今日は10月10日。私はどちらかと言うと古い人間(まあ半世紀になるから)なので、つい「体育の日」を想起してしまう。今は別の日になり(たまたま10月10日になることはあるだろうけど)、名称も変わった。しかし把握はしていない。単に(世間一般に)休みだな、と思うだけ。そもそも「体育の日」が祝日になったのは、1964年に東京オリンピックが開幕した日であるから。統計で晴れる可能性が高かった(しかし科学的根拠はない)日を設定して、本番でも見事に晴天。
スポーツ関係者その他の方々は、来年こそ東京オリンピックパラリンピックをと考えているだろう。しかし64年のオリンピックパラリンピックはれっきとしたレガシーlegacyとなっているから招致もできた。そういうlegacyを無視して良いのだろうか。寡聞にして祝日を10月10日に戻すべきだという主張を私は聞いていない。