F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

ばかなこと。

マスコミの報道なので信憑性が確かではないけど書いておく。政権与党の自由民主党内部の会議で経済対策を検討しているのだが、提案の一つとして、牛肉の商品券を発行したらどうかという話が出たそうだ。そもそも発行に時間的なラグが出てきてしまうので、今の時点で起こっている経済的苦境には全く対応が出来ない。異論が出たので対案が出ていたのだが、それは魚類の商品券というアイデアだった。あくまで利権が絡まないと対策とはしないという無意識が露呈している。恐らく政府は取り合わない話だろう。しかし総理がこんなばかなことを進めるとしたら、誰も政府を信頼しなくなる。下手したら暴動やクーデターが起こるかもしれない。杞憂であることを願うばかりだが。

善。

善の反対は悪である。道徳では善が目標とされることが多く、悪は忌避される。実は法には道徳を外面化させた側面が強くて、法律を遵守すれば善とみなされることが多い。逆に言えば、悪というのは法律に違反することである。ここで悪法という概念が実験的に持ち出されることがある。悪法でも遵守すれば善ということに法律学ではなってしまうのか、という問題である。ただ悪法と何を持って主張するのかも問題で、極端な話だと殺人罪も悪法とみなして殺人行為を犯す人間も少なくない。相模原の事件では障害者は邪魔だから殺して良いと思い犯行に及んだ。悪法とみなすのは簡単だけど、むやみに主張すべきものではないのでは。

首都圏のcatastrophe。

今更だが、昨晩に東京都の小池知事が外出自粛要請を発表した。20時からの記者会見で明らかにしたのだが、1時間ほど前には複数のマスコミが先んじて報道した。品川のイオンでは発表前に急に客の数が増えたそうだ。買い占めが広範囲で起こるとますます品不足になる悪循環が出てくるかもしれない(既にそうなっているかも)。弊店の属する小売業のチェーン全体にとっても痛い。客数は減り売上も減るから他地域でカバーしなければならない。交通インフラや物流が支障なく機能するかも怪しい。弊店のメインの問屋は首都圏なので、商品が入って来ない可能性も出てくる。そもそも関西はどうなのだろうか?1929年からの世界大恐慌を私は経験していないが、それに並ぶ恐慌になるかもしれない。

問題を見つけて、解きながら学ぶ(教育心理学概論第10回)

問題に気づかせるというのは、教育の中でも難問のように思える。

 

問題を解きながら数学や物理を学ぶ実例2つ。教科情報の中で。問題解決。教育心理学からみて結構難しい。教科書に書いてある問題に答えを。実社会は違う意味。教科書では答えがあることになっているが、実社会では答えが無いから問題。数学でも難問はあるが。実社会では問題に気が付かないことも。苦労しつつ問題とは思っていない。問題を見つけて解きながら学ぶ授業の話。
そもそも問題を解くとは?を整理。与えられた問題を解くだけでなく。どうやって問題を解くか。IDEAL。一つ一つが問題を解くステップに。トマト農園でたくさんの人を使って効率よくトマトを売る。腰を痛めて辞めてしまうという問題。労働力が豊富ではない。どこに問題が在るか。Iというのは問題が在ることを認めることそのもの。普段の生活の中で困ることがあっても仕方ないと思うならIはない。これがないと問題解決も出来ない。病気の人など。identify。普段の生活だと多い。問題とは思っていない。その内にトマト農園の例でも、農業主に文句を言うようになる。問題が在ることを認めることに。問題を解きにかかるまでにもう一段階。問題の定義の仕方が、縛りがないから色々あり、解き方も違ってくる。労働者の腰が痛むことまで同じでも。労働者の体力や質や姿勢など、労働者自身の問題とすると、予防運動をするなどの労働者関係の解決になってしまう。悪いのは農園あるいはトマト。トマトは中腰になってそっと取らないと潰れてしまう。トマトの改良。ロボット機械で摘むことが出来るトマトに。idealのD。日常生活の問題と学校生活の問題との1番違うところ。ここから先は学校の問題と似てくる。E。解き方が決まってきたら解く。実行。腰痛対策体操でどのようなものか。四角いトマトは出来るか。A。Assessment。解き方を評価。体操をした後辞める人は減ったか。四角いトマトでも売れるかどうか。思い通りにいかないならやり直しを。解決できたら最後はL。学習。Learning。人というものは日常的に問題解決を。経験則を。ブランスフォード。学びながら生きていくか。生きていきながら学ぶか。ちょっとずつ違う問題を解いて領域を広げる。ビデオの教材を作って普段の生活で起きるようなリアルの問題を解きたくなるように。何度も取り組ませる。先生が説明して練習させるよりも。
JasperProjectという教材。ムーン牧場で鷲を救う。四則計算。教室で子供が解く問題は覚えてしまえば良いので簡単。どうやったら解けるのかは考えなければならない。繰り返し同じ問題を。普通の日常生活のように複雑な問題が。MicroWord。同じような解き方を習得するよう似た問題を沢山。具体的な問題。Jasperウッドベリー。傷ついた鷲の救助。問題の解説。解いたことがあるとみなして。Rally。飛行体を発明して操縦する。はじめての人に操縦の仕方を覚える。数字がバラバラと出てくる。後でこれが大事になる。初飛行のお祝いにレストランに。体重など。釣りをしていると銃声が響いて禿鷲が撃たれて傷を負っている。Emilyは連絡を受けて獣医に。どれくらい距離が?重さは?早く治療が出来れば。Ultra Lightがそばにあった。鷲を救う計画を立てようとする。落とし穴が沢山ある。3時間50分で運べるようになっている。問題を確認する。どうやって早く運ぶか。鷲救出作戦を。誰がどうやって助けに行くか。試してみる。距離を単位時間で割って問題を作り何度も解く。Rallyが安全?ぎりぎり間に合わないくらいの距離。Ultra Lightの重量は220ポンドという限界。直線距離で65マイル。ガソリンスタンド。一生懸命歩く。満タン5ガロン。ガソリンスタンドに辿り着いた後は?何回くらい計算をしなければならないか。計算に上手くなれる。大学でも色んな答えが。解体して車にUltra Lightを載せるなど。問題を解決する為に情報を自分で探さないといけない。日常的に出会う問題に似ている。情報が何処にあるのか分からない。問題の方針が立つまで何の情報が必要か分からない。鷲の運び方にも決まったものはない。空中で捕まえる?色んな方法が試せる。自分のものの考え方が分かる。何万という子供に。トランシーバーが出てきたりして映像の古さで子どもがそっぽを。分布や確立、微積分の基礎まで問題がある。問題を解くだけなら計算の仕方を忘れそうになる。色々と付録が。類似問題。風が吹いていたらどうなるか。反対の方向など。時間が変わる。燃費がよかったら?時間を変えてみるなど。DVDやCDROMに。computerに入れておくと色んなことが分かる。ニューヨークからパリに。リンドバーグ。嵐みたいな追い風がないと難しかった。教育困難校が多い貧困層で。親に子供が問題を解いたと話をする。もう一つ面白い。SmartToolを。計算力?ワープロや表計算モデル。計算に便利。Spreadsheet。グラフを描く。単語帳や赤い下敷き。SmartToolとして。目的に合わせて何時でも楽に答えが出せるように。そのための道具作り。客を相手にUltra Light2つで宅配便を。計算して答えたい。いちいち計算してもいいけれど、早いほうが良いし、間違いは出来ない。どんなSmartToolが良いか。表やグラフ。Emilyの居るところ。一定時間で行けるところを。同円心。クリエイティブに自分で使える知識を。頭の中の表象を。与えられた問題が解けるだけでなく、SmartToolを作成できるように。
物づくりからの物理。結構競争になるが、互いの考えを一旦交換し合う。LearningbyDesign。教科書を沢山。物を作るだけでなく、色んなideaを出してもらい、自分が調べたことを説明できるようになりながら動くものを。科学者は1つのideaを試して一般原理を。生徒たちにも同じ体験を。具体的経験と理学的理解を。作用反作用の理解。走る車を作る。コースターカーやバルーンカー。障害物のある体育館の競争。コンテストを開催する。うまく走るためには調べなければならないことが。大きいほうが良いか、厚手の風船の方が良いか。太いほうが良い?自分たちで調べた結果を寄せ集める。発表だけで終わらずdesignを作り公平なチャンスに。うまく言葉にして誰もが使えるような形でまとめる。競争だけに終わらず皆で協力し合う。良いdesignをするには結果に基づいた原理を利用する。しっかりした実験の理解も。子どもたちは自分たちの見つけたことを大切にしたい、秘密にしたい。先生たちもやり方に慣れていない。大学で対処するための教材。打ち上げユニット。本を机の上から8センチ持ち上げる書見台を作る。納品テストをしたりする。二度目。真似をしたと抗議する学生が。良いideaと思ったから真似をした。満更でもないけれど言ってほしい。色々意見を話して。良いことをどんどん発表する。科学者は。出典を明らかにする。他人のideaを借りるときには出典を。情報モラル教育として良さそう。自分の情報が受け取ってもらえるに値する情報であるかが問題。ユニットの効果は大きい。先生方にも評判が高かった。
実際の問題解決。世の中で役に立ちそうな。学校の授業にうまく取り込む。研究の仕方などを教えることが出来る。Jasper。親御さんたちを学部学生のところに連れてきて。大学生がグループになって解いているところに。子どもたちが適宜ヒントを出す。小学生は、大学生は賢い。大学生はビデオを見ている内に情報をメモしていた。実践の面白さそのものだけでなく、子どもたちがどういうモデルを作っていたのか、子どもたちの学びから学ぶということ。基本的に子どもたちが自分で頭を動かす。色んなことと分からなくなることも。機会になって先に進む。自分で世界を探索するのを自然な環境で。

 

 

教育心理学概論 (放送大学教材)

教育心理学概論 (放送大学教材)

 

 

欲求。

マズローという学者が各種の欲求を段階にして示したものが欲求の5段階モデルであるとされる。ただマズロー自身が階層化したわけではなさそうである。他の学者が定式化することはよくあるので、階層化したのも別の人間らしい。土台の方から生理の欲求、安全の欲求、社会的欲求と愛の欲求、承認(尊重)の欲求、自己実現の欲求の5つになり、下位の欲求が充足してその上の欲求が発生する、とされる。しかしマズロー自身がそのような粗雑な議論をしたとも思えない。当然ながら生理の欲求には食欲や睡眠欲も入るけれど、それが満たされなくても自分が好きな人の気を引きたいとディナーで我慢することはあるし、命を失っても故郷に尽くそうと軍艦に飛び込んだ特攻隊の話は誰でも知るところであろう。つまりは階層化すること自体がナンセンスの極みであろう。しかし大学の心理学の講義で、もっともらしくこのような議論が展開されたのには呆れるしか言葉がなかった。まあ騙す道具としては有用なのかもしれないが、近寄りたくはない対象。

一昨日の季節を告げる祝詞。

大阪では一昨日に桜の開花宣言が出された。通勤の際に止める自転車置き場の前の歩道にも桜が。

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開花宣言の報が流れると何時も思い浮かべる曲がある。10年前のFM802の春のテーマソング。題は「開花宣言」。聞いて欲しい。

 


開花宣言

 この年に限らずFM802というFM放送局はずっと聞いていた(最近は放送大学しか聞かないけど)。この年の数年ほど前から春のキャンペーンソングをMusician総出で歌うことになっていて、2010年はそのまま開花宣言というタイトルで歌が産まれた。メロディーも勿論良いけれど歌詞には泣ける。そして頑張ろうと思えてくる。因みにこの音源はCD化はされていないらしい。なのでYou Tubeを貼ったのだけれど。他の802のキャンペーンソングも名曲が多いので探してもらえると良いかなと思う。

高分子の化学(現代を生きるための化学第10回)

身近な化学については体系的に勉強しなければ。

 

藤野竜也。身の回りには様々な分子が。空気中には窒素酸素二酸化炭素。固有の質量があって分子量と呼ぶ。N2。窒素原子2つ分の。O2。CO2。生活に欠かせない水。分子量は18。綿。セルロース。身体の中でエネルギー源としての糖。グルコース。分子量が1万以上。高分子量。分子量が少ない場合は低分子量。高分子とは分子量が大体1万以上。身の回りの高分子は?ポリエチレン。家庭用のゴミ袋など。炭素原子が700個以上の直線的な。分子量が10000のポリエチレン。エチレンがたくさん繋がる。高分子ポリエチレンは非常に長い。細長い糸のようなもの。絡まって存在。原子の偏り。プラスとマイナスの偏り。強い引力が。ゴミ袋を引っ張ってもなかなか破れない。非常に丈夫に。向きが揃う高分子。分散力が働く。高分子では配列したりしている。結晶のような領域。硬さも強さも。希少領域。柔らかさを。割合によって色々な性質を。高密度ポリエチレンなど。手術の際の手袋。低密度ポリエチレン。同じモノマーからなるものでも違ってくる。綿やセルロース。糖。モノマーのグルコースがβ結合。α結合で結びつく。デンプンになる。人間の身体はセルロースは栄養に出来ない。牛乳を飲んでお腹がゴロゴロする。牛乳の中にラクロースが。β結合の酵素が減少する。対外に排出。高分子の合成方法。低分子を化学反応で結びつける。反応に関与する。少なくとも2個以上の官能基を。直線上の高分子。3個以上の官能基。網目などの様々な形の高分子。重合反応。モノマーの構造により付加反応や縮合反応。付加反応。不飽和結合をもつモノマーが。二重結合を作る。ラジカルやイオンを。ラジカル重合。アニオン重合など。開環重合。結合が次々に消える。ナイロン6ができる。縮合反応。水やアルコールなど簡単な分子を。ナイロン66。ペットボトルの合成。水分子が脱離。
高分子には様々な分子間力が。ファンデルワールス力。引力。常温で固体に。一部に絡み合いも。結晶領域。希少領域。特有な熱的挙動を。2つの温度で。融点。分子同士がバラバラになる温度。部分的な動きが。ガラス転移点。それ以上の温度では見た目個体だが、外力で容易に変形。
ガラス転移点以上のゴミ。エントロピーが減る。不安定に鳴るのでエントロピーを大きくする。エントロピー弾性。天然ゴムだけでなく、化学構造は様々なゴム。シリコンゴムなど。性質はガラス転移点の温度により性質が変わる。高分子の弾性。ゴムは重要な役割。地震の免震構造。免震ゴム。地盤と建物に。横揺れがあっても元に戻ろうとする。500トン程度の加重にも耐える。幾つか置くことで地震の被害を防ぐ。
生活環境と高分子。ポリマー高分子の生分解性。ポリエチレンやペットボトル。土壌に埋めても分解しない。腐らない高分子。生分解性ポリマーも。環境調和型。炭素炭素結合。ベンゼン環を含む高分子は分解されにくい。土壌の中で水と二酸化炭素に。回収すれば炭素サイクルが実現。合成方法で分類。化学合成。植物や動物による天然高分子の利用。微生物による合成。化学合成。化学的に合成され生分解性を持つ。一般に融点が低い。脆いという欠点が。合成方法の改良で使用に耐えるものも。ポリ硫酸。ペットボトルに似ている。透明なボトルなど同様な使い方。ポリ乳酸。高温プラスチック。天然高分子の利用。木の成分のセルロース。セルロースをエーテル化したりすると加工が可能に。デンプンの合成物に油を加える。微生物が作る高分子。セルロース。糖が連なった高分子。セルロースは微生物も作る。バクテリアセルロース。酢酸菌。セルロースを合成。アミノ酸の高分子。納豆の糸。ポリグルタミン酸。ポリエステルは微生物からも。25年に見出された。結晶性が高いので高分子材料としては注目されなかった。酸素源を与えると微生物はそれらを食べる。過剰になると物質生産を。発酵。反応容器の中でおこなう。ポリエステル。ゲル。高分子の間に溶媒分子が入り込んで出来る。シドロゲル。ソフトコンタクトレンズ。ポリメタクリル酸。水が入り込む。ゼリーや豆腐。こんにゃく。身近なゲル。紙おむつにも。吸水性の高い高分子。保水剤として農業にも。土壌で分解も出来ると環境に優しい。大腸菌など微生物の分解に。小さい穴が空いている高分子。分子の大きさが異なる。高分子の穴のサイズにより分離出来る。酸素濃度の高い空気を得ることが出来る。火力発電の燃焼効果を高める。水の浄化にも。海水から塩を取り除いて淡水を。高分子膜。浸透圧以上の圧力。塩を取り除く。
リサイクル。3種。マテリアルリサイクル。ケミカルリサイクル。マテリアルリサイクル。プラスチックを溶解する。サーマルリサイクル。プラスチックを焼却する。ケミカルリサイクル。循環型社会に。モノマーを再び取り出す。匠に使う生物。蜘蛛。古い糸の3分の2を再利用。製造過程に多くにエネルギーを。可能な限りの。
水は多くの物質を溶かす溶媒。上水の下水。酸と塩基。酸性雨からの硝酸イオン。窒素サイクルを乱す。放射線。ウランの核分裂反応でエネルギーが。ウラン濃縮。原子力発電。小型原子炉。熱エネルギーや電気などとの違い。NOX燃料。代替エネルギー。ガラス転移点という高分子に特徴的な温度。エントロピー弾性を持つ。小さな量の表し方。水が液体の理由。排水を綺麗にする。浄化している。マッチの中の硫黄が反応して酸が出来る。放射線や核燃料。核融合も近い未来に。

 

現代を生きるための化学 (放送大学教材)

現代を生きるための化学 (放送大学教材)