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性・生殖と家族(リスク社会のライフデザイン第7回)

性指向も性自認も多様であることを受け止めたいと思う。

 

性的多様性と家族。
家族という関係。パートナー、親子、兄弟。この3つの組み合わせ。パートナー、性的関係。異性愛の男女。親子、養育が親密性を深める。性と生殖。
生殖と家族の関わり。前近代までの日本、平均寿命が短く、子供の死亡率が高かった。妊娠出産で死亡することも多かった。子供は家で産まれた。歴史的には生育と成長を支える場だった。家族は人の命を繋ぐセーフティネット。今でも妊娠や育児。医療の発達や死亡率の低下。母親や子供の死亡率が低くなった。長生きするのが当然の社会。赤ちゃんが弱く支えが必要な存在。母親のみでは支えられない。家族を社会の基礎単位とした。戦前の家制度とは異なる。核家族に。夫婦親子の結びつき。恋愛結婚などの近代家族。ロマンティック・ラブイデオロギー。戦後から。生殖の規範が含まれている。性関係は愛し合って。婚姻内で。法的な婚姻届と出生届。戸籍。生殖の統制。戦前は人口増加を目指す。ベビーブーム。貧しい上に子供は増える。対策を。合計特殊出生率。一人の女性が生涯に何人の子供を産むか。10年間で4,5人が2人に。嫡出子。日本では圧倒的。未成年の養子縁組は減っている。
70年経過。性と生殖。切り離される。家族に影響。性関係を持てば生殖に至っていた。結婚と結びつく。人口抑制政策で避妊と中絶。経済的に豊かに。未婚化や晩婚化。性経験は家族の形成に至らない。日本の歴史上初めて。生殖補助医療。性関係を持たなくても子供が出来る。人工授精。体外受精児。不妊治療に補助金を。独身女性が生殖補助医療を。性関係と生殖が繋がらない。家族の形成にも影響。
性的多様性。トランスネットジャパン。性同一性障害。性的マイノリティ。子供を持つことについて。同性愛と性同一性障害の違い。好きになるのが女性か男性か。性指向。異性に向けば異性愛。同性に向けば同性愛。両方に向く場合はバイセクシャル。性同一性障害。自分の性別が問題。男性の身体で産まれたけれど女性で生きていきたい。認識のことを性自認。性自認と実際の身体とは一致しない。男性として男性を好き。一つの個性で病気ではない。性同一性障害は医学的疾患名。医学的にcare。望む性別に近づきたいので、どうしても医療的になる。トランスジェンダー。病気というニュアンスはない。欧米では性指向も性自認も個性。生まれつきの属性として捉える。性同一性障害1万人に1人。漠然と違和感を持っている人を含むともっと多い。同性愛は3%から5%。性的マイノリティであることを言い出しづらい。テレビタレントの特徴をそのまま捉えてしまうと違う。日常生活を一緒に送っている。家族と性的マイノリティ。子供が性的マイノリティの場合。親御さんには自分のことをわかってほしいけれど、期待を裏切り否定されるのではないかと思うと言い出しづらい。親の立場では全く知らなかったとショックを受けることが多い。周りにどう説明すれば良いのか悩むことも。話し合える場があると大きい。性的マイノリティでもパートナーとして生活を築く。ただ結婚という法制度はない。色々な問題が出てくる。性同一性障害の場合は、法律上の性を変更できるようになっている。法律上の結婚ができない場合、家族とみなされないことが。先方の親族の財産に。相続権が保障されない。子供を持つこと。同性のカップルが子供を持つことは非常に難しい。養子縁組や生殖補助医療。両親が同性か異性かは関係なく、良い関係になっていること。性同一性障害。法的に結婚していれば手段はある。性指向や性自認による差別の問題。84年。「ハーヴェーミルク」。ドキュメンタリー。2000年。X-MEN。03年の続編では家族の中でカムアウト。2000年。ウーマンラブウーマン。生殖補助医療。精子、卵子、受精卵。子供の権利。親が増える時代。離婚や再婚も。自分の出自を知る権利。13年時点で法律の無い日本はどうする?法律的に家族を作る権利は異性愛者にしか認められていない。マイノリティとマジョリティが凄然と区別される訳ではない。グラデーションで繋がっている。決して特別な人だけの問題ではない。男性女性も2つに分けられない。インターセックス。男性と女性の中間的。2000人に1人。連続的なグラデーション。

 

リスク社会のライフデザイン―変わりゆく家族をみすえて (放送大学教材)

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