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問題を見つけて、解きながら学ぶ(教育心理学概論第10回)

問題に気づかせるというのは、教育の中でも難問のように思える。

 

問題を解きながら数学や物理を学ぶ実例2つ。教科情報の中で。問題解決。教育心理学からみて結構難しい。教科書に書いてある問題に答えを。実社会は違う意味。教科書では答えがあることになっているが、実社会では答えが無いから問題。数学でも難問はあるが。実社会では問題に気が付かないことも。苦労しつつ問題とは思っていない。問題を見つけて解きながら学ぶ授業の話。
そもそも問題を解くとは?を整理。与えられた問題を解くだけでなく。どうやって問題を解くか。IDEAL。一つ一つが問題を解くステップに。トマト農園でたくさんの人を使って効率よくトマトを売る。腰を痛めて辞めてしまうという問題。労働力が豊富ではない。どこに問題が在るか。Iというのは問題が在ることを認めることそのもの。普段の生活の中で困ることがあっても仕方ないと思うならIはない。これがないと問題解決も出来ない。病気の人など。identify。普段の生活だと多い。問題とは思っていない。その内にトマト農園の例でも、農業主に文句を言うようになる。問題が在ることを認めることに。問題を解きにかかるまでにもう一段階。問題の定義の仕方が、縛りがないから色々あり、解き方も違ってくる。労働者の腰が痛むことまで同じでも。労働者の体力や質や姿勢など、労働者自身の問題とすると、予防運動をするなどの労働者関係の解決になってしまう。悪いのは農園あるいはトマト。トマトは中腰になってそっと取らないと潰れてしまう。トマトの改良。ロボット機械で摘むことが出来るトマトに。idealのD。日常生活の問題と学校生活の問題との1番違うところ。ここから先は学校の問題と似てくる。E。解き方が決まってきたら解く。実行。腰痛対策体操でどのようなものか。四角いトマトは出来るか。A。Assessment。解き方を評価。体操をした後辞める人は減ったか。四角いトマトでも売れるかどうか。思い通りにいかないならやり直しを。解決できたら最後はL。学習。Learning。人というものは日常的に問題解決を。経験則を。ブランスフォード。学びながら生きていくか。生きていきながら学ぶか。ちょっとずつ違う問題を解いて領域を広げる。ビデオの教材を作って普段の生活で起きるようなリアルの問題を解きたくなるように。何度も取り組ませる。先生が説明して練習させるよりも。
JasperProjectという教材。ムーン牧場で鷲を救う。四則計算。教室で子供が解く問題は覚えてしまえば良いので簡単。どうやったら解けるのかは考えなければならない。繰り返し同じ問題を。普通の日常生活のように複雑な問題が。MicroWord。同じような解き方を習得するよう似た問題を沢山。具体的な問題。Jasperウッドベリー。傷ついた鷲の救助。問題の解説。解いたことがあるとみなして。Rally。飛行体を発明して操縦する。はじめての人に操縦の仕方を覚える。数字がバラバラと出てくる。後でこれが大事になる。初飛行のお祝いにレストランに。体重など。釣りをしていると銃声が響いて禿鷲が撃たれて傷を負っている。Emilyは連絡を受けて獣医に。どれくらい距離が?重さは?早く治療が出来れば。Ultra Lightがそばにあった。鷲を救う計画を立てようとする。落とし穴が沢山ある。3時間50分で運べるようになっている。問題を確認する。どうやって早く運ぶか。鷲救出作戦を。誰がどうやって助けに行くか。試してみる。距離を単位時間で割って問題を作り何度も解く。Rallyが安全?ぎりぎり間に合わないくらいの距離。Ultra Lightの重量は220ポンドという限界。直線距離で65マイル。ガソリンスタンド。一生懸命歩く。満タン5ガロン。ガソリンスタンドに辿り着いた後は?何回くらい計算をしなければならないか。計算に上手くなれる。大学でも色んな答えが。解体して車にUltra Lightを載せるなど。問題を解決する為に情報を自分で探さないといけない。日常的に出会う問題に似ている。情報が何処にあるのか分からない。問題の方針が立つまで何の情報が必要か分からない。鷲の運び方にも決まったものはない。空中で捕まえる?色んな方法が試せる。自分のものの考え方が分かる。何万という子供に。トランシーバーが出てきたりして映像の古さで子どもがそっぽを。分布や確立、微積分の基礎まで問題がある。問題を解くだけなら計算の仕方を忘れそうになる。色々と付録が。類似問題。風が吹いていたらどうなるか。反対の方向など。時間が変わる。燃費がよかったら?時間を変えてみるなど。DVDやCDROMに。computerに入れておくと色んなことが分かる。ニューヨークからパリに。リンドバーグ。嵐みたいな追い風がないと難しかった。教育困難校が多い貧困層で。親に子供が問題を解いたと話をする。もう一つ面白い。SmartToolを。計算力?ワープロや表計算モデル。計算に便利。Spreadsheet。グラフを描く。単語帳や赤い下敷き。SmartToolとして。目的に合わせて何時でも楽に答えが出せるように。そのための道具作り。客を相手にUltra Light2つで宅配便を。計算して答えたい。いちいち計算してもいいけれど、早いほうが良いし、間違いは出来ない。どんなSmartToolが良いか。表やグラフ。Emilyの居るところ。一定時間で行けるところを。同円心。クリエイティブに自分で使える知識を。頭の中の表象を。与えられた問題が解けるだけでなく、SmartToolを作成できるように。
物づくりからの物理。結構競争になるが、互いの考えを一旦交換し合う。LearningbyDesign。教科書を沢山。物を作るだけでなく、色んなideaを出してもらい、自分が調べたことを説明できるようになりながら動くものを。科学者は1つのideaを試して一般原理を。生徒たちにも同じ体験を。具体的経験と理学的理解を。作用反作用の理解。走る車を作る。コースターカーやバルーンカー。障害物のある体育館の競争。コンテストを開催する。うまく走るためには調べなければならないことが。大きいほうが良いか、厚手の風船の方が良いか。太いほうが良い?自分たちで調べた結果を寄せ集める。発表だけで終わらずdesignを作り公平なチャンスに。うまく言葉にして誰もが使えるような形でまとめる。競争だけに終わらず皆で協力し合う。良いdesignをするには結果に基づいた原理を利用する。しっかりした実験の理解も。子どもたちは自分たちの見つけたことを大切にしたい、秘密にしたい。先生たちもやり方に慣れていない。大学で対処するための教材。打ち上げユニット。本を机の上から8センチ持ち上げる書見台を作る。納品テストをしたりする。二度目。真似をしたと抗議する学生が。良いideaと思ったから真似をした。満更でもないけれど言ってほしい。色々意見を話して。良いことをどんどん発表する。科学者は。出典を明らかにする。他人のideaを借りるときには出典を。情報モラル教育として良さそう。自分の情報が受け取ってもらえるに値する情報であるかが問題。ユニットの効果は大きい。先生方にも評判が高かった。
実際の問題解決。世の中で役に立ちそうな。学校の授業にうまく取り込む。研究の仕方などを教えることが出来る。Jasper。親御さんたちを学部学生のところに連れてきて。大学生がグループになって解いているところに。子どもたちが適宜ヒントを出す。小学生は、大学生は賢い。大学生はビデオを見ている内に情報をメモしていた。実践の面白さそのものだけでなく、子どもたちがどういうモデルを作っていたのか、子どもたちの学びから学ぶということ。基本的に子どもたちが自分で頭を動かす。色んなことと分からなくなることも。機会になって先に進む。自分で世界を探索するのを自然な環境で。

 

 

教育心理学概論 (放送大学教材)

教育心理学概論 (放送大学教材)