F-nameのブログ

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畏敬の念。

志望大学に入る為、十三(関西人でも読み方を知らない人がいるので書くと「じゅうそう」と呼ぶ)にある予備校に通っていたことがある。英数国の講座は殆どが午前中にあったけど、土曜午後に英文解釈の講座があり、見たところ碩学の先生が講義をされていた。やたらと高尚な内容の英文なので、何処まで対策になっていたかは疑わしい。それでも皆が畏敬の念を持っていたので、サボる人間も居ない。電車に乗っていると先生に会った。先生は、デカルト「方法序説」を読みなさいと言われたのを覚えている。人を見て法を説いたのだろうか。実はまだ未読の自分も困ったものだと思うが。