F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

保険。

今週に保険の代理店に従事している方が我が家に来られた。保険の営業なのだから直接会わないと話が展開しないのだろうが、感染する危険性を考えていないのは、リスクを扱う人間としては非常に不味いのではないだろうか?家族が約束したので来られたのだが、家族に加えて私も居たので、強引な展開にも持ち込めず当たり障りのない話に終始した。保険に入るのは家族の判断だが、月々の保険料に保障内容が見合うかどうかは検討する必要がある。いわゆる「保険のおばちゃん」が何度も自宅に来て無理やり加入させられた医療保険はやたらと保険料が高額だった。まあすぐに解約したけど。昔は職場に頻繁に来ることも多かったが、トラブルも頻発したので(私は巻き込まれていないが)、最近はシャットアウトする職場も少なくないらしい。

非常事態下の3月14日。

今日3月14日はホワイトデーWhite dayである。今年はコロナウイルスでそれどころではない?しかしこのような非常事態(というかmediaを見る限りでは非常事態でない時は無さそうだけど)だからこそ、プレゼントpresentその他を男性陣は女性陣に与えて、経済の歯車を回すべき。どうもそういう発想があるようには見えないのだが、逆に言えば格好のチャンスchanceの到来であるとも言える。と、偉そうに語る私は、現時点までWhite dayであることを気付かずにいた。なんということか!まだまだ成功に向かう(何の成功なのか意味不明)マインドセットmindsetが足りないようだ。ううみゅ。まあpresentするに相手も居ないのはある。それからLGBTの時代なのだから性別にはこだわらない方が良いかも。

エネルギーと化学(現代を生きるための化学第9回)

 

原子エネルギーを使うのは良いとして、被爆の問題は考慮する必要があると思う。

 

藤野竜也。エネルギー。抽象的?熱。高温の物体から。分子レベルの運動。25度の水。水分子の運動の速度は同じ。熱のエネルギーの単位。カロリー。1グラムの水を1度たけ高くする。キロカロリー。食物のエネルギー。クリームパン。450キロカロリー。18世紀の末にメートル法の導入。現在はジュール。人間の心臓が1回振動。1カロリーは4.18ジュール。様々な道具。自動車の動かすのにクリームパンを?何故誰もやらない?物質により仕事率が異なる。1秒間あたりに放出できる。仕事率が大きい物質。分子はあらゆる方向に動く。熱エネルギーは方向性がない、無秩序なもの。大部分は機械を動かすだけのエネルギーは無理。カルノーの定理。ケルビン。高い温度。燃料を燃やした時や温水の温度。低い温度。出口での温度。373ケルビンの沸騰した水からエネルギーを取り出す。電気などのエネルギーを使う時、22%しか変換できない。電気エネルギーでは殆ど100%。人類はかつて石炭や石油、ゴミなど熱を燃やすことしか出来なかった。18世紀末。蒸気機関。石炭を燃やして。機械的エネルギーを列車などを動かす。第一次産業革命。20世紀になって大きなコイルを磁石の中で回転。第二次産業革命。発電所でのエネルギーの変換。化石燃料を利用。それぞれに効率。最大でも60%など。タービンを回転させる機械的効率が75%。かけると38%だけが電気として取り出せる。送電線の効率が90%。電気機器の効率。暖房機器で98%。残りの66%は無秩序な熱エネルギーとして。電気量を作るために何kgの石炭を燃やす?発電所で化石燃料を燃やす。60%を熱エネルギー。熱力学の第二法則。無秩序さをエントロピー。宇宙のエントロピーは増大する。秩序だったエネルギー。熱エネルギーとした混沌としてエネルギーで。エントロピーの減少の裏で。水が氷に。周囲に凝固熱を出す。酸無水物などの環境問題。
エネルギーは国の安全保障と切り離せない。ウランの濃縮。原料のウラン鉱石は輸入に頼る。核燃料の再処理。使用済み核燃料を再処理する過程と意味。無資源国。電子力発電で使用済み燃料が。プルトニウムを利用すれば純国産エネルギーに。再処理の過程。再処理工場で使えるプルトニウムを選り分ける。溶かして分離していく。高レベル放射性廃棄物。再処理をしない場合との相違。リサイクルするが、廃棄物が出ていく。再処理しない、ワンスルーの場合。全体を廃棄物とする。量的に3倍4倍に。中にプルトニウムがあり、半減期が長い。隔離処分のハードルが高くなる。NOX燃料。ウランとプルトニウムを混合。酸化物。ウランだけを使っていたが。発熱する仕組みや核分裂などは同じ。製造にあたって技術的なポイント。ウランに比べると放射能レベルが上がる。遠隔で、輸送中の容器。内部被曝の問題。閉ざされた箱の中で扱う。一般の原子力発電所では?ウラン燃料を最初に入れる。4年の間にウラン238がプルトニウムに変わる。全体の電気の3分の1がプルトニウムから。設計の変更は必要ない。海外の主なNOX燃料の向上。フランス。南の地中海に面する。イギリスのセラフィールド。日本は東海村にもんじゅなどの高速増殖炉用の。高速増殖炉。世界でも以前から開発。格段に原子炉の中で桁違いにプルトニウムが出来る。増殖。プルトニウムが増える。高速。中性子の速度。軽水炉。低速の中性子を利用。高速増殖炉は高速中性子も含めた設計。もんじゅ自体は廃炉に。開発の意味。世界ではロシアで2基が運転中。フランスでも開発が。ウラン235だけを使えば、天然ウランも無くなっていく。大半を占める238をプルトニウムに変えれば長く使える。高速増殖炉を使い利用すれば100年単位でウラン原料が使える。世界ではある程度の規模の国では大半が原発を。中国では大掛かりなシフト。1つの電源に頼ることが無いのはエネルギー政策として重要。再処理をする国としない国。核兵器を持たない国で再処理を認められているのは日本だけ。核拡散の恐れがある。色々な約束事。各査察官の常駐など。再処理技術の維持を。政治的配慮も。資源がある国とない国。技術の問題。
化石燃料を使う、地球規模の環境問題に。気候変動などの問題。代替エネルギー。非常に広い。技術的に多様で不確実性。夢のような宣伝文句を鵜呑みにしない、全てを疑う懐疑論にはならない。太陽熱発電、風力発電、核融合。太陽熱発電。太陽光、サンパワー。反射光を塔の先端に集める。蒸気が作られてタービンを回す。塔は50メートルの高さに。2万枚のパネル。膨大な数の部品で、メンテナンスが必要。2万枚のミラー。大型の火力発電の0.5%程度。太陽塔発電が膨大に。太陽熱発電を熱心におこなっていたのはスペイン。コストが非常にかかるので減ってきている。熱せられたものを保有しておけば後で発電できる。風力。海岸沿いに大きな風力発電のタービン。扇風機みたいな。六ケ所村。圧縮空気を利用する方法。完全に貯蔵する容器の問題。将来は重要なものに?核融合。核分裂に比べて放射能にクリーン。太陽は水素の核融合。重水素とトリチウム。極僅か。核融合により膨大なエネルギーが。放射能の量は僅か。原発と比べて。γ線は光。無中性子核融合。有効範囲は狭いが核力で。強く反発し合う。原子核同士の核を近づける。エネルギーを小出しに。原子核同士をどのように近づけるか。熱核融合。1億度以上にする。磁場で出来た容器を。磁気閉じ込め。レーザーを利用して熱核融合を。パルスレーザーという短い時間だけの。瞬間的に高熱に。ビーム核融合。重水素を電場で加速させて標的にぶつける。測定機器として利用がされている。地球の内部を?油田の探索用に使われている。岩盤から散乱されて戻ってくる。一部のミューロンはマイナス電子を。幾つか方法を説明したが、まだ開発段階。商業的になるには数十年単位で。

 

現代を生きるための化学 (放送大学教材)

現代を生きるための化学 (放送大学教材)

 

 

連想、観念のつながり。

心理療法には様々な手法がある。その中でフロイトが始めたとされるのが自由連想法である。クライアントclientがベッドに横たわり心身共にリラックスrelaxした状態で心に浮かんだことを思いつくままに呟いてもらい、無意識の中での抑圧などを明らかにして治療に繋げる方法である。clientの無意識の探究をするには適した方法だとは思うが、そもそもセラピストtherapistに対し心身をrelaxするのには互いの信頼関係が必要である。それが出来ないから難しい事例になるのではないのだろうか?まあかなりの技量を持てるなら克服は出来るものかもしれないけれど。

株価下落での成功の種。

株価が下落している。近頃は株式を保有している人も結構いる。銀行預金の傾向が日本では依然として強いけど、利率が限りなくゼロに近い。そんな環境では誰しも株式投資などに手を出したくなるのだろう。まあ10年単位で見れば日本企業の株価は上昇傾向なのだから、選択としては間違いではないと考える。それに全ての株が下がっている訳ではない。医療関連の企業は有力な投資先として検討に値する。意外な所では、学習ドリルの出版社も特需に湧いている。急に休校になったのは良いけれど、学習内容が丸々抜けることになるので、購入する家庭は多い。どんなに経済状況が悪化しても、儲けることが出来る人は居る。そういう人は成功者になる割合は高いのではないかと思う。

社会統合と公共性(公共哲学第9回)

バブルの崩壊から、日本社会で社会統合はないがしろにされているように思う。誰かを排除することでしか「社会統合」が為されないのは問題あり。

 

社会統合。市民が自らにとって有益なものとして認め、安定した関係が。19世紀末から国民の統合。機能不全に。社会文化的な側面。同質な国民からは困難。移民の拡大。地域の分離。グローバル化で経済格差が。再階級化。社会保障の大幅な後退。貧困がリアルに。一億総中流のイメージは関連に失われた。社会の亀裂。社会文化的側面においては価値観の多様性の尊重。同化のない統合。排除のない統合の在り方を。価値観や生き方の多様性。社会的排除のない社会を。貧困のない社会。不平等の問題性。社会の分断を乗り越える。
貧困が21世紀の日本に存在することは明らか。貧困率。生活保障を自分で構成出来ない。正当な規範的期待は無理か。貧困が次世代の子供に深い影響を。貧困の再生産。子どもの貧困率も16%に。就学援助世帯の急増。学習離れという現象。将来への期待が持てない。社会から降りてしまう。人生の出発点において社会的共同から排除される。ヘーゲルは「法の哲学」で、市民社会、欲求の体系。資本による社会統合には限界を。窮民の存在が。一定の生活水準以下に。遵法の感情が失われる、窮民の存在を。制度への不信、制度からの離反。復帰する術を見いだせない。社会や制度に背を向け内心の反逆を。ロールズやハーバーマスも。ロールズ。最低限の生活保障はアンダークラスを防ぐことが出来ない。社会的共同から閉め出された人々を社会的仕組みに復帰させることが出来ない。市場による統合の限界。ソーシャルミニマムを保障する福祉国家の限界。ハーバーマス。マイノリティを顧みなくなる。市民間の連帯が失われる。意思決定の正統性が失われる。代表されない人々が増える。制度が公私両面でサポートすることが必要。人々は誇りや自尊で社会的共同に参加する制度を。
貧困の問題。不平等、格差の問題。社会保障の立て直し。セーフティネット。しっかりと張る。あまり低くなく。強い弾力性、再包摂を。労働市場への参加を促す。市場への競争に落伍した人を事後的に救済。もっぱら貧困への関心。社会的不平等の強い影響に対処できない。甚大な不平等につき事後的に対処。人々の間の不平等。富裕な生活者や貧困に陥る人。不平等そのものの関心ではない。人生の出発時点での不平等。裕福な家庭からとそうでない、フェアとは言えない。出発時点の平等。平等な関係が損なわれるとしてもフェアとみなされる限り正統化される。劣位的な地位を占めざるを得ない時、地位の不平等。自己尊重を損なうのを不正であると考える。一定以上の社会的経済的不平等。支配ないし抑圧の関係。搾取や支配を引き起こし、政治的な権力の格差に翻訳される。政治的不平等に。不平等の固定化。共有される制度において連帯の感覚をそこなう。分断が深まり関心が希薄になる。居住地の隔離。富裕層が自分たちの住まいを囲い込む。日本でも増加。教育などのあらゆる局面で別け隔てを。市民の連帯の感覚が失われる。不平等は隔たりを産む。不平等への関心が。条件の平等化。市民相互の地位をどのように変えるかは無頓着。市民が他の市民との関係。支配の可能性を導くものではないか。不平等には貧困と異なる大きな問題が。
ロールズの財産所有のデモクラシー。市民間の公正な競争システム。基本的制度は充分な生産手段を市民の手に。少数の人の物にしてはならない。能力や技能など。社会の基礎構造は次の世代への背景的手続き正義を。事後的な救済ではなく、人々が社会的共同への立場のための資本の分配。事前のプロモーション。不平等を所与とするのだけではない。人生への展望を長期的に改善。社会統合の綻びをその都度修復する。公正な生活条件を社会の成員に用意。自らを社会の一部と感じるように。公共的文化を意義あるものに。自らが公平に扱われているということ。
多くの社会に分断が。3分の2社会3分の1社会。正規雇用と非正規雇用、失業中。社会の分断を与件とするセキュリティによる社会。分離均衡の関係を?長期的に安定しない。国民のアイデンティティを統合して社会の分断に対処。移民排斥の勢力。強固な連帯を取り戻せる?フランスをフランス人に。国民戦線。ドイツでも。かつての手厚い社会保障を取り戻せる?中の下の社会層にアピール。エスノナショナリズム。凝集性の増加に?国民の再統合。民族の同質性に。抑圧的に働く。同質性や排他性を要求しないが、国民性の回復により連帯を取り戻す。リベラルナショナリズム。イギリスのミラー。多元性の事実の承認から。少数者の基本的人権を。ナショナル・アイデンティティでも多数者が基礎に。国民の同質性に訴えるわけではなく、諸文化が共有するものを。公共文化におけるアイデンティティ。熟議デモクラシー。説得力を持つ?国民の一員という感覚。民主主義のエートス。しかし、多数者の文化を基盤とする問題点。必ずしも対内的な資源分配を意味しない。サッチャー政権。社会保障が切り捨てられる。生活の不安を代償するイデオロギー。痛みの負担を正当化する方向に。再統合に向け努力、新たに周辺化する問題が繰り返される。日本。琉球の同化。アイヌ人を二級市民に。強い国民的凝集性。グローバル化が進む中で失われてきている。一時的には動員できるとしても、再統合は安定性を持ちえない。社会統合の構想は?市民が現に国家の諸制度を共有することから。生き方の共有に社会統合の基盤を。制度の共有。統合のレベル。文化の共有によるレベル。生活様式の違いは肯定される。制度の共有によるレベル。文化の違いに関わらず市民という地位で結びつく。ハーバーマス。両者は意識的に切り分けを。ミラーと異なる。2つの統合の区別。「他者の受容」。倫理的統合は全ての国家市民を束ねる?倫理的に統合された共同体にとって。多文化社会において。鋭敏な感受性が必要。倫理的な統合とは、共有される価値観により人々が結びつく。政治的な統合、市民として結びつく。ポストナショナルな社会統合。市民が共有する制度こそが。市民の諸権利を実行的に保障できれば。社会権や文化権を制度的に保障する。憲法「愛国心」。実践の積み重ね。日本でもヘイトスピーチの問題。対応の違い。アメリカの場合は表現の自由をできるだけ擁護。ドイツでは規制を。パトリオディズム。忠誠は具体的なもの。憲法と基本的制度への愛着。憲法原理の解釈実践。LGBTの人々。制度を通じて実現していく。憲法が成果とみなされるからこそ、自己了解や愛着を持つように。憲法原理。この国家に市民が寄せる愛着を説明できる?観念的なものに留まる?普遍的な価値を実現してきた具体的成果に基づく。抽象的なものを要求しない。強い動機づけを喚起する。多元的な価値を持つ市民において。社会統合。多元性の自律。固有の文化や伝統に依拠することは出来ない。人々を結びつけるのは違いに関わりない政治的紐帯。市民は制度を媒介として責任を負う関係。市民の間に互いの権利主張に対する応答。排除や支配の無いもの。不正や不当とみなされるものへの異議申し立てを無視しない。デモクラシーの制度と応答が社会統合に不可欠。国民統合という在り方が破綻を来した現在。社会統合を再建しようとする数個の構想。誰との間で何を共有するか。

 

公共哲学 (放送大学大学院教材)

公共哲学 (放送大学大学院教材)

 

 

尊大、思い上がり。

昨日に発売された新聞社系週刊誌の2誌が競うように「主要」国公立大学の高校別の合格者数を掲載している。太古の昔から続いているので世間のニーズが高いのだろう。これは一定の大学や高校の威信が高まる機能を持つ。そして、その組織に属する人間は思い上がることが多い。そもそも学力試験が主な選抜の手段なので、基本的に高得点を獲得することが出来る能力を持つことを意味するが、逆に言えばそういう能力しか実証はされていない。まあ他の側面の能力とある程度はリンクしているのかもしれないが。私はいわゆる有名校を経ているので、尊大さが自分に残っていないかどうかはキチンと省察をしないといけないと日々感じている。