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リハビリテーション総論(リハビリテーション第1回)

家族のリハビリについての会議では様々な職種の人が集まっているのに驚いた。先に把握すべきことだと認識を新たにした。

 

金田嘉清。リハビリテーションとは何か。対象とする障害の社会モデル。チームアプローチ。
リハビリテーションの概念。歩行の訓練をしている人の映像。極一部。幅広く奥深い概念。動かない部分を動くように。機能不全の改善を。様々な原因で。人間を肉体だけではなくシステムとして。上手く活動できるように。働かない部分に働きかけるのは身体だけでなく生活を整えること。リハビリテーションは中世欧州で地位の回復を意味。教会からの破門は生活に関わる。社会復帰に拡大。人材の輩出。障害に対する機能回復。もっと広くもっと深い。再び能力を持たせる。能力の回復。人間的復権。統合的に。47年の全米リハビリテーション協会。最大の能力を持つように。何らかの障害のある人が能力を獲得し社会に適応。65年の厚生白書。社会的生活を。時間の経過とともに人間と障害への捉え方に変化が。リハビリテーションの概念も多面的に。地域リハビリテーションの概念。家族についても。あらゆる組織や人が協力して。入院中だけでなく退院してからも。地域で暮らす能力。人間は身体的側面でなく精神的側面も。役割を持って生活。個別性に着目。概念の変化への思想。「系統看護学講座3」。インクルージョン。ノーマライゼーション。障害のある人が暮らせるよう社会を変えていく。完全参加と平等。共同作業所づくり運動が。障害者基本法。その人を取り巻く社会の仕組みを変えようと。70年代に米国での自立生活運動。数々の人権モデル。障害者運動。理念成立の歴史。ノーマライゼーション。社会の仕組みを変える。完全参加と平等。人間の尊厳を保持して、地域社会で。自立生活運動。自立の概念が変わる。IL運動では重度の障害があっても社会資源の支援を受けながら生活する。1人では3時間かかるが、介助を受け3時間で自己表現を。その人の能力を活かし経済的自立を。尊厳ある人生のために支援は受けるべき。合理的。何を優先して考えるか、重要なものは何か。インクルージョン。教育現場で分け隔てなく教育を受けることから。援助付きの戦略。ノートを取ることが難しければ写真を撮らせてもらう。周囲の人の合理的配慮。介入方法にも共通。QOL、生活の質を重視。障害者権利宣言。障害者の権利条約。ユニバーサル社会を目指す。違いに関わりなく地域社会で支え合う中で活動できる社会。インクルージョン。障害の有無に係わらず学ぶ機会を。リハビリテーション医学。リハ医学。臨床医学としての側面。
リハビリテーションの分野。医学的教育的職業的社会的。それぞれ互いに関連。医学的。リハビリテーション医療。医学は物理医学とリハビリテーションが統合。運動障害のある患者に物理学的手段を。可能な限り回復させる。患者が社会生活を送れるように支援する。医学の専門分野。米国から臨床医学の一分野として。リハビリテーション医学会。数は多くないがリハビリテーション科。基本的動作能力の回復を。作業療法。言語聴覚療法など。いずれも日常生活を。具体性を持つ。関連する多職種が協力して有機的に機能して総合的包括的に実践する。リハビリテーションという言葉は医学的分野に主眼を置く。教育的リハビリテーション。児童に運動機能など発達の各側面で援助。児童の学校教育の視点だけではなく進路相談も必要。教育福祉医療機関の地域の体制が必要。学校内だけではなく外部専門家のアプローチが。発達の側面は多岐にわたる。関係機関の連携が重要。職業的リハビリテーション。職業的サービスを含んだ。障害者の適切な就職の確保など。障害のある人が自分の適した仕事に就く、必要な技術を身につけるなど。受け入れ先となる職場を見つけるだけでなく問題がある。どのように支援すれば良いかが周囲の人にはわからないことも。互いの理解が不充分なままでは仕事を辞めることにも。ジョブコーチの介入で互いの理解が進む効果が。就労継続には定期的な介入も必要。ジョブコーチの絶対数の不足。リハビリテーションセンター。福祉工場などが関連する。社会的リハビリテーション。障害のある人のリハビリテーションを阻害する条件について調整し再適応を達成するアプローチ。バリアとなる社会要因。公共機関の設備や建築。法律などの情報提供などのソフトウェアも。認知症サポーター養成制度。社会全体で支えるシステム。国や地方自治体、福祉事務所や介護老人保健施設など。リハビリテーションの多様性は障害の内容と大きく関わる。WHOは障害の分類作業を。80年に国際障害分類を。ICIDH。障害モデル。機能障害などに分けて問題を因果関係として捉えやすくする。脳卒中のために右手が麻痺。機能障害。能力障害。これまでの外回りができなくなった、社会的不利。リハビリテーションを必要とする人の問題点を3つのレベルに。それぞれに介入。具体的にどれについてかを整理して考えることが容易に。プラス面を軽視。ICF。生活機能を。48年のWHO憲章。身体的精神的社会的。生活機能が高い健康な状態。要素の分類。ICFの特徴。その人を取り巻く環境要因に着目。構成要素は相互に関連。一方向性の因果関係と異なる。複数の要素を変化させる可能性。ICFの考え方が共通理解に。構成要素間の相互作用を示す。マイナス面に対し健康を構成する要因を。プラス面にも。個人の生活は入り交じる。対象者のプラス面を伸ばす。環境を見つける考え方に基づく。障害者福祉研究会「ICF」を参考に。心身機能。生理的機能など。脳と心も。機能障害。心身機能などの問題。片麻痺。活動。個人による遂行。活動制限。能力障害に相当。身の回りの動作が出来るとプラスに。参加。生活人生への関わり。参加制約。人生場面に関わる時の。電車に乗るのが困難。参加のプラスの面。背景因子。背景全体。環境因子と個人因子。生きていくための物理的環境など。肯定的影響など。
リハビリテーションは誕生から死に至るまで適宜。リハビリテーションの対象となる時期。予防的リハビリテーション。高齢者に意識を持ってもらうなど障害の予防。軽い体操や身体活動。廃用症候群の予防。入院患者に体力をつけるために当たり前に。院内のデイケアに参加させて認知機能の。最小限に留める。治療的リハビリテーション。急性期と回復期。急性期では早期離床と廃用症候群の予防。回復期。時間数を増加して積極的に。患者の目標を。最大限の。生活的リハビリテーション。退院してから筋力低下で出来なくなることは多い。維持のために訪問リハビリなどでは不充分で日常生活の機会やモチベーションを。終末期リハビリテーション。加齢などの進行で生命が危ぶまれている人に。自分の身を自分で世話できないことで人間らしさを失わないように。介護的リハビリテーション。自立支援。介護が困難になるのを予防。全介助のイメージがあるが積極的にリハビリテーションの手法を。「介護期リハビリテーションのススメ」。介護期リハビリテーションは実施の時期が異なり時系列にはならない。
リハビリテーション介入の考え方。3つの方略。脳卒中を例に。低下した機能に対し直接介入。残存している部位を活用して生活しやすくする。左足の弱さを補う。失われた機能を。バリアフリーなど。実際のリハビリテーションでは3つの全てを合わせて。障害が起きた場合は出来ないことが目立つ。低下した機能の回復に時間を注ぎ生活再編が遅れることも。今も保たれている機能を利用して。繰り返しの練習が必要。
リハビリテーションチームと関連職種。チームアプローチで。1人の患者に対しcommunicationを取りながら同じ目標で。それぞれの職種がバラバラに動くとビジョンも作れない。関連する主な職種。患者を診察して訓練処方を。車椅子の。意見を総合して意思決定。リハビリテーション専門医。多くの専門職が参加。介護福祉士など様々な職種が関わる。ひとりひとり異なるので様々な専門性を持ち寄り有機的に構築。チームワークに。目的の共有。それぞれは何を行うか。でないと不利益が。互いの理解も必要。日常的情報交換。互いにカバー。縦割りに決まっているのではなく必要なことならカバーすることを。数百回の立ち上がり動作。病棟でも看護師と行うことが必要。トイレや風呂でバランスを崩さずに楽になる。1つの訓練メニューから。家族も一員として。動作練習を一緒に行い現状を正確に知ることが出来る。介助のポイントを。家族が退院後のビジョンを。早期に家族参加を。病院の中だけではなく。再び生活を立て直すアプローチを。新しい動作方法を練習する。動いてみてわかる。再度修正して学習して立て直す。どのようなアプローチがあるかを。

 

リハビリテーション (放送大学教材)

リハビリテーション (放送大学教材)

  • 作者:金田嘉清
  • 発売日: 2013/03/01
  • メディア: 単行本