F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

実技試験終了

ようやく実技試験の日がやってきた。
工具やテキストを持って自宅を出る。京橋で待ち合わせ。野崎駅から4人でタクシーに乗り会場の大阪産大へ。実技試験の場合は、自分の工具を持ち込まなければならないので荷物が嵩む。帰りはともかく、体力の消耗を避けることを考えると、行きはタクシーを使う方が良い。距離が近いので、バスを使うよりも安く上がった。
9時半頃に会場に着いたのは良いけれど、試験室に入れるのは10時から。当然だが冷房は全く効いていない。暑さに耐えながら電線切りの練習などをする。守衛さんがようやく開錠してくれて中に入る。座席を確認し、友人と話をする。
昨日に行なわれた試験では、候補問題の7番が出題されていた。私の前に座っていた友人曰く、7番は良い問題であり、過度に作業量も多くなさそうなので出るのではないかという話。昨日出たので今日は違うのでは、などと話をしていた。ヤマと思われていたのは13番。渡り線が多い問題だけど、本質を突いており作業量も程ほど。そんな訳で私も13番かなあと思いながら本番に臨む。横にスペースが広く、工具を並べて置けたのは非常に助かった。
出たのは7番。昨日と同じ。作業手順は一瞬迷った。先に電線を切っていく順番もあるけれど、オーム社のDVDと同じように、器具を取り付けてから、長さを計り電線を切っていく方法で行なった。どちらでも正解なのだろう。迷って時間を浪費しないことが大事。しなければならない作業は同じだし、時間的余裕はあまり無い試験なので。20分で出来る友人も居るけれど、私は殆どギリギリで完成させていたし、、、
一つ一つの作業を丁寧にしていくと、完成に35分かかった。30分以内に終らせて、見直しの時間を確保できることが望ましい。今回も差込形コネクタに間違った配線をしており、慌てて直した。リングスリーブで間違えなかったのは幸いだった。何とか配線をチェックする。時間を短縮するコツも色々あるけれど、一々メジャーを持ち出すより、長さは覚え込んでしまう方が吉。150ミリなどは掌を使って計ると、かなりの時間が節約できる。後は使う工具もケチらないで、VA線ストリッパーなど最新の工具を手に入れて馴染んでおくのが良いかもしれない。勿論ナイフでも構わないけれど。
ともあれ4月からずっと頭を離れなかった案件が終った。後は合格を確信するのみ。友人達と飲んだビールは、これまでで一番の味だった。