F-nameのブログ

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感染爆発の可能性。

東京都の1日のコロナウイルスの感染者は55名に達したと報道がある。これが大阪府なら知事のleadershipで大規模な対応策が取られるところだろうが、私の知る限り経済活動の制限はしていない模様。小池知事は職場内クラスターclusterが発生していると指摘している。これまでclusterになった場所はカラオケハウスなど様々だが、一般的職場となれば、かなりの人間が警戒をしなければならないだろう。もちろん手洗いなど方策はあり実行すべきだけど、リスクを皆無には出来ない。あまりにも感染者が多くなると其方に医療のリソースresourceが割かれることになり、他の疾病を抱える人間も命の危機を抱えることになる。その前にcontrolが出来れば幸いだが。そして今の東京は1週間後の大阪になる可能性があることは認識しておくべきだろう。

液状化する司法制度(現代訴訟法第15回)

私が法律学を学び始めたのは昭和の末だけど、訴訟制度はかなり様変わりしている。勉強をし直さなければと感じる。

 

町村泰貴。液状化する。大地震の時に水分が。法分野ごとの制度の垣根が無くなる。司法のIT化。民事事件。家事事件やADRなども含めて。刑事訴訟手続。行政訴訟と憲法訴訟。賃金や解雇などの労働関係の紛争。非対等性の問題。労基署。労働委員会。知的財産関係。知的財産権。法的保護。産業育成保護の政策。人工的に作り出される。行政庁への登録も必要なことが多い。文化庁や特許庁。不正競争防止法。取引委員会。特許庁の審判制度。文化庁の制度。特則。公開停止など。知的財産高等裁判所。消費者保護関係。消費者庁などの行政の役割。ここの消費者の権利義務。団体が訴訟の提起を。民事の法律関係であっても行政の役割を担うことが大きな特徴。刑事罰や紛争処理。
互いにオーバーラップ。民事訴訟。多数当事者訴訟。多数人に利益の拡散が。当事者適格の問題が。環境や公害といった大規模訴訟。他の人間にも波及効果が。法政策形成訴訟。家族の紛争。プライベートな、生殖保護医療などの関わる。夫婦の性を一緒にするか?憲法には違反しないと最高裁の多数意見。公益性がある?ドメスティック・バイオレンス。多くの女性が被害。差別と人権侵害。保護命令とDVセンターを通した救済。私的な紛争についても民事訴訟に留まらない。刑事訴訟制度。被害者参加制度。民事関係の紛争を解決。振り込め詐欺救済法。銀行口座について口座凍結や被害者への分配。詐欺罪などで得た財産を没収。犯罪収益を原資として救済を。刑事訴訟制度が処罰の枠を超えて機能を拡大。行政訴訟制度。公益に関わる処分。私的利益と公益利益の調整。私人が求めるのはあくまで私的な利益、というのが前提だった。しかし原告適格の範囲を認めようとしている?大きく広がったわけではないが。団体訴訟制度。手段的利益、拡散利益の追及を可能にする。実現はしていないが。提訴数が少ない?行政機関の役割が。ADRの行政型。大きな役割を。倒産手続。行政機関が大きな役割を。公益に叶う。
民事行政刑事の範囲が拡大しオーバーラップ。民事訴訟で拡散利益や公益を扱う。訴訟原則の見直しが必要。処分権主義。取り下げたり和解をしたり認諾をしたりは当事者の自由となっていた。弁論主義では自己責任で。争われなければそのまま存在した事実として扱われる。前提には判決の相対効の原則。訴訟の結果が拡散すると、公益にも関わると、相対効は制度的にも通用しない。当事者として適切なのは誰か、という問題。当事者適格。権利主体だけでは充分ではない。紛争管理権。現代型訴訟。訴訟機能の拡大。伊藤真が78年に。憲法訴訟についての当事者適格はアメリカで盛んに。単に自己の利益が侵害されているという私人に任せてよいか。処分権主義や弁論主義の見直し。相対効でなく絶対効に?適格消費者団体の差止訴訟。和解。消費者庁などに通知。消費者の利益を害するようなら団体の取消も。行政機関の経由で。和解の制限など。刑事訴訟。被害者参加や損害賠償。起訴便宜主義の問題。検察審査会による修正。訴訟機能の拡大による訴訟原則の変更。
司法のIT化。情報通信技術に因る影響。司法が扱う法や事実が変わる。訴訟制度の仕組みそのものがIT化に。実質面のIT化。法例や判例がオンラインでデジタル情報として提供。便益を。裁判例のオンライン化が裁判所に負担を。事実及び証拠のデジタル化。オンラインデータ化も。電子商取引。SNSでの活動。電子ネットワーク化。刑事手続。コンピュータそのもの。証拠がネットワーク上に。遠隔操作ウイルス事件。人工知能やIoT。多くの職業で人間に置き換わる。computerが自律的に介在。様々な実体観念に影響。証拠もデジタル証拠に。当事者の探索手段。仮の救済が必要に。証拠の原本の問題。電磁的記録それ自体とプリントアウト。映像を内容とする場合は?電子媒体自体を証拠にせざるを得ない。名誉プライバシー侵害の発信者が不明、など。プロバイダー責任法。情報の開示。発信者情報も。訴訟による判決に限る。詐欺的なサイト。立法が不充分な状態に。
手続面のIT化。欧米では司法の過重負担の解消。日本では?訴訟件数は激減。司法制度改革では利用しやすく。まず利用しやすい司法のためにアクセスを向上させる。裁判以前の法律相談や法情報へのアクセス。障害者や高齢者、脆弱性を持つ人に対して。裁判の情報公開。分かりやすく。裁判の過程の透明化。一般にわかりやすさを。コストの最小化と効率化。迅速かつ効率的な。利用しやすさを。法情報へのアクセス。実体面のIT化におけるオンライン提供。裁判利用のアクセス。法律相談へのアクセス。Internetを介した法律相談。公的機関や弁護士の個人的な。現在では多くの弁護士がコミュニティツールを用いた。法テラス。Webページでの予約。脆弱性を抱える人へのアウトリーチを改善。DV被害者の問題。インファイリング。事件処理の高度化。利用しやすさと透明性。裁判所や当事者の内部的処理が。アメリカ。フランスはオンライン申立。電子印紙の利用。日本では公式的には進んでいない。民事訴訟法でも文書のやり取りの規定があるが、結局は紙でプリントアウトする必要が。具体的規則も整備されていない。ファクシミリでの提出。電子的メールや電子媒体に?裁判官の裁量による。当事者間でやりとりする場合は殆ど規定がない。正式には送達が必要。法定における審理自体のIT化。証人尋問のビデオカンファレンスなど。ビデオ会議システムなどの導入が諸外国で。アバターやオンラインチャットはADRの一部で。日本では鑑定人質問に拡大。刑事訴訟でもビデオリンク方式を。裁判員裁判。プロジェクタなど。法的における記録。映像付き録画と音声認識ソフトによる活字化。倒産手続の合理化。個別執行の場面。内部での事件管理デジタル化。物件の内覧をオンラインで。産科可能性が広がる。競売の方法。ネットオークションの活用。債権回収の手段としても。インファイリングやスケジュール管理。オンラインオークションの活用が必要。
司法が垣根を低くしてオーバーラップ。訴訟原則自体の見直し。司法のIT化。日本でIT化が進まない理由を。

 

現代訴訟法―液状化する司法 (放送大学大学院教材)

現代訴訟法―液状化する司法 (放送大学大学院教材)

 

 

財産。

fortune(これは英語でも仏語でも同じ)の訳語。fortuneには他にも、運と言う意味もある。富と運とが同じ単語に含まれるのは、富を持てるのは運があるからだという含意なのであろう。自分の財産は、たまたま自分が持っているだけであり、それは社会全体にとり有意義に使われるべきである、という帰結がもたらされる。日本的な資本主義が仮にあるとすれば、この内容が含まれていると思われる。日本的とは言いながら、ある意味でかなり西洋的とも言える。まあ、言葉ヅラが良くても銭を自分の為にしか使わないような人種も日本には居るけれど。

セグウェイが斬新なことと、世に馴染むこと。

セグウェイが製造停止されるというnet newsを見た。価格が60万程度で高いことや、使い途があまり見出せなかったことが原因だと書かれている。20年ほど前には、未来の乗り物として識者が持ち上げていたのを記憶している。実は乗せてもらったことがある。阪急茨木市駅下の空間で体験eventがあったので1分ほど前進したり回ったりさせてもらう。身体の重心を傾ける、だだそれだけで自在に動きとても楽しい。これから未来が広がるのだと気持ちが盛り上がる。それが05年ごろと記憶している。いくら斬新だからと言って、社会に定着するのはまた別の要素が必要なのかもしれない。ううみゅ。

ディドロの演劇美学(美学・芸術学研究第15回)

没入なりきり型が圧倒的に多いというのは、結構衝撃的なことのように思える。文化祭なら通用するのかもしれないけれど。上演するのは1回だけだから。

 

ディドロの演劇美学。知の巨人。多方面に亘る仕事。百科全書の編集者だったからでなく、各々の分野でプロの学者とも論争を。芸術に限っても多方面に。芸術作品も。哲学的美学などの一部をみてきた。演劇美学を。これこそ演劇に関する一般的思い込みを打破するもの。役者の演技の在り方について。2つの見方。河竹登志夫。心から入り自己を没入させる。形から入る。泣くという演技。没入なりきり型。感情移入型と他者表現型。典型表現型。没入なりきり型が支配的。正しい演技論として流布。ロミオとジュリエットの2人の俳優を閉じ込めて愛していると繰り返し言わせたりするなど。没入なりきり型にならないと良い演劇にならないとプロでも語る。スタニスラフスキー・システムの誤解、一面的理解。根本的限界を。典型表現型が正しいとディドロが。コメディアン。役者という意味。偉大な俳優に多大な判断力を。観察者がいなければ。洞察力と無感受性を要求する。等しく適応できる能力を。感受性を全く要求しない演技論。感性を要求していない、ということではない。無感受性演技論。能動的感性ではなくて、以下のような感受性は要らない。1752年版の辞典。感じやすく他人が容易に感動させる人の特性。他人によって容易に心を動かされる心の柔らかい状態。かき乱されることなく演技を。更にその上に全てのものをミーミーシスする技を。様々な突発的事態に冷静な観察者としての自身を持ち続ける。泣くという場面。本当に泣いてしまうと。感受性に富んでいれば、3回目の上演では疲れ切ってしまう。自然の思慮深い弟子であるならば、上演ごとに新たな考察によってよりしっかりしたものになるであろう。心で演じる俳優の不確実性。考察によって理想的モデルによるミーミーシスによって、記憶によって演じる俳優は等しく完全である。連続上映で成功する可能性は全く無い。俳優というプロの職業は何千回も。オペラ座の怪人。19年春の段階で1万3千回を。恒常的な成功がプロには要求される。ムラのないシステムが。俳優の精神面も確保されない。同じことの繰り返しに疲れてしまう。無感動で冷たい惰性的な心の状態に。凡庸なつまらない大根役者を作るのが感受性。卓越した役者を。涙は頭脳から。強い感受性に頼るのが凡庸な役者。そもそも感受性とは全く異なるのが優れた俳優。感受性がないからこそ素晴らしい演技が出来る。感性がないこととは違う。自然の注意深いミーミーシス。理想的モデル。ある役者がある女優に実生活で惚れた。役そのものであることが可能に。役作りや偉大な演技が出来ずに、一個人としての心を露出するしかないので。芸術家の自己表現では全く異なる、自然に対するミーミーシス。考察によって少しずつ作り上げるモデル。長期の経験に基づいての能力。心から入る役者でなく、感情移入的な近代主観的在り方でなく。理想的モデルの典型を。演技実践論。
20世紀。スタニスラフスキー・システム。俳優養成システム。河竹登志夫。日本の演技は他者表現型。感情移入型。スタニスラフスキー・システムが日本伝統演劇と対立する没入なりきり型の代表的なものとしている。演者自身が心になる。この方法は演劇の主流に。47年の俳優論。リアリズムの全盛。スタニスラフスキー。超課題を自然に行動し成功させる。ドラマ上の人物として生きる。しかし間違っている。ディドロと同じことを主張して論争に。レベルの低い単なるジャーナリズム。間違いは間違い。ディドロの演技論の先駆的意味。スタニスラフスキー・システムについて。3つの誤解。堀江氏。社会主義的リアリズムという誤解。演技は感情から入る。感情同化である、という誤解。先ずはテーブルに座って思想的勉強を、という誤解。役への感情同化?複雑な歴史的事情が。翻訳出版の権利。勝手に原文を削除してレベル低く翻訳。用語を発明までする。正式な翻訳の代理人として。ロシア語原文から翻訳しようとしても権限を主張。学問的に信用の出来ない英語版に基づくしかなくなってしまった。歴史的不幸。アメリカ人女性がレベルの低い演劇論に基づき。スタニスラフスキー・システムが没入なりきり型という誤解が世界中に。日本における翻訳。大半は英語版やドイツ語版から。09年に至るまで俳優の仕事第3部は翻訳されなかった。ようやく真の姿が。心理そのものを演じろうとしてはいけない。しっかりとした身体的構造に基づいて。身体的構造の理論。典型表現型の理論。ロミオを演じる役者。ジュリエットにうっとり。俳優の語彙にあってはならない。行動ではないから。可愛さをよく見て評価をしなければ。ジュリエットに惚れている。そうではなくて恐ろしく注意を払っている、でなければならない。愛の感情自体を演じてはいけない。感情を追いかけず正しい行動を。極めてディドロ的な。俳優の演技論、システム。ディドロが先駆的に。判断力をもってして即応する。観察に基づき作り上げる。優れた俳優の条件。芸術創造の深い立場。演劇のプロのための創造美学。カント美学のような受け取る美学ではなく。アリストテレス美学と同様に創造の美学。実践的政策の美学。現在においても生きている。
語るべきことは多い。学は長く人生は短い。広大無辺な世界を垣間見たに過ぎない。芸術の素晴らしい世界を。本質に感動する、ということを。美は芸術は世界に内在して根源的な本質を。芸術の真理に達する。美学芸術の世界を。

 

美学・芸術学研究 (放送大学大学院教材)

美学・芸術学研究 (放送大学大学院教材)

 

 

信仰。

元々はキリスト教に対するものであるようだ。まあ用法として典型的ではある。しかし日本では依然として少数派に属す(以前書いた奥田正道先生は例外的だろう)せいか、仏教や神道に対しても「信仰」と言う用語が用いられる。しかし違和感は拭えない。考えてみれば、仏教や神道も一神教ではない。自然など多くのものを敬う対象にするので、あまり用法として適当だとは言えないかもしれない。まあ単なる私の感覚なのだけど。仮に一神教のイスラム教が日本で普及すれば、かなりの部分で日本人の精神も変わっていくと思われるが、神道や仏教を駆逐するのは難しいかも。

高架下でのrenewal。

阪急高槻市駅下にミングというshopping mallがある。線路が高架になった平成初期に作られた。梅田駅下に阪急三番街があるのだが、それに味を占めたと思われる。20年以上になるので、renewalをすることになり、一旦店舗を閉鎖することに(とは言え改装しない部分も結構あるが)。ちなみに阪急三番街も開設約20年経過後にrenewalしている。

左右のshutterが閉鎖されている(通常は定休日にしか閉まらないshutterである)。

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扉が開放されているが、警備員が配置され従業員しか入場出来ない。

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面積的に半分程度がrenewalの部分らしい。

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1階では店員が後片付けに追われている。

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24時間営業の食品スーパーには影響がない。

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