F-nameのブログ

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和解する。

紛争が起こり埒があかなければ、裁判所に訴訟を提起して有利な条件で判決を出してもらうことになる。裁判では証拠調べなどを実施して、最終的には裁判官が判決を下す。ただ、実際の紛争では裁判官から和解を促され、紛争当事者双方が和解条件に合意して一件落着になることが全体の半分以上を占める。訴訟の過程である程度は落とし所が分かるので、互いに妥協する方が処理が早いというのが当事者のメリットmerit。ただ、和解だと法的権利の実現が図れないと勘違いして(実際はかなりな程度で内容が実現されることが多い)、日本はもっと「法的社会」になるべきだというトンデモな主張も法律学の世界では散見される。他の専門家にしては理解不能な話である。ううみゅ。

convenience storeでの勧誘行為。

何時ものコンビニエンスストアconvenience storeで昼休みを過ごそうとしたら、店員というか勧誘の方に、自社のカードcardを作りませんかと言われる。クレジットcreditの機能もつけることが出来るとのこと。持ってますが忘れました、などと話して逃れる。イートインeat-inに居ると他の客にも勧誘行為をしていて落ち着かない。チラシでも配布した方が効果が上がると思うけれど。正直なところ鬱陶しい。声をかけるなどすると、かえって利用客が減るのではないか。まあ混雑するのはメリットmeritかもしれないけど。

看護学対象論(3) 行動と看護(看護学概説第6回)

理論立てて行動を分析するのは大事だと感じる。モデルを予め頭にいれておかなければならないけれど。

 

保健行動。健康行動。病気行動。病感行動。保健行動モデル。それを踏まえた看護の機能。
人と健康の捉え方。1948年。WHOの憲章。健康とは、身体的精神的社会的に完全に良好な状態。健康を包括的に。70年台にはスピリチュアルな側面を加える。ホリスティック健康モデル。旧来の医学モデルから、健康の見方のパラダイムシフト。健康の概念に関連。
ヒトの行動の特徴。保健行動。病気行動。病人役割行動。カースルー、コップによる。保健行動の分類。健康維持増進のための行動。食生活、適度な運動などの習慣。健康診断。病気行動。何らかの他者の助けを。キッカケに違いが。自分が不調を感じたことから。病人役割行動。人が病気から回復するために専門家からの支援を。病気にかかった人がとる役割。ヒトが取る病気行動の。サッチマン。5つの各段階。症状経過段階。どこか悪いと違和感を。医療ケアを受ける、受診しない。社会的関係など社会生活に影響を?受診の遅れ。病人役割の取得段階。自覚して専門的ケアなど治療が必要なことを。認識はするが助言を求める。医療ケアへの接触段階。専門家の見解を受ける。ドクターショッピング。依存的患者役割。身体の管理を医師に移譲。回復リハビリテーション段階。治癒する、社会復帰に向けて。サッチマンの病気のプロセスモデル。必ずしも一方向に進まない。前の段階に戻ることも。病気行動の一般的モデルや意思決定、問題の所在を。パーソンズの病人役割。罹患すると新たな役割が付与される。権利。病気になったことは咎められない、一時的に役割免除を。義務。健康回復に務める。専念し努力する。権利は義務を果たすことが条件。健康状態に応じて。システムが機能する。慢性疾患では当てはまりづらい。病人解釈の困難。病気とともに生きる生活の特徴を。
保健行動モデル、保健行動理論。健康の維持増進、予防を。保健行動の保健信念モデル。50年代にローデンストック。健康プログラムへの参加者が少ないことから。結核に感染する可能性の認識に違いが。ベッカー。保健に関する信念と保健行動との関連を。影響要因。個人の自覚。脆弱性。重大性の自覚。行動の可能性。有益性と障害の自覚。他者からの情報提供。直接的影響。人口学的変数や社会心理的変数。ある疾患にかかる可能性と重大性の強さが怖さなどの自覚を高める。病気予防行動を取るか?
自己効力感。計画的行動理論。合理的行動理論。行動の意図。その人自身の意思決定が。行動の意図や意志。特定の行動に対する具体的な。置換的規範。賛成するか否か。行動Control感。制御できるという感覚、信念。Control出来ない要因を加える。
変容のスペースモデル。変化のステージモデル。保健関連行動の変容。禁煙行動を受けた者。望ましい変化を。5段階の時間的ステージ。行動変容をプロセスとしてみる。ステージ初期の段階から一方向に進むわけではない。ステージに応じた支援を。無関心期。問題に気がついていない。対象者に日常的な知識を語ってもらい、期待される行動を一緒に考え、現状に問題が在ると理解してもらう。関心期。行動を起こす意図。変化によって得られる利益を。具体的計画をたてることを促す。準備期。1ヶ月以内に行動を。自己解決するために行動を試している。介入方法。決意を支援し目標を段階的に。次のステップ。実行期。あくまでの実行はステージ期の。行動の強化を支援。関係者も視野に入れる。維持期。望ましい行動を維持。6ヶ月以上が経過。安心せず日常生活に違和感なく。代替案が効果的なら提案も。ステップが戻ることも。現在の状況と支援を考える。
社会的認知理論。70年代に開発。人の行動と個人的要因、環境が相互に作用し合う。相互作用。行動能力、結果期待など。相互決定。個人的な要因、行動、環境の3つの要素が関連し合う。持続的連続的で動的な相互作用。環境には社会的環境や物理的環境は。個人の認識。行動能力。知識と技術。何をどのように行うか。技術を用いて実行可能。結果予測と結果期待。行動を決定する要因。価値。以前の自分の体験や代理的体験。観察学習。モデリング。他者の行動を見る。様々なタイプの行動を。自己効力感。自分への信頼。評価。肯定的評価、否定的評価。人の行動、環境要因、個人的要因が。統合的モデル。行動変容の為の最も必要な条件が自己効力感。高めるのに影響を。社会的説得など。以前の自分の経験。代理体験。社会的説得。肯定的否定的感情。人の健康関連行動、保健行動のモデルは他にも色々、道標や方向性を。健康行動への介入プログラム。行動の違いの対処の可能。介入プログラムの具体的な根拠。よりよい介入の。
15年9月の研究。香港の高齢者のインフルエンザの予防接種。65歳以上の高齢者を対象に。予防接種を受けた者は約半数。経験がある人は多く地域活動に参加している人。インフルエンザに対する正しい知識。説明をして摂取を推奨。エクササイズと行動変容ステージモデル。どのようなエクササイズを?変容ステージのどのステージにあるか評価。6ヶ月と12ヶ月後に。イラン人の思春期の女性に調査。教育的介入プログラムの評価。態度、コントロール感を比較。行動意図も。保健関連行動に関する。

 

看護学概説 (放送大学教材)

看護学概説 (放送大学教材)

 

 

裏切り。

今に限ったことではないけど、リリースreleaseされる書籍類の量は膨大なものである。全く売れなければ資金の回収が出来なくなるので出版社は必死である。書籍の顔はやはりタイトルで、色々と気を衒うものもある。私が見たもので覚えているのは、「裏切力」と言う書籍である。

裏切力

裏切力

 

世間的常識としては裏切りは避けるべきで、大抵の成功哲学などのビジネス書でもよく見る主張である。それはまあ妥当であるだろう。ただ、それはありふれていて代わり映えがしない、ということを意味する。他の本にも書いてあることしか内容がないよう(ギャグではない)では買う人は少ない。なので裏をかいた書籍を出したのだろう。読んでいないので内容は分からない。換骨奪胎して人を裏切るな、などと書いている可能性もある。それも意外とあるパターンである。

眠気とevidence。

今日の朝は6時に目覚めたのだけれど、まだ眠い。しかし二度寝すると、目覚めたらカタストロフィcatastropheに陥る可能性が高い。いやまあ早く出社して新商品の検品が開店迄に出来なくなるだけだけど。家事や準備をしていても雨音が強い(昼には止んだけど)。少し憂鬱になりかけたが家を出る。眠気が去らない1日であった。吹き飛ばすには仮眠を取れば良いとするのが、一般的に言われているのだが、エビデンスevidenceがあるかは知らない。仮に医学研究の面でevidenceがあるとしても、私に当てはまるとは限らない。仮眠を摂取するのは何度か試したが、夜に寝付くことが出来なくなってしまう。少なくとも私にはあまり意味がないのだろう。後何年か経てば変わるかもだけど。医学研究の難しさを感じる。ううみゅ。

災害と子ども支援(生活変動と社会福祉第6回)

何かactionを起こす重要性を学べた。

 

災害と福祉。社会福祉におけるソーシャルアクション。中高生に対して軽食つき自習室を。全ての取り組みを総合的に。地元の人達と高校生。大学生や専門学校生。
震災後に立ち上げ。直後のドサクサ。安否の確認や食うこと寝ること。子供が置き去りに。4月5月と。学力低下。置き去りにした子どもたちは?学習支援が必要。価値を見出す。市民活動。行政がかかわらない。信頼感のある活動に。NPO。市民が始めた価値。役所仕事で公平性全体性を気にする。けど気にしていたら何もできなくなる。自分たちの思ったことが出来る。基本的なことを忘れないで。
震災から5ヶ月目。岩手県山田町にロンダハウス。学習塾をしてきた。集まった子どもたち。頭がスッキリした。学習したいんだなと。学校の規律を取り戻す方向でなく、話す関係や友達との関係で悩んでいる。自由にモノが言える。皆で笑う。そんな関係が大事。友達を見つけていく、仲間関係を。部活とは別に。知らない大人と接する。居場所+学習。1個でも分からないと前に進めない。子供は勉強したいと思っている。震災前と震災後。直後は瓦礫の山を見ているので、復興の役に立ちたいと。3年4年経つと全国の子供達と同じに。震災時に半年間授業が抜けたので空白が。高校中退も多い。埋め合わせがされていない。基礎学力が、積み重ねの必要な領域が抜けている。互いに教え合ったり大人に聞いたり。埋め合わせを。
ロンダハウス。毎日4時から8時。好きなパンを食べる。先生の手伝いも。話を沢山聞いてもらって過ごす。居場所に集まって笑い合う。力を合わせる活動。体験が積み重なって回復を果たし多くの力を貰い子供期を取り戻す。
ちゃんと発信する姿勢になってきている。大人たちが受け止めてもらえることを体感して大きくなっている。何かしてみようと考える。信頼関係が。養成された子どもたち。大学生が継続的に来ている。そういう人たちとの関係。都会から来たイケてるお兄さんだったのが、徐々に距離を縮めて東京に行ったり。東洋大の学生というだけで信頼感が。信頼を引き継ぐ。訪問者がやってくる。モチベーションが上がる。勉強だけでなく別のことも。若いのでsimpleにモチベーションが。お姉さんと話をするだけで楽しくなる。お互いのやり取りの中で応援してもらったりする。自分をどう考えてどう発信するか。伝えたい。向上心が。もっと良いことを。発信したら答えが返ってくる。中でよくしゃべるけれど、外の人に対しては恥ずかしがり?方言でも受け止めてくれる、外の人と仲良くなれるという経験。中高校生の居場所、勉強部屋など。学習支援の場。どういうところに価値がある?色んなニーズがあって来ている。明らかではないが、自分が何処に行こうかと思う時に行ける場所があったのが大きい。行きたくない場所が結構ある。そんな場所に居なくても良いことに意義が。震災後6年余り支援してきてなければ出てこない言葉。子どもたちは信頼できる大人の力を得て、お返しがしたいなどと考えるようになる。
ゼミの学生を中心にした大学生たち。カフェを月1、2回。支援の中で育ってきた高校生たち。高3になって将来のキャリアを考える。楽しさなどを女子高生が。小学校5年生の時に被災。元気な6人組。どんなスペースが欲しいか。アンケートを取った。結果、年齢に関係なく色んな人とお話が出来るスペースを求める人が多かった。そんなカフェを。準備をしていると行動の準備が分からない。大人たちも具体的な案を出してくれて。保健所に申請を出したり改造もしなければ。元はカフェを出来るようなスペースではなかった。掃除したり物を片付けたり。自分たちの居場所に自由に来れるように。自分の作った看板。最大60人位。1個100円のメニューで。最大1万5千円。ラテの似顔絵。温もりを感じてもらえた。自分たちの活動を信頼できる人に語り。様々な準備や当日の活動。受験の最中に。ふるさとと自分たちをつなぐ。
子どもたちをどう支えるか。年齢に相応しい体験を。東京に夜行バスで。山田弁で喋れない。大学のホールで。喋ったことの無い子も一言二言話したのは驚き。震災直後の5月に組織を。子供の権利の具体化に。若者たちの話をきちんと聞こう。インターネットを通じてや直接。国会議員の人に。同世代や市民や支援者にも。話し合いの会を何度も開催。大人と子供の意見交換会。新しい自分たちの活動の方向性を。
宮城県南三陸町の徳田中学。今のふるさとを知るツアーを。中2中3で被災。何かしたいなと思っていたけれど。やっても出来ない?相談したりする親。聴いてくれる大人の人。

 

生活変動と社会福祉―福祉研究の道標 (放送大学大学院教材)

生活変動と社会福祉―福祉研究の道標 (放送大学大学院教材)

 

 

悲劇。

1993年10月28日の夜遅くに、私はW杯予選のドーハでの日本対イラク戦の中継を必死になって見ていた。勝てば本大会に進出出来る。後半ロスタイムに入った時点で日本が2対1で勝っていた。イラクのコーナーキックcorner kickになり、キッカーはゴール前に放り込まずバックパスを選択した。虚をつかれた日本ディフェンスに対し、イラクのゆるゆるとした(ように私には見えた)シュートがゴールの隅に入ってしまった。結局、日本は本大会に進むことが出来なかった。中継アナも解説者も唖然として声も無かった。恐らく93年に生きていた日本人は、ドーハの悲劇を忘れることが出来ないだろう。