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因果関係を探る -実験法-(心理学研究法第3回)

測定が難しい概念は数多い。測定方法も数多くあるけれど。

 

大野木裕明。因果関係を調べるために実験法を。心や心に関わる行動について。設定した場面で独立変数と結果側の変数、従属変数の対応関係を。他の原因候補を除外。人為的になりがち。実験では関連要因を意図的に無視。結果は日常にそのままでは使えない。準実験が。実験法は役に立たない訳ではない。論理は役に立つ。
実験の意味。自然科学での実験と基本的には同じ意味。因果関係の、原因と結果の対応。科学的方法として。仮説があって立証。因果関係。原因と結果が100%対応、ではない。確率論的、統計的因果関係。確率論的に高いかどうか。日常生活では簡単ではない。見かけ上で因果関係があると誤解することも。原因の候補は沢山ある。時間の流れは一度限り、同じようでも何処かが違う。原因を後から推理することは出来る。なぜそうなったのか推測。人為的に他の可能性を排除する。場面設定には妨害の少ない研究室が適する。原因の可能性の在るリストから影響力を事前に取り除き、因果関係、関数関係が再現できるか。感覚知覚倫理学。スキナーの動物実験。PCの録音録画画像。新行動主義。データ収集法。観察に因るデータ収集も。実験紙のデータを。事前と事後で気持ちの変化を。変数のデータ収集。計画と準備。独立変数従属変数仮説などの。実験計画。変数とは概念の。身長計を使って測る。度数分布で表現。身長の数値は個人差が。体重も。何故変数を問題にするのか。小3はスイミングスクールに通う。粘り強く頑張れるように。他の人にも可能性がある?一般的に効果があるのを確認。多数の事例を集める。より原因側と結果側との関係が。操作的な。性格の外向性内向性。意味を概念的定義。測定方法の操作的定義。方法を作って測定。心理学的変数に。他の研究者と情報交換。信頼性と妥当性。体重の数値の入手法。血圧計ではない。測定方法。妥当性。我慢強さの測定は?愛情の測定は?操作的定義。プレゼントの価格が高いかどうかで測定、妥当性が在る。金額でなく回数で愛情の強さを測る?デートの回数?妥当性が高い?言葉で言えば良い?騙しているかも。難しい問題。学力知能創造性不安攻撃性協調性など妥当性のある操作的定義は難しい。妥当性と言っても様々な側面が。信頼性。測定した数値がブレない程度。血圧計の測定。上の数値。130、170。150。測定機器のトラブル、体内の変化?データも信頼性や妥当性が。前提が揺らぐと問題。測定値の性格。尺度値。行動に関する変数。観察出来る。測定したり頻度の内容を。客観的に記録。影響を受けたかどうかが。生理的反応の変数。血圧など。測定。心理尺度。目に見えない心的過程を測定。一連の質問項目リスト。独立変数と従属変数。研究者が原因側と考える変数の独立変数。結果側の従属変数。研究目的に照らして。質的操作。要因。性別地域年齢など。量的操作。条件の変化。従属変数が対応的に変化するか。視線恐怖症を主訴としたクライエントの行動。相談回数の記録。自己効力の得点。行動前の自身信念。
実験法の基本的考え方。実験法の仮説。実験で確かめるのは仮説。因果関係や対応関係を記述。作業仮説、対立仮説。まだ実証されていない。仮説が誰かが信じていること、そう考えたこと、研究結果から。あくまで可能性。データにはよらない。対応関係を。因果関係を証明する基本は独立変数が従属変数に影響を及ぼすか人為的環境を。しかし原因は1つとは限らないので、予め候補を排除。推測統計学の利用。データを元にして法則定立的。一般化。普通は推計学の考え。個性技術的。仮説検証と統計的。データ収集の前に独立変化。2群を設定。無作為ランダムに。無作為割当。実験群。操作を。対照群には実験的操作をしない。両群それぞれに測定値を。実験群と対照群の違いを。原因と結果の対応付けを。統計的検定。結果の差。偶然に得られたかもしれない。何回も同じ実験をする。推測統計学。どの程度の確率で起こることなのか。証明したこととは相容れない帰無仮説。差があるのを実証。差がないという帰無仮説。それが成立する確率を調べる。実験群の母集団A。対照群の母集団B。標本値サンプルAB。差があるのは別の母集団だから。母集団からデータを取ると色んな値に。手元の標本値。群差や条件差が。t分布表。帰無仮説が低い確率。1%か5%。有意水準でしか成立しないなら棄却。対立仮説。背理法。AがAなのだとう証明は難しい。反例を1つ出せば成立しない。数学では背理法として残りの方を結論に。統計的検定。独立2群の。専門的な統計の話。帰無仮説が正しく棄却。検定力。高いほうが良い。有意水準、効果量。母分散。データ数が大きくなる。実験的操作などの指標を付記。対照群が必要な理由。満足の遅延反応の変化。時間的先延ばし。辛抱強さなど。朝に10個か昼休みに15個か。満足の遅延反応が高い児童を3つにグルーピング。テスト。報酬は少ないが今すぐもらえるか、多くて時間的に後の方に。直後ではモデル観察の成果が。即時報酬の方を選択する子供が増える。何故対照群が必要か。可能性を排除できる。因果関係を測定。時系列的。時間的な。関連して系統的に変化。他の要因があってはならない。実験参加者被検者の数の決定。
発展的な実験計画。実験群と対照群、統制群。2つのグループに差がないといけないが、技術的に困難。一方的な思い込みかもしれない。対応策として厳密な計画を。マッチング。扱う独立変数。それ以外の条件を無作為に。性別年齢学力や動機づけの程度。有力な常用変数を。分配して割付ける、マッチング。かなり条件統制が。実験協力者を無作為に割り当てて比較をして仮説を検証するのを純粋実験。無作為な割付などは満たさない、準実験。必ずしも直接的な因果関係の検証には充分ではないが、実験室の結果だけでは現実適用に不充分。研究倫理の問題。独立変数要因処理が2つの時に。水準。統計処理には分散分析を。単語の記憶と想起。再生率が異なる。陸上学習群、潜水具を使い水中学習群。陸上や水中で記憶再生。交互作用が在る。要因計画法。主効果。データの水準が参加者間要因配置法。同じサンプルに。参加者内要因配置法。
良い実験の条件。観察の視点や解釈が客観的に。因果関係について信頼てきる推測が。計画された事態を。短所。非日常的なこと、人工物になりがち。実験的操作の出来ない変数が。倫理的配慮から操作できない概念が。大量のデータを集められない。被検者が対象と分かっている。

 

心理学研究法 (放送大学教材)

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