F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

堕落。

厚生労働省の職員23人が夜に送別会を開いたとして批判されている(報道されないが他にも似たようなことはあるのだろう)。自粛を呼びかけている主体がその自粛されるべき行為をしているのだから、批判は行なって然るべきであろう。しかしながら当人たちは堕落しているという感覚は持っていないと思われる。感染対策をしていれば大丈夫と漠然と考えていたのではないか。それに通常の感覚では、異動になる仲間が居るのだから送別会を開かない方が堕落に繋がるとも考えられる。事程左様に感染対策はなかなか徹底されない。

段ボールの欠乏。

私は商品の検品作業や返品作業を主にしている。それらに欠かせないのが段ボール。検品では商品が段ボールに入っているので取り出し、返品では商品をスキャンして段ボールに詰める。なので検品作業で不要になった段ボールを返品作業で再利用している。何しろ余計なお金が出て行かない。それは良いのだが、極たまにストックしている段ボールが少なくなることもある。なるべく節約するようにしているけど。非常用の段ボールは勿論あるが、あくまで非常用の位置付け。まあ無くなれば使用するしか仕方が無いけれど。

3次元データベース(データベースと情報管理第12回)

3次元データを扱わないことには製造の現場ではやっていけないのは明らかだけど、なかなか理解が及ばないなあと感じる。

 

柳沼良知。3次元データベース。3次元データのデータベース化。獲得や記述の方法。効率的に扱うための類似形状検索。立体的な形状を表す。建物の形状のデータ。紙のものが主流だったが、地理情報では高さを含む。3次元ポリゴンでのゲーム。患者の体内を3次元で捉え観察、タンパク質の立体形状など。3次元データを獲得。
データを獲得。立方体など基本的な三次元データを組み合わせる。CGなどで新たな形状を。三次元物体の形状を、コンピューターに取り込む。人がどのように3次元データを把握するか。物体を把握するための情報。遠くのものを見る、ピントを合わせる為に水晶体は薄くなったり、近くのものでは厚くなったりする。目が2つ在るのも。左右の目の位置の違いで物体は違って見える。視差。物体までの距離を把握。2台のカメラの位置をずらしてステレオ画像。写真が立体的に見える。花だけが手前に飛び出して。ランダムに点を打ったもの。カメラと被写体の。物体は左右の目で同じに。手前にある物体ほど視差は大きくなる。視差の情報から物体への距離を把握。CGなどでずらすことで距離感を任意に。コンピュータを使って求めるには?まず画像中から特徴的な点の抽出を。明るさの勾配がどちらを向いているかなどの情報量。基本的にはもっとも特徴点が似ているか。対応する特徴点が。どれだけ位置がズレているか。カメラで撮影した画像を。受動的な方法。能動的な方法もある。スポット光投影法。映像中で明るい部分にレーザー光が。三角測量の原理。点単位で計測するので測定に時間がかかる。スリット光投影法。高さごとに光る位置は変わる。それぞれの高さごとに三角測量の原理で。距離をまとめて測定するので高速に取り込みを。レーザー光を物体に当てて時間差などを測定する。装置が大型で高価になる。それぞれ長所短所があるが3次元データを取り込む。
3次元データを出力する。3Dプリンタ。物として出力。基本的に3次元データを薄くスライスして積み重ねて3次元データを形成。例えば円錐。薄くスライス。ごく薄い円盤の集まり。一番大きな円盤から、大きさを徐々に小さく。薄いスライスデータを重ねる方法は幾つか。光造影法。樹脂は最初は液体。描くことで硬化。一番下を硬化。そこから描く。装置が高価で対象も制限される。熱溶積層方式。樹脂を熱で溶かし。熱で溶かした樹脂は下に落ちる。水で溶けるサポート材を。精度が荒く凹凸が。インクジェット方式の3Dプリンタ。ヘッドから樹脂を噴射する。層が固まったら滑らかにする。表面を滑らかに。3次元形状と色とを同時に再生出来る。様々な提案が。知覚に障害がある人。知りたいものの名前を。3次元データからプリンタで。実際に手で触りながら形状を知る。
3次元データの表示。まず3次元Objectを定義するモデリング。ワイヤーフレームモデル。針金で。データ量が小さくコンピュータの処理が高速に。CGソフトでの研究、サーフェスモデル。ポリゴン多面体で表現。骨格に薄い膜を。表面だけ。ソリッドモデルは内部も。内部外部の区別を。複数のモデルを組み合わせて。演算を行う基本的形状はプリミティブと呼ばれる。論理和論理差論理積。論理和。2つの形状を足し合わせる。球と円錐など。論理差。球と円錐の論理が。重なる部分を抜く。論理積は2つの形状のどちらも。重なり合う部分を。3次元の形状を。実際に3次元形状がどのようなものかを。目で見える画像に変換。2次元画像を。レンダリング。チェージング。陰影をつける処理。物体の表面では表面反射など。鏡での反射を。入射光が特定の方向でのみ。拡散。あらゆる方法に同じ。明るさは角度により決まる。環境光。足し合わせたものとして表面の明るさが。フラットシェーディングなど。点での明るさを求める。明るさをポリゴン全体のものとする。ポリゴンの境目が目立つ。滑らかな陰影を。スムーズチェージング。シャドーイング。1つの点から放たれる。本影のみが。蛍光灯など。光の一部のみが。影は光源により変わる。模様を貼り付ける処理。テクスチャーマッピング。複数の物体を扱う。前後関係や相互の影響を。隠れている部分を表示しない。隠面処理。ゼットバッファ法など。レイトレーシング。実際にどのように表現するか。言語としてはVRMLなど。テキストデータなので通常のテキストエディタで。拡張子。コンピュータがファイルを認識。VRML2.0。バックグラウンド。背景色の指定。利用メトリコーン。円錐のパラメータ。コーンの代わりにボックスを。シリンダーを使うと円柱を描く。マテリアル。円錐の色を。拡散光の色を。トランスレーション。物体を位置に移動。イメージテクスチャー。作成したVRMLファイルを表示。オープンソースのソフトウェアを。融和の機能。3次元空間に対し操作を。
三次元データの検索。様々な方法が。画像検索の手法を用いて検索。3次元データを撮影する画像を利用。3次元データは見る方法により形が異なって見える。様々な画像を。画像データベースに。検索の際には近い画像を指定したりスケッチを描いたりして指定する。データベースでは輪郭を比較。目的とするデータが一致すれば。3次元データから3次元特徴量を抽出して検索を。モーメントなどの。計算する。3次元データの向きや大きさを正規化。ランダムに点をばら撒き。点の中から最も分散が大きいものを第一軸。大きさの正規化。包含する球の大きさを揃える。距離の二乗を求め平均を。
こんな検索、あんな検索。

 

データベースと情報管理 (放送大学大学院教材)

データベースと情報管理 (放送大学大学院教材)

 

 

悪口。

大企業に勤める或る友人が、子会社に経営幹部として出向することに。その会社には古参の役員が居た。小会社で出世した叩き上げのベテランだけど、とにかく悪口のオンパレードであった。それでも役員になるのだから仕事は出来る人間である。社内の雰囲気が悪くなるので、その友人は扱いに苦慮したという。幸い悪口の対象はある程度分かるので、言われた対象となった人間に慰めるなどして何とかカタストロフィにはならないようにしたが、それが限界だったという。私が大企業の子会社に勤めて居たときも、このような話は聞いたことがある。人間のmanagementは難しい。

北野高校と縄跳びと妙見夜行登山。

たまたまTVをザッピングしていると、「THE名門校」という番組で北野高校が取り上げられていた。どうもBSの再放送らしいけど。

THE名門校 日本全国すごい学校名鑑:BSテレ東

北野高校は誰もが知る進学校だけど、やたらと体育が厳しいのは聞いていたが確かに酷い。冬にマラソン(断郊競走とか呼ぶ)をするのはともかく、縄跳びで前二重跳びを男子は30回連続して出来ないと補講が続くとか、(私からすると)トンデモナイ場所であるなあと感じられる。普通にハンドボールとかやった方が何かと気づきが得られると思うが気のせいだろうか。ただ非合理的と感じられることはどの高校でもあるもので、私の出身高校では真冬の夕方から朝にかけて50キロ以上歩く。しかも私は2回参加した(同じ部活の友人は3回参加した)。そんな「武勇伝」を話していると、北野出身の人間からは「何を考えているのか」という目で見られたことがある。しかしそれを北野の人間には言われたくはない。私は北野高校に行かなかった(そもそも受験当時は学区が違うのでそもそも進学は無理だが)のを神に感謝した(なおあくまで比喩表現)。

脳神経科学と社会心理学(現代社会心理学特論第12回)

脳科学と称する書籍も、ある程度は疑いながら読んだほうが良いのかもしれない。

 

森津太子。脳神経科学と社会心理学。前回は経済学を。行動経済学という学際領域の。今回は学際的研究が進む脳神経科学を。21世紀に入り脳ブームが。マスメディアを通じて脳科学者が増える。執筆した書籍も数多く。随分と身近に。脳研究に用いられるTechnologyの進歩。脳機能イメージングと呼ばれる脳の機能を。人間の持つ複雑な心の検討を。脳神経科学の参入だけではなく心理学者も。心理学の方法論に貪欲に。心理学の歴史は方法論の歴史。社会的認知Approach、ソフトウェアとしての心の働き。どのように具現化されるか、ハードウェアの分析は出来ない。基本的に脳の働きに迫る研究の進展は喜ばしい。心の高次の。社会神経科学。社会認知神経科学。
手法の解説。大きく3種類。関心のある神経細胞に電極を刺し活動を計測。人間以外の動物で。ミラーニューロン。病気や事故で特定の脳部位の損傷した人を症例研究。ケージという男性の症例。アントニオ・ダマシオによる仮説の土台に。近年の脳機能イメージング。手術などで傷つけること無く計測。fMRI。PETなど。脳波。神経活動の細胞の活動を。電位の記録を。微弱な磁場を。ERTという電位を測定。特定の事象に関連して脳電位を。外部からの刺激だけでなく内因性の変化、心理的な変化も。事象関連電位。事象の発生の後のポジティブな電位。PETやfMRIは血流量の変化で。脳内の神経活動が増えると酸素やブドウ糖の消費が増える。代謝量などを測定して。陽電子を放出する同位体を体内に投与。観察対象に電磁波を照射し画像化。FMRIは薬物投与が必要ない。PETは薬品の注射が必要。空間分解能が高い。手法で脳の活動をどれくらい細かく分析できるか。時間分解能。脳の活動を時間的に細かく分析。より素早い変化を。それぞれの研究での手法は長所短所がある。fMRIは分解能に優れてよく用いられる。社会認知神経科学研究での手法は日々進歩している。
社会心理学のこぼれ話。動物を使った脳の研究では意図的に破壊することがあるが。人間では出来ない。健康な人の脳の活動をPETなどで。脳機能イメージングの手法が開発され飛躍的に進む。稀に脳の機能に損傷を受けた人が。ゲージの症例。20代なかばで鉄道工事の責任者に。1848年の夏、敷設工事中に爆発事故が。頭部を鉄の棒が貫通する。ゲージは一命を取りとめて意識もはっきりしていた。驚異的回復力で回復。知能や言語に問題は無かったが、人格が一変。事故後は無礼な上に優柔不断に。周囲の人はゲージではないと、人格の変化で解雇され、職を転々と。38歳で生涯を閉じる。脳が重要な部分を担う。感情的社会的機能が欠損すると日常生活が送れなくなる。脳部位の問題。遺体が治療の医師の希望で掘り起こされる。ハーバード大学のミュージアムに保存。頭蓋骨を写真で。VPFCという部位。同じところに腫瘍がある患者を。エリオット。感情や社会性の機能に変化が。直感的な判断が出来なくなる。アントニオ・ダマシオはソマティックワーカー仮説を。生存する脳。デカルトの誤り。
社会認知神経科学では。内側前頭前野の脳部位の働き。社会心理学的現象の多くに。対人認知。他者とは架空の人物など。対象が物体であっても一定の意味を知覚すると活性化。アニメーションを参加者に見せる。三角形が親子のような振舞を見せると特徴的な活性化パターンを。対象が人間でも活性化しない場合。ステレオタイプ内容モデル。人柄次元などで説明。両面価値的なもの。自分以外の集団の外集団においてはステレオタイプが付与されやすい。ハリスなど。4種類のパターンの人間。人柄や能力が低い人の写真を見せた場合だけは活性化せず。人として認識されていない可能性。自己に関連する場合。自己関連付け効果の実験。好奇心が強い、知的である、忍耐強いことが自分に当てはまるか。意味判断などをする場合に比べて再生率が高い。自己関連判断を行う場合、他者に当てはまるかを判断したり社会的に好ましい場合に比べ活性化が。態度においても自分の態度を認識したりする能力に寄与する。対象物が望ましいか望ましくないかの評価。MPFCが反応。人物評価が一定していないことも。潜在態度と顕在態度の内。感情と認知で感情に関わる知見を。MPFCは感情とも関わりが深い。特定の感情経験が特異的に関与。PETなどの実験の多くから、どのような種類の感情であってもMPFCは関与。人間の認知過程が自動的過程などの二過程モデル。統制的過程では関与する脳部位が異なる。扁桃体という部位は白人の実験者に黒人をみせた場合。自己報告式の人種差別尺度。当人の自覚的な態度と扁桃体の活動には関連性が見られなかった。知覚された対象が脅威になるか安全か。潜在連合テスト。後に損傷患者に対する研究ではテストに差がなかった。潜在的態度。扁桃体が意識を伴わない結果とは矛盾する。人間が社会的動物である。その事を立証する。アイゼンバーガー。排除されることは致命的。精神的な言葉、痛み、など身体的損傷を。日本語に限らず英語などに多くの。単なる比喩表現でなく身体の痛みと心の痛みには共通の基盤が。ボール投げのコンピューターゲーム。実験参加者は2人とゲームをしていると思うが、実際はコンピュータで反応が。均等にボールが回ってこなくなり、のけものにされた、仲間はずれにされた。その場合の脳の活性化。ACCは身体的痛みと社会的排除での心の痛み。人間が集団生活を営むことで生き抜いた。他者から排除されることは致命的。共通の脳部位を。fMRIを使った研究。脳の引き算が前提。まず脳が何もしていない安静時の脳画像と何らかの活動をする脳画像を。後者から前者を引く。特性の脳部位が活性化。ゼロの状態から生じた訳ではない。言い換えれば明らかになるのは当該の課題をしている時に活性化したことが推定されるのに過ぎない。脳の安静時でも休息を取っていのではなく、機能のアイドリングを。安静時に達成化の度合いが増す。脳内のネットワークが。デフォルト・モード・ネットワーク。社会的認知活動、他者と他者と自分との関係で機能している可能性が。社会的機能をさせるのと社会的でない機能と。何もしていないようにみえるのは、人が自発的に社会的認知を。記憶課題が始まる前や間に感じが良いなどの考えが浮かんでいるかもしれない。社会的課題でないものでは、デフォルト・モード・ネットワークの活動が低下。社会的課題である場合は大きな変化がない。
社会認知神経科学の研究成果。社会心理学への恩恵。様々な事象がどのような脳部位と関係しているか、共通の基盤が。MPFCの関連など。とかく分散しがちな知見を1つに取りまとめるもの。但し手放しの歓迎は危険。本質的に相関研究。ある課題を行う時に特定の脳部位が。その脳部位の働きで現象があるという因果関係を示すものではない。相関関係は誤った手続で高められたに過ぎないと批判する研究者もいる。日進月歩の世界。一度は支持された知見が。実際には脆弱な知見もある。過度の一般化が慎む方が良い。

 

現代社会心理学特論 (放送大学大学院教材)

現代社会心理学特論 (放送大学大学院教材)

  • 作者:森 津太子
  • 出版社/メーカー: 放送大学教育振興会
  • 発売日: 2015/03/01
  • メディア: 単行本
 

 

誹謗。

フジテレビの「テラスハウス」に出演していた木村花さんがSNSで誹謗中傷を受けて自死された件で、その自死後に「地獄に落ちなよ」などと書いた人間が遺族に訴えられている。Internetが発達する以前は陰口で人の誹謗中傷をしていたので広まる範囲はかなり狭かったが、Internetが定着して旧2ちゃんねる(現在の5ちゃんねる)や掲示板などで誹謗が世界中に拡大して軋轢も拡大するようになった。今や何を書いても匿名であるから守られるという発想は消えている筈だけど、ときたま投稿者の情報開示を請求して特定し訴訟に至る訴訟がある。批判するのは自由だろうけど訴えられるリスクは各自が認識しなければならない。