F-nameのブログ

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怠惰。

人間が最も陥っている罠.あまりに多くの人間が陥っているので、いちいち指摘すると誰もが拒否反応を示す。何だかんだと怠惰を怠惰とは思わないように防衛機制が働く。例えばテレビのドラマを楽しむのを、現実世界の教養を身につけるだの共通の話題をチェックするだのなどと。まあ該当する面はあるのだろうけれど、会社員ならビジネス書でも読んだ方が有意義なのでは、と突っ込むのは可能かもしれない。ただ、ビジネス書を読んでいるから怠惰ではない、と考えるのも問題。現実逃避の為に読んでいる場合も。怠惰を脱するのも難しい。

打ち水。

通勤路を歩いていると、数メートル先で打ち水と言うか、ホースでアスファルトasphaltに水を撒いていた。珍しいなと感じると同時に有り難いなとも。依然として太陽光で暑くなっているから。制服と思しき姿なので、前の店員さんだろうか。通り過ぎようとしたら、こちらに向かってきた背広姿の男性が、水撒きをしている人に因縁を吹っかけてきた。背広が濡れるなどと。険悪な雰囲気になったなと思っていたら、背広が私に同意を求める有様。そうですねなどと言いながら何とか雰囲気を良くするよう話をする。幸い怒りは直ぐに止んだよう。暴力に及ばないで良かったと思う。まあ無視をして歩き去る選択肢もあるのだろうけれど。

古典物理学の形成(現代物理の展望第2回)

かなり数学が絡む印象。そもそも数学と物理は親和性がありそう。

 

19世紀末までに確立した古典物理学。古典物理学は生きている。現代物理学の躍動を支える。堅牢な理論体系。古典力学と古典電気磁気学。大変幅広い。根本的なアイデアを。数学が非常に生き生きと厳格に。エッセンスを言葉で。
力学の力学的状態。ニュートンの運動方程式。時間に関する微分方程式。運動状態を決める。初期条件。二階の微分方程式は厄介。1階にできないか?実は出来る。一次元の。運動量は位置の。運動量を使って運動方程式を書き直す。時間微分。一階のの連立微分方程式。組によって運動状態を説明する。三次元空間で。座標を一般化。一般化座標。配位空間。6n次元。三次元空間と配位空間。ラグランジュ形式とハミルトン形式。ハミルトンヤコビ形式。変分原理。物理法則の技術方式。積分的。配位空間は微分方式。瞬間の。繋ぐ軌道を考えるのが極地原理。ラグランジュ形式。配位空間の変分原理。一般化座標と時間微分。スカラー関数。時間積分出来る。軌道の始点と終点を固定する。途中の経路を動かしてみる。グローバルに。オイラーラグランジュ。質点系。便利な座標系を。ラグランジュ形式の解析力学。その進化。対象性と保存則。ネーターの定理。先へ進んでも風景が変わらない。宇宙空間。運動量が保存。オイラーラグランジュ方程式。一般化座標に依存しなければ。更に微分化したのを一般化運動量。15年に証明。ネーターの定理。エミーネーターという人。波乱の人生。宇宙飛行士の背中をキックすると許される運動は。等速直線運動しかない。ハミルトニアン。ハミルトンの正準方程式。時間微分の連立微分方程式。一階しか含まない。物理量。時間微分を作る。ポアソンカット。正準変数。量子力学。交換関係。プランク定数が。正準運動方程式が基盤。統計力学。アンサンブル法の。
解析力学の。ラグランジュ形式と。シュレディンガー方程式。極値化する運動。ハミルトンヤコビ形式。ラグランジュハミルトン。作用関数。一般化座標の。場。作用。勾配を取る。アクションを時間で偏微分。ハミルトンヤコビ方程式。量子力学。シュレディンガー方程式と似ている。作用というのものがスカラー場とみなせる。波が伝播する時に垂直に流れる。粒子の運動に波動性が潜んでいることを示唆。シュレディンガー。自由粒子。変数分離法で解く。波の位相。粒子の中に波が。波の中にも粒子の属性が潜んでいる?幾何光学。波面。幾何光学との関係は無視できない。フェルマーの定理。光が進む。変分原理。光線の経路、粒子のimage。光線の方程式。粒子の中に波の性質が。逆も。
古典電気磁気学。マクスウェルの方程式。場の理論。場の話だけでは済まされない。荷電粒子。ローレンツの力。電気力学。電場と磁場だけの。荷電粒子の動きも入れる。電磁気学の理論。マクスウェル方程式。ベクトル場。発散と回転でユニークに決まる。電磁場の基本方程式。4本。電荷保存則。ローレンツ共変性。豊かな対称性。ローレンツ変換の元での対称性。アインシュタインが相対性理論を作った時のモチベーション。荷電粒子の場。電磁場をどう作るか。電磁場を荷電粒子の運動にどう作用するか。場の物理と力学の関係。ローレンツ。ローレンツの力。電磁場を作る。電磁気学と電気力学。場の物理と粒子の物理を切り離す。電気力学の見方。電磁場は運動量、エネルギー。保存量を備えていることが発覚。電磁場の運動量とエネルギーがどのように?荷電粒子の運動方程式。エネルギーの保存の出し方を知っている。電荷密度と電流密度。電磁場と荷電粒子の系からなる。全運動量の時間微分。電磁場のエネルギー。ポインティングポイント。電磁場理論。光が電磁波であることを確定。88年にヘルツが。不動の地位を与えるキッカケが。惑星の運動。原子の構造を解き明かす。電磁波の検証で不動の地位を。電荷と電流が存在する領域から遠く。波動方程式が。光の真空間の。波の伝播速度が光の速度に近い。電磁波。電場と磁場が絡んで進む。エネルギーを運ぶ。電磁波エネルギー。ポインティング・ベクトルを計算。時間平均。光の伝播角度。速度×エネルギー密度。電磁場が運ぶ運動量の密度。伝搬の向きの単位ベクトル。運動量×光速。幾何光学と粒子の物理。20世紀に入って勃興するパラダイムシフトのお膳立てを。20世紀初頭に。
電磁ポテンシャルと。電荷密度によらない。ファラデーの電磁誘導。ポテンシャルという電場と磁場の黒子。Bは回転として書ける。電場もポテンシャルを使って書ける。スカラーポテンシャルの勾配。クーロン電場を。ポテンシャル形式の表示。冗長性がある。ケージ変換。磁場の発散は常にゼロ。どうやって冗長性を処理?磁場は普遍。波動方程式が。同じ品物の値段を言うのにドルか円か。どちらか一方は消して良い、ケージの自由度。量子の世界では主役。ゲージ変換。ゲージ原理にまで昇格。遅延ポテンシャルが出てくる。光というのは光速で伝わるから、電場と磁場が生まれる場所と検出する場所はラグが。遅延効果。遅延ポテンシャル。電場について。距離の二乗に反比例。クーロンの法則。距離の一乗に反比例。古典電気力学。加速度運動。原子が安定に存在できない。量子力学で解決。

 

現代物理の展望 (放送大学大学院教材)

現代物理の展望 (放送大学大学院教材)

 

 

条約。

国と国との取り決めのこと。ただ趨勢としては国際機関も入ることが少なくない。基本的には国家の行政の機関が勝手に決める。ただそれだと行政府の暴走を防げないので、主なものについては立法機関による手続きを必要とする国が多い。そもそも条約と憲法とはどちらが優位に立つのかという問題が、現憲法下の日本でも繰り返し浮上している。法律学の理論で言うと、国際法と国内法との関係の問題として延々と論じられている。詳細は省くが、やたらと理論が多い。国際法を学ぶ時に誰もが嫌気を持つ問題で、これがもとで勉強を中断する人間も多い。あまり関わらずに他の分野に回ることを勧める。

ヨドバシへ。

今日は旧敬老の日の翌日。今のようにいちいち変更になるのは煩い。それはともかく、もう秋の筈だけど朝から暑い。京都府立植物園に森林浴に行こうかと考えたが、あまりに気温が高いので中止する。差し当たり梅田に移動し空調の下での空間移動をする。

昨日の帰宅時にPCの電源ボタンを押したが、起動しない。何回か試みたら何とかなったけれど。購入したのが5年前だから、寿命が来てもおかしくはない。ヨドバシで新PCを物色する。ASUSのノートが何とか購入出来ると分かる。調子が悪いのが続けば買うことにしようと思う。後はiPhoneのキャリアの乗換えも考える。今はSoftBankだけど、通信費の節約をしなければ。

リンガーハットで野菜たっぷりちゃんぽんを食す。右にあるドレッシングはかけなかったが美味。

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明治維新と地域社会(日本の近現代第2回)

歴史の流れを大づかみにする必要がある。固有名詞に囚われないこと。

 

明治維新。近代化の契機。天皇の軍隊に歯向かう。幕末維新期の動乱。突然降ってくるルールに反発と受容を。変化をどのように受け入れたか。様々な明治維新。西南戦争まで。66年の第2次長州戦争。長州征討。幕府側の失敗。倒幕勢力との緊張。67年、慶応3年。薩摩藩や長州藩に密勅。大政奉還。幕府の支配は形式的には無くなったが。依然として最有力の大名だった。12月9日。王政復古の大号令。徳川慶喜を排除。クーデタ。公議。薩摩藩の裏工作。幕府への挑発活動。品川の薩摩藩邸を焼き討ち。鳥羽伏見の戦い。69年5月、榎本武揚の降伏までの戊辰戦争。戊辰戦争によって最終的に解体するが、新政権の地盤が固まった訳ではない。国家構想が共有されていたわけではない。諸藩の関わりは様々だった。「ある明治人の記録」。柴五郎。会津の落城。過酷な命運。69年12月に斗南藩に多くの藩士が移住。餓死凍死を免れるのが精一杯。過去もなく未来もなく。明日の死を待ちて今日を生きるのはどんなに楽あろう。会津の国辱を濯ぐまでは「生きてあれよ。」黙々と縄なうばかり。会津藩は貨幣を大量に作り経済は混乱。一揆が頻発。民衆の様々な維新体験。
中央の政府と地方の関係。廃藩置県。藩から県へ。政治過程。江戸城の無血開城ああってからの68年4月、太政官に権力集中。直轄地である県が。藩は依然として旧大名藩主の管轄。財政問題が深刻。全国3000万石。2200万国は旧藩の管轄。奥羽列藩同盟などは更に財政が悪化。中小の藩には破綻状態も少なくなかった。4藩の藩主が版籍奉還が上程。断行されたのは6月11日。天皇の土地。天皇の人民。知藩事。藩の軍隊もなくならなかった。藩の解体。一揆の頻発と攘夷派。草莽の臣に。政府の開明的な政策に反対。長州藩では奇兵隊を解体しようとしたが、大規模な暴動に。木戸孝允は徹底的に弾圧。藩と府県の並立。攘夷派。奇兵隊の再編。藩は自ら解体し始める。71年7月。在る種のクーデター。7月14日。4人の藩知事は朝廷に呼び出される。廃藩置県の画策。7月14日、廃藩置県の勅語。3府302県に。廃藩置県は藩の投げ出しや公儀口論。戊辰戦争から激しい政治闘争がクーデターで帰結。
廃藩置県。地方の新たな枠組。地域社会の一般民衆にとって。近代化政策の受け止め方。戊辰戦争からの変化。一揆。経済の混乱と制度の変化への不安。69年は天候不順で凶作。大規模な騒擾や一揆が続発。廃藩置県に際して旧藩主の東京移住を義務にしたが、引き止めのための一揆も。解放令。廃仏毀釈などの政策への反対。新政反対一揆。73年から74年がピーク。参加者10万人の、1500の町を焼いた筑前竹槍一揆。干ばつの下で雨乞いをしていた者の争いが発端。筑前地方のほぼ一体に。処分は4人の死刑を含め、6万4千人に。安定していた日常世界が壊される不安が。文明開化を飲み込む。請求な近代化政策。日常の意識に入り込み、なんとも言えぬ不安を。地域住民にとり唯一可能なものが一揆。必ずしも胸がスッとするものではなく。敵味方に別れた者がどのように?士族の不満は一層されず。政権は危うい均衡の上に。動揺を見せたのは73年、征韓論。71年に岩倉使節団が欧米に。留守政府。西郷隆盛を派遣するのが決定していたが、中止となる。3人の参議が辞職、士族反乱が続発。74年江藤新平などが佐賀の乱。76年熊本で神風連の乱。福岡県で秋月の乱、萩の乱。いずれも短期間で鎮圧。77年の西南戦争。士族反乱。多くの考察が。躊躇いがちな士族層の態度。西南戦争。西郷隆盛も決断。2月15日に鹿児島を出発。熊本城を包囲。石水万聖。間近に目的。城下が鎮台との対立で。父が児玉源太郎と面会。陸軍の将軍たち。鎮撫使。どちらにも敬意を払う態度は不思議だが、珍しくなかったかもしれない。石水万聖は西郷軍びいきだった。「城下の城」。見物に来れば帰れと言われた。お城が焼けてしまった。大砲隊。薩摩の将校。熊本城下の人にとり戦争は身近なものだった。旧幕府時代のわだかまりが消えた。和解の手法。柴五郎にとっては会津雪辱の日。

 

日本の近現代―交差する人々と地域 (放送大学教材)

日本の近現代―交差する人々と地域 (放送大学教材)

 

 

譬え。

一種の比喩metaphorの表現。そもそも基本知識を持ち合わせていない人間に対し、概念などの説明の為に用いられる。卓抜した譬えを用いると、分からない人間にとっては目が開かれたように感じることがある。最近では波の説明に、一列に並んだ応援団員に一定の動作をしてもらう比喩を通したのを聞いた。もともと波というのはなかなか目に見えないけれど、イメージは掴めたように感じた。勿論、科学理論を比喩で説明するにも限界はあるので、最終的には地道に理論を学ぶしかないのだけれど。