つい最近のことと思っていたけど、地震から1年が経過した。何らかの区切りに意味を持つ人がどれほどいるかは分からない。かえって悲しみが増す方もいるのだろう。読売新聞の調査では、損傷家屋で修理を済ませたものは20数%(何だか変だけど)しか無いという。行政からの補助があるといっても、費用は嵩む。青いビニールシートが無くなっても、それはあくまで表面上のこと。お互いに助け合うしか無いのかもしれない。
これだけの災害でも、大したことは無いと思ってしまうのは、東日本大震災や阪神淡路大震災などの天災に触れていることと、単に住まいに被害が無かったからだろう。どうしても記憶の風化は避けられない。せめて色々な機会を得て思い返し、教訓にするべきだと自戒したい。