坪内逍遥と言う明治時代の文学者の名を聞いたことがあるだろうか。日本に於ける近代文学の先駆者であり、機関紙「早稲田文学」を創刊した。要するに早稲田大の文学部の源流(の1つ)と言える。氏は「男女相愛し相伴うは元来天帝の定めたまいし定道」と記した事がある。まあそれはそうだろう。しかしながら、今やLGBTQという存在は広く認知されている。東京都では、11月からLGBTQの家族関係を公的に認めるパートナーシップ制度を導入する。性別を男女に分けて考えるという発想は、今後どこまで通用するのだろうか。
後はスポーツでは男女に分けているが、いわゆるトランスジェンダーの選手はどのように扱うか。大変な問題である。
