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Session 4 SVOの構造(英語事始め第4回)

構文を毛嫌いするのは不味いと改めて知る。構文なんで過去の遺物、と考える言語学者も居ると思うけれど。

 

佐藤良明。大橋理枝。RogerRobins。句動詞。今回も句動詞や動詞が中心。文全体に目を向ける。英語の文は動詞名詞形容詞が絡まる。どんな作りか。
一対の例文。単語の順番が入れ替わっている。「が」などが登場しない。英語の語句は文中で機能が決まる。動詞との相対的な位置で示される。「を」などはつけない。目的語や主語。You。各が違う。主格と目的格。格変化。形と音が変わる。IとMe。IがMeに。HeとHim。TheyがThem。Youは所有格でYour。現在形と過去形が同じHit。三人称の単数形だけSをつける。The Ball you hitsは文ではなく主語の句。Disappear。先にBallを言う。構造の中に語句を収めていくのが英語の統語法。融通が利かない?それが英語のスッキリした感じをもたらす。音節の少ない単語が英語には多い?代名詞は格にかかわらず1音節が多い。短い単語を省略しないできっちり入れる。日本語だと代名詞がくどく感じるが。直訳では注意。何度か繰り返してもまどろっしくならない。SVO構造により助詞を使わないで。
You hit the ball.同じHitでも約し方が違う。打つという主語はほぼ人間に限られる。ボールでは当たるやぶつかるを用いる。日本語では専ら生物。SVO構造が支配する英語では無生物でも問題はない。自然現象として「閉まる」。日本語訳だとまどろっこしい。逆にドアが風でしまった。曖昧に聞こえたり。風のせいで。どうやって風がドアを閉めたか。何が引き起こしたかを明確にする。動作主が人であっても物であっても。
SVOの構文を固めている。意識がある限りVの位置では何でも動詞とされる。日本語の「する」をつけて動詞にするが。日本語は要素をつけて。英語では必要がない。文の構造が決まっていて、Vの位置につけるのが動詞の証。イタリア語の練習を。Practice。固有名詞でも動詞になる。商標名が動詞に。Zerox。Band Aidも動詞になる。極超短波。機械の作動を示す単語も。英語は構文は頑固だが品詞が相当柔軟に使い回す。日本語では擬声語の他動詞は珍しい。ピンポンするなどはあまり使わない。自動詞として受動態を。べっとりする、など。英語では1音節の動詞が擬声語的に使われる。他動詞にも自動詞にも名詞にも一杯ある。おしゃべりをする。Chatter。Clap。Click。泡がジン・フィズ。鳩の。
主語。動詞。過去形。彼女に、家までの乗車を。Her。板チョコ1枚を。SVOO構文。目的語が2つ。順番は決まっている。誰々に何々を。日本語だと順番の制約はない。Forという前置詞をおいて副詞句にする。SVOO構文を使うことで効率よく前置詞も使わないで。単語の順番はきっちり決まっている。英語には背骨が通っている。構造的に決められる。日本語は軟体動物。指標が居る。単語自体に機能が明示されていない?「い」をつけると形容詞など。Warmは名詞も自動詞も他動詞も形は同じ。割れたと割った。Shutterも擬声語。陶器みたいなものが。自動詞でも他動詞でも動詞は形は変わらない。
英語という言語の基礎は元々古代ヨーロッパのゲルマン民族が育んだ。発想の根本は継続している。空間の捉え方。太古に思いを。獲物を追ったりしながら大陸を移動して生き残った民族を。暮らしぶりが言語に反映される。言語と思考と民族に関係が?否定する学者も居るが。SVO的な他動詞的な世界に思いを巡らす。捕食行動は生存に基本。他動詞と目的語が連結していると表現が楽。Eat it.合理的に組み立てていく。人間は器用に動く腕をもって生存を可能に。思考の形が構文に繁栄。農耕民族よりも捕食的行動が現れる。手の動きは他動詞的に。ものを掴んだり操ったり。他動詞と目的語で。手の動きを想像する。短い文を他動詞か自動詞かに分けていくトレーニングを。PressDownHer。Runは意味が広く、Programについても使われる。主語のあとに動詞目的語前置詞が使われる句という順番。英語のままの順番で理解する。頭からイメージを。
人間が周囲の世界に素手で働きかける。Objectは外の世界に。makeやtake。まずは手の動きから。手の作用にある。実際に手を動かさないで頭だけでの行動でもそういう構文になる。精神世界の出来事を。SVOという背骨を使い多数の他動詞を使いこなす。

 

英語事始め (放送大学教材)

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