の分野にも応用が効くと思う。

 

マーケティング。具体的な事例。利用者の調査方法。
マーケティングの定義と活動。市場に出す、売り込む。20世紀初めに登場。概念は変化し続けている。コトラー。マーケティング1.0から2.0、3.0に。工場で製造された製品を。規格化と生産規模の拡大で価格を下げる。T型フォード。21年には2台に1台が。製品中心の。次は2.0。消費者主体。情報世界。類似の商品を比較できる。市場を細分化し他社より優れた商品を。ニーズへの対応。消費者の生活は豊かに。違いは作られた製品が1.0、売れる製品を作るのが2.0。現在では2.0のように受動的ではなくて、全人的な存在として。不安に対する解決策を。公正さに対する欲求にミッションで対応してくれる企業を。精神の充足を。3.0の時代。具体的活動。消費者志向のマーケティング2.0。ニーズや欲求とは何か?文化的背景や個人的特徴。ニーズとは壁に穴を開けること。欲求はドリル。多様なものを提供できる。製品を目的や機能で考える。セグメンテーション、市場の細分化。ターゲッティング。全てのお客様を想定しない。基準をどこに?年代や職業、地域や都市。心理的変数。行動上の変数など。競合する他の物との比較で。ポジショニング。統合されたマーケティング活動。マーケティング・ミックス。意思決定。商品計画。価格付け、プライシング。流通チャネル。接点を何時どこで。広報宣伝、プロモーション。メッセージ内容や伝達方法。
博物館における具体的マーケティング事例。特に展覧会。事例は非常に少ない。阿修羅展。概要と狙い。興福寺創建。阿修羅像を初め天平彫刻など。主催者は関係性を明確に、心の対話。参加感を醸し出す為の仕組み。朝日新聞社が何をしたか。展示空間における工夫。展覧会のネーミング。従来と変える。仏教美術に馴染みのない層にも。阿修羅展に。主催者が価値を与えるのが前提に。参加者の価値ではない。参加者の参加感を。主催者側から価値の呈示をしない。悩みを持って阿修羅像と向かい合う空間の工夫。ガラスケースを取り除き、360度から見るために周囲にスロープを。LED証明を工夫。数多くの出版社が書籍を。書店のフェア。広報宣伝と価格付け。阿修羅ファンクラブ。若い女性に。アシュラー。ファンクラブの会長にはみうらじゅんさん。会員特典の前売り券。当日券と同額に。阿修羅像のピンバッジ。マーケティング2.0。出版物や番組は擬似的に体験を。流通チェネル。
マーケティングの限界と博物館の展開。出発点はニーズや欲求。しかし本当に出発点になりうる?マーケティングに関する疑問。製品手段が目的を決める?スマートフォンの実現。持って目的が出てくる。電話機能とウェブ機能だけを期待していたが、音楽を聞いたりskypeなど新たな欲求が。自分の外付けハードディスクのように分身に。博物館では?鑑賞者開発。90年代から参加者の増加の取り組み。既存の鑑賞者の顕在化していないニーズを。21世紀初頭から。東京国立博物館で14年の野外シネマ。考えていなかった欲求やニーズの気づきを。マーケティングの限界と新たな取組。
鑑賞者開発。京都国立博物館。東博。特別展の来館者。常設館の来館者。博物館のファンの高齢層が1番だった。常設展の活性化で大きく変化。17年には100万人を突破。10年からイメージ戦略。外国からの来館者。平均年齢も下がっている。10年ほどで若い来館者が多くなる。なぜ鑑賞者開発を?10年頃に様々な来館者調査などを。新たなターゲット。家族。外国人旅行者。若者。スクール・プログラムやファミリープログラム。外国人については対応が追いついていない。外国語対応を。20歳前後の若者は対策がとられていなかった?アメリカではミレニアル世代が多数を占める。マーケティングでも重要視されている。日本では短期的なマーケティングだと中高年になってしまうが。特別展での多くはマスコミとタイアップ。多くの若者はTVも新聞も見ない。どのように集客するかが重要。実際に進めるにあたってのキッカケ。イギリスの論文でナイトエコノミーが発展。夜の経済活動の重要性の高さ。若者の消費が喚起される。ナイト・ミュージアム。様々な企画を。ロンドンでの文化施設の集積地。自然史博物館などが同時に夜中まで開館し、若者をターゲットにした企画。DJが居てアルコールが飲める。中世ヨーロッパのギャラリーをオープンし。衣装をゴスプレした人が楽器を演奏。楽しめるだけでなくワークショップをやったり。ミュージアムと関係性のある。試行錯誤した上で出来た、博物館で野外シネマを。どのような鑑賞者開発を?14年の秋から始まっている。様々なイベント。夜間開館をやっていたがガラガラで支出の方が多かった。上野公園の中でも奥深く真っ暗なので夜に来づらい。10時まで開館して本館のエントランスの巨大なスクリーンで上映。過去の調査から映画が敷居が低くとっつきやすそう。東博に来たことがない人にもリーチ。横須賀美術館でも先行事例があった。若者に特化。日本のアニメーション。時をかける少女。館内での了承を得られた。情報発信にも拘る。写真で出すと威圧感があるので、イラストを用いる。インターネットを通して口コミで伝わるように。プロデューサーへのインタビュー。学生サポーターを募集。音楽を流したり屋台を読んできて食べられるように。結果としては?1年目から大成功に。初日から5000人を超える。アンケートを取る、90%が20代に。今後はどういう枠組みで定着させる?様々なモデルは在るが、アートに参加する意欲がある人が参加。普段から博物館に行きたいと思っているが、移動の問題や金銭の問題がないひと、キッカケを。有名人でも音楽でも。

 

博物館経営論 (放送大学教材)

博物館経営論 (放送大学教材)

 

 

同意。

短いのでアランの書く断想を全文示す。「これは自然の合意、自然の平和であって、意志には何一つ負うものではない。」これで見る限り、積極的な意志を持って行なう行為は同意とは呼ぶべきではないという意味に取れる。確かに逆のことをしないと世を渡ることは出来ないであろう。Internet上のサービスを使えるユーザーuserになろうとすると、何度も利用約款に同意をするよう求められる。勿論、userになろうとするのは積極的な行為だけど、強い意志を持って約款に同意をする訳ではないのでは?まあ一々約款を全部読む暇な人間は殆ど居ないと思うけれど。