F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

東横惠愛病院のデイケアプログラムと多職種協働チームアプローチを紹介。精神保健支援と社会復帰を目指す患者ケアに焦点。(保健医療心理学特論第3回)♯放送大学講義録

-----講義録始め------

 

この文章では、神奈川県川崎市に位置する東横惠愛病院に焦点を当てており、特に病院内で提供されるデイケアサービスと多職種によるチームアプローチについて詳細に説明しています。

東横惠愛病院は、精神疾患を持つ患者を対象にした幅広い年齢層にサービスを提供しており、病棟での入院治療に加えて、外来診療としてデイケアを実施しています。デイケアプログラムでは、患者が週数回、日中6時間を他の患者やスタッフと共に過ごしながら、様々な活動に参加します。このプログラムは、医師の指示の下で行われ、看護師、精神保健福祉士、作業療法士などがスタッフとして配置されています。

多職種によるチームアプローチは、患者に対する包括的なケアを可能にし、精神面での支援も積極的に行っています。精神科の看護師は、一般的な看護技術だけでなく、患者の社会復帰を支援する相談業務など、精神面での支援を主に行っています。また、治療方針に基づいて患者と密接に連携し、病状改善へ向けての支援を行うことが主な仕事とされています。

このように、東横惠愛病院のデイケアプログラムでは、多職種協働によるチームアプローチが有効に機能しており、患者一人ひとりのニーズに応じた適切なサポートを提供しています。これにより、患者は日々の活動を通じて健康状態を改善するとともに、社会復帰へ向けた支援を受けることができます。