F-nameのブログ

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五月人形と立夏のこと。

今日5月5日が日本に於ける「こどもの日」であることは昨日のentryでも書いた。

今日の「みどりの日」であり、明日は「こどもの日」であること。 - F-nameのブログ

そもそも5月5日になったのは、古来から端午の節句であったのが理由とされる。五月人形を押し入れから出して飾るのも風習の一つである。私は小学生の頃に或る家で見せてもらったことがある。ただ五月人形を所有している家庭は少ないかもしれない。

後は忘れてならないのが、今日5月5日は二十四節気で言うところの「立夏」であること。この辺りから初夏とすることが多い。と言うか最近は温暖化の影響で相当に暑いことがある。熱中症には注意して欲しいと思う。

哀歌。#類語新辞典

哀しい気持ちを表す詩歌。日本では古代以来の歴史を持つ。ただ現代で最も広く親しまれているのは、演歌と言うジャンルと言える(ポップスの場合は哀歌とはされない)。特に八代亜紀氏が唄う哀歌は誰しもが知るところであった。私が子供だったのは昭和の後期であるが、広くヒットしていた演歌は子供から老人まで誰もが知るところであった。TVでも歌番組が多数あって視聴率も良く、歌謡祭が色々あり紅白歌合戦も皆が視聴した。21世紀になると最新の演歌はあまり聞かれなくなっている。そして紅白でも演歌の枠は減っている。

ユートピア。#アラン定義集未定義語

2020年の1月のentryでは、神戸市や大阪市の埋立地について触れた。

ユートピア。 - F-nameのブログ

それで「夢洲」(「ゆめしま」と呼ぶ)と言う埋立地が大阪市に1970年代に作られた。国際情報都市を形成しようとしたがバブルが崩壊して頓挫して、更に2008年の夏季オリンピックを招致して選手村にしようとしたが惨敗し、負の遺産とも言われる有様であった。幸運なことに2025年に万博が開催されることが決定して、その会場となる予定である。ただ3年後にコロナ禍が終了しているとは断定が出来ず、万博が上手くいくのかは分からない。ついでに言うと費用が馬鹿にならない。1970年の万博の会場を流用した方が安く上がるかもしれない。ううみゅ。

今日の「みどりの日」であり、明日は「こどもの日」であること。

今日5月4日は日本に於いては「みどりの日」で祝日である。ゴールデン・ウィークを構成する祝日の一つである。しかしながら日程は相当いいかげんではある。元々は4月29日であった。平成となった1989年からは天皇誕生日が12月23日になり、昭和天皇の誕生日でありゴールデン・ウィークを成すから祝日で無いのも困ると言うことになった。それで半ば強引に「みどりの日」としたものである。それで4月29日は昭和の日とすることになったので、コンバートして5月4日に入れた。なので3つの祝日が並ぶことになった。祝日を増やし過ぎだという意見もあるが、小売業に従事している私にとっては祝日は多数あった方が客足が伸びるので有り難くもある。

明日は「こどもの日」である(創価学会では「後継者の日」としている)。趣旨を読むと産んでくれた母親にも感謝する日とされているが、母親以外にも育ててくれてい間はどうでも良いのであろうか。ううみゅ。

相生い。#類語新辞典

植物が1つの根元から2つの幹が分かれて伸びること。例えば盆栽などで頻繁に見る。同好の士が高槻にも多く居るようで、あちこちで展示会が開かれる。転じて夫婦が仲良く連れ添って長命であること(「相老嫌とも書く)。因みに「相生坂」という名前の地名が、東京23区内だけでも3つある。なので全国的にはもっと多いのであろう。関西圏では兵庫県東部に相生市があり、代表となる駅の相生駅は新幹線の駅があるし新快速も乗り入れる。しかしながら知名度があるとは言い難いのは、相生駅止まりの列車がほぼ無いからと考えられる。これが姫路や播州赤穂なら、名前だけは広く知られている。

有用な。#アラン定義集未定義語

2ヶ月前にマスクにまつわる礼儀作法について書いた。

礼儀作法。#アラン定義集未定義語 - F-nameのブログ

それでマスクの着用が礼に叶うとされているのは、それが感染拡大に有用であるからであろう。繰り返し書いたが、弊店の入居している百貨店でも、来店されるお客様にマスクの着用を呼び掛けている。ただマスク着用につき法令で義務付けている訳では無い。一応は着用しない自由も100%消滅したことにはなっていない(一人暮らしの人間は恐らくは自宅内ではマスクをつけないだろう)。マスクの拒否を主張する某団体もある。ただ公衆が行き交う場所でのデモは勘弁して欲しい。幾らワクチンの効果で重症化しないと言っても感染は避けたいから。

憲法記念日と憲法の変遷(解釈改憲)。

昨日のentryにも書いたが、今日5月3日と明日5月4日は、高槻ジャズストリートが開催される。今朝は三井住友銀行の前の広場で会場設営がされている。

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それで今日5月3日は、日本では憲法記念日である(なお創価学会の日でもある)。1947年(昭和22年)に日本国憲法が施行された(要するに効力が発生した)ことから5月3日を憲法記念日として祝日にするに至った。この頃になると憲法に関する議論が大きくなる(そしてそれ以外では沈静化する)。ただ日本国憲法は改正されたことが無い。それは75年の長きに及ぶ。勿論、現実の状況が変化していないから変わらなかったのではなく、適当に憲法の条文を都合良く解釈してきたからに他ならない。憲法学では「憲法の変遷」若しくは「憲法変遷」とも言われることである。解釈改憲とも言われる。例えば憲法第9条の解釈で、「戦力」を、「自衛のために必要な最小限度を超えるもの」と解釈して、自衛の為のものは戦力ではないから9条に違反しない、というのが今の政府の解釈である。ところが日本国憲法の制定の過程では、自衛のためのものでも認めない、としていた。要するに解釈のやり方によっては、幾らでも実質的に改憲をするのは可能である。

何故そんないいかげんなことをするのか?との意見は根強くある。しかしながら、問題は現行の憲法の改正が極めてやり辛いことにあると考えられる。発議は衆議院と参議院の双方の総議員の3分の2の賛成が必要とされ、それだけでもハードルは高い。その後は国民投票で過半数の賛成が必要になる。そしてこの75年は発議すらもされていない。この点に関しては要件を緩めるのが必要かもしれない。ただ、それにも国民投票は必要である。道は極めて長い。ううみゅ。