2020-01-01から1年間の記事一覧
思えば1年前は夏の東京でのオリンピック・パラリンピックに期待が集まっていた。日本での開催は1998年の長野以来である。更には東京開催は1964年(私は産まれていないし読者の多くもそうだろう)以来のことだから楽しみにしていた方が殆どだったのではないか…
社会に生起する問題を、手順を踏んで解決に臨まないと非合理性だけが残る、というのは肝に銘じるべきだろう。 岡﨑晴輝。社会の問題を解決する。その技術を。非常に多くの問題がある。環境問題。深刻である。特に深刻な問題を挙げると?直面した時に2つの落…
2年前のentry。 珈琲を飲んでいるときが至福のときと書いているが、2年後の現在も同様である。しかしコーヒー好きを公然と語るとヤン・ウェンリー提督から野蛮だと言われる(彼は紅茶を嗜むので)。なお銀河英雄伝説の主人公だが知らなくても構わない。それ…
今年はずっと一緒に住んでいた肉親を7月に亡くした。死因はCOVID-19では無かったのだが(仮にそうだともっと大変だった)、春からの感染拡大で数回しか見舞いに行けなかったのは心残りである。3つの病院を転々としたのだが、どの病院も見舞いについては原則…
小中と障害児と一緒に通常学級で学んだ私のような人間にすれば、2周遅れ3周遅れの議論をしているとしか思えない。そう言えば義務教育を受ける段階で養護学校に行きかけたこともある。ううみゅ。 坂田仰。学校教育における平等と法。戦前の女性に対する。マイ…
大抵の学校には現業の職員の方が働いている。施設の営繕などの業務を行なう方々である。ただ身分的には高くない職種とみなされる学校もある。教員や事務職員から見下されることがあったように思う。そのせいか現業の職員の部屋は、学校の他の部屋とは異質の…
2020年も後3日。これからは今年を振り返ってみたいと思う。生活の糧を得るのに働くことは必須だが、8月に働いている弊店が移転した。移転と言っても移動距離はせいぜい数分しかない。駅前の雑居ビルから百貨店に移ったのだが、かなりの費用がかかったはずで…
規模が大きい大学だと職員も多彩な仕事をしなければならないので苦労するのではと思う。トップマネジメントや教授会とも付き合っていかないといけないし。 山本眞一。大学のマネジメント。担う人の役割は重要。大学のマネジメントの問題として教授会が強すぎ…
いわゆる西洋のクラシックと呼称される音楽にも様々な歴史的変遷がある(というか当時の人間は一括してClassicと括っていない)。19世紀の初頭に音楽界を席巻したベートーヴェンBeethovenの音楽につき、当時の聴衆には粗野な音楽だと思った人間もかなり居た…
とうとうXmasが終わってしまった。例年であるが特段プレゼントを誰にも(自分にも)しないまま。した方が精神的な健康には繋がるだろうけど。そして今日12月28日は、これまた恒例だが仕事納め。一般には明日の29日から正月の3日まで休みで4日から勤務の人が多…
検索の方法は一般常識として把握した方が良さそう。 森本容介。テキスト検索とは?情報検索。利用者が検索条件を示して。検索結果を。様々な方式が。検索条件の与え方と結果の求め方。検索条件の与え方。検索語、検索式など。検索語。キーワードからなるテキ…
2年前のentryを。 似ているが区別すべき言葉として「逆ギレ」がある。怒られた人間が逆に怒ること。私が子供の頃は、この状態も「逆上」と呼称していた記憶がある。だから「逆ギレ」は最近になり使われるようになったと思う。特別に言葉が出来たというのは、…
或る著名な作家が、net上でのinterviewで日本の政治家は最悪だったと述べている。もちろんcovid-19への対応の話である。Yahoo!ニュースの見出しで「最悪」とあるので煽りかと思ったら確かに「最悪だった」と言ったことになっている(ただ編集が加えられた可能…
構文を毛嫌いするのは不味いと改めて知る。構文なんで過去の遺物、と考える言語学者も居ると思うけれど。 佐藤良明。大橋理枝。RogerRobins。句動詞。今回も句動詞や動詞が中心。文全体に目を向ける。英語の文は動詞名詞形容詞が絡まる。どんな作りか。一対…
例により2年前のentryを。 人間として産まれて最初に他者として接するのは自分の家族であろう。心理的成長が続いて自分と他者とを峻別することができるようになる。成長すれば反抗期もあるであろう。その一方で十年単位で家族との関係を築くことになる。あま…
昨日の帰路に、以前書いた阪急高槻市駅下のエミル高槻での抽選会に参加する。ミングという名称だった頃から、Xmasの時期の恒例行事になっている。エミルに変わっても続けることにしたようで、抽選会場も同じ所。 店舗の買い物のレシート3000円で1回の抽選の…
純粋に心理学の検査の方法を。法律解釈学ではどう展開してもこういう知識は入手できそうにない。 小川俊樹。反応の自由度。ロールシャッハ・テスト。バウムテスト。回答は自由。見えたものや描いたものは全く自由。視覚刺激は一定だし課題もあるけれど。何も…
2年前のentryを一応はリンクさせる。 アランの定義集によると、フランス語で言う「automatisme」の訳語。別の日本語の訳では「筋肉性自動作用」と心理学では呼ばれる。要は自分の意識とは別に行為をすることで、何かが憑依してする行動も含まれる。例えば霊…
昨日がChristmas Eveで今日がXmas。どういう経緯があったのか分からないが、日本ではChristmas Eveで子供達が寝静まった頃にSanta(その正体は親なのだが)が枕元にプレゼントを置く習慣になっている。しかし買えない親も一定数は居るので、子供の間で話題にな…
人生上の危機が自分の知的世界を広げることは何度か体験している。心理的危機を楽しみにできるようにありたい。 岩崎久美子。高嶋薫。特定非営利活動法人キャリア・エンパワメント。心理的発達。変化変容と同じ意味で。順序立てられている。個人が遭遇する出…
私は昭和の末期に大学に入学して平成の初期に就職活動をした(と言っても私の場合は少ししかしていないけど)。現在と比較して大学入試はかなり厳格だったと思われる。企業が新卒を選考する際には、入試の段階である程度の学生の能力の目星をつけることが第…
世間ではXmasである。働いている職場では、百貨店がBGMを流している(ちなみに弊店のチェーン店では流さないのが大勢で弊店でも移転前は流していなかった)が、Xmasの歌が流れる。これがXmasを1日でも過ぎると、途端に流れなくなる。それだけでは無く、Xmas向…
かなり博識でスケールの大きい人物であったことが理解できる。評伝を読んでみたい。 頼住光子。平安仏教を築いた空海。最澄とともに。同じ船団で中国に。天台宗を最澄が。真言密教を空海は伝える。山奥で修行。官僧として鎮護国家の儀礼や学問修行に。最澄も…
民法の債権法という分野がある(と言っても債権とは何なのか知らない方が大部分だろうが)。その中で最初に出てくるのが「善管注意義務」という概念である。やたらと厳しいが、要はきちんとしてくださいね、ということである。例えばアパートの部屋を借りる…
今日の昼の放送大学講義の書き殴りはAfricaについて。西洋列強の植民地化から前の話。それにしても、昭和末期の高校の世界史の授業では、植民地化の前のAfricaについてはあまり取り上げられなかった(なおカルタゴは北アフリカにあったしローマの植民地も多か…
アフリカの歴史というものは、私の習った時代の世界史では殆ど取り上げられなかった。今でもそうかもしれないが。 石川博樹。キリスト教とアフリカ。植民地化するための道具。独立するための道具にも。シオニズムとも関わる。キリスト教初期からアフリカは重…
日本の法社会学の研究者としては川島武宣先生が最も著名であろうことは以前に書いた。 先生は長年の調査で研究メモを整理して研究室に保存していた。ところが1968年からの東大紛争で学生が研究室を荒らしてしまった。メモが無いので論文も書けなくなってしま…
昨日は冬至についてentryを書いた。 これを書いたのは職場での昼休みで17時に予約投稿をした。帰路の途中で思い立ち入浴剤を買うことに。近くのドラッグストアで物色をして、子供の頃に入れた記憶のあるバスクリンにする。 【医薬部外品】バスクリン入浴剤 …
明治初期の日本経済は危ない橋を渡っていたことが感じられる。植民地になっていた可能性もあったと思える。 中村尚史。日本経済史。資本主義の導入と地域経済。鉄道史や地域経済史。近代作業や経済制度の導入。戦後は経済大国とされて、GDP世界第3位。150年…
今秋は百田尚樹氏の「幻庵」という文庫本を読んでいた。(Amazonで検索したらリイド社から蕎麦屋さんの物語も出ているようで驚いた) 幻庵 上 (文春文庫) 作者:百田 尚樹 発売日: 2020/08/05 メディア: Kindle版 幻庵 中 (文春文庫) 作者:百田 尚樹 発売日: …