大企業に勤める或る友人が、子会社に経営幹部として出向することに。その会社には古参の役員が居た。小会社で出世した叩き上げのベテランだけど、とにかく悪口のオンパレードであった。それでも役員になるのだから仕事は出来る人間である。社内の雰囲気が悪くなるので、その友人は扱いに苦慮したという。幸い悪口の対象はある程度分かるので、言われた対象となった人間に慰めるなどして何とかカタストロフィにはならないようにしたが、それが限界だったという。私が大企業の子会社に勤めて居たときも、このような話は聞いたことがある。人間のmanagementは難しい。