F-nameのブログ

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医療崩壊と米軍の機能停止。

昨日の夕方のentryで沖縄県の1日あたりの新規感染者が980人になるとか書いていたら、今日は1400人になるとの報道が為されている。人口を勘案すると、東京都で1万人以上の新規感染者が1日で出ている計算になる。医療崩壊の可能性についても書いていたら、また別の報道で医療従事者の内の220人が感染しているか濃厚接触者に該当しているかで休まざるを得ない事態になっている。赤十字病院では救急診療を停止すると言う。医療崩壊の一歩手前になりつつあり、早急で強力な対策が必要であると考えられる。確かに経済を回すのも大事かもしれないけど、医療体制が瓦解しては元も子もない。

それで指摘されているのが、米軍兵士の感染が大きな原因ではないかということである。沖縄の各基地や山口の岩国基地では100人単位で感染者が出ており、青森の三沢基地や関東の各基地でも10人単位で感染者が出ている。勿論、基地の外部に持ち出されてはたまったものではないけど、ここまでになると軍隊自体の機能も大丈夫なのか疑わざるを得ない事態である。仮に私が米軍の敵だとすると、今のうちに攻撃するのを考える。まあ仮に機能停止していても、そのような発表はわざわざしないだろうけど。ううみゅ。

デュルケム:『道徳教育論』(発達科学の先人たち第6回)

人間の前に社会があるという前提は今の人間には理解し難いと思うが、議論の帰結は案外と常識的なのだなと感じる。

 

岩永雅也。デュルケム。「道徳教育論」。道徳教育論者。コントに始まる社会学を学問として。道徳教育論者としても有名。多くの講義録を。翻訳も。教育思想に。教育事象の実証主義的分析。実証主義的。フランス革命。ルイ16世。ギロチン。バスティーユ襲撃など激しい時代。おどろおどろしい。革命中の革命。大規模で残酷。徹底した市民社会化。ルイ16世の処刑に代表される封建制社会から近代市民社会への移行。革命による第一共和制。近代国家の出発。ナポレオン。皇帝となり軍事力を。ナポレオンが失脚。第二共和政。長続きせず、ナポレオン三世の第二帝政。プロイセンとの戦いで皇帝自身がが捕虜に。第三共和制。デュルケムもその最中に。1870年に発足した当時の第三共和制。75年に憲法を発布して安定化。40年のナチス・ドイツの占領まで70年間続く。他国にない徹底した公的活動と宗教の分離。公教育からの教会権力の排除。当時の文部大臣は、道徳教育は学校にと。それまでキリスト教があって善悪を。排除してしまうと何を基準にしたら良い?実は大変危険なことだった。西洋社会では長い間に善悪の価値はキリスト教から。規範や道徳の危機。宗教的統制がなくなり、犯罪や騒乱など逸脱行為の急増。デュルケムは第三共和制の中で生きる。混乱した状態だったからこそ考え方の元になる。ユダヤ教のラビの家系に生まれていて。第三共和制の時代精神を。根底にある実証主義。どんなことでも実際に証明?簡単に言うと、社会事象は超経験的な超研究的な、現実から離れた概念ではなく、観察され認識される経験的事実について。社会的事実をあるがまま客観的に。社会的事実に対してあたかも物理学的に測定するように考察しなければならない。自然科学の方法を社会科学のモデルに。社会的な事柄をもののように測定するのは難しい?離婚率など客観的に?もう一つ重要なのは、対象が社会的存在というもの。純粋に個人的な存在と、自分の属する集団や他の人間との関わりの社会的存在。集団内のルールや考え方で統制されているが、それらを内部に写し取って。内面に写し取る。行動や考え方は社会の存在で統制され支配される。個人的集合体が結果として社会を作るわけではない。車で150キロで走らせたいが100キロの制限が。社会的規範。それによりスピートを落とす。内面化、社会的存在としての個人。一人ひとりを超越した社会の存在。一人ひとりの内面に。数学や国語などと違い道徳教育を。教科教育より遥かに規範についての教育が重要。
生まれや育ちや生涯。58年にロレーヌ地方で産まれる。デュルケム家はラビ、ユダヤ教の。中学校で飛び級をしてバカロレアを2年超えて獲得。パリで勉強しようと79年に21歳で高等師範学校に。大学の入学資格を得たのに?グラン・ゼコールに入るにも大学入学資格が。グラン・ゼコールは高度な専門職の教育。大学より威信が高い。指導的人物が卒業。多くの哲学者や科学者などが輩出。シャンパーニュ地方のリセ。高等学校の上級。教職について哲学を教える。28歳にはドイツに留学。大学の先生になり自殺論などを刊行。名前が広く知られる。02年にパリ大学、ソルボンヌ大学の教育学に傾斜。講義録の作成。16年頃から病気がちに。17年に隠遁。半年後に死去。ロシアで10月革命の直後。つかの間の安定期に。今の感覚ではかなり亡くなるのが早い。社会と殺伐も。親友を自爆テロで。子どもが戦争で亡くなる。
「道徳教育論」。02年の道徳性の教育についての講義を元に。社会における教育を重要視。宗教に依拠しない道徳教育。人間に置き換える道筋を。道徳教育の実践方法を。高度であったが実践的。先生の卵の学生の必修科目。実践的な側面が。各回のタイトル。教育事象を客観的に社会事象として把握する考え方が相対的に展開。道徳性とはなにか。道徳性の諸要素を教育により子供の内面にする詳細の方法。道徳性の諸要素。近代の教育学者たちはごぞって教育を個人的事物となす。ただ心理学から直接に導かれると。教育の目的は本性を個人に実現し完成の域に高める。教育なるものは1つ。全ての人間に等しく適合。抽象的で唯一の理想こそ決定しようとしたこと。人間性はただ1つ。形態ははっきりと決定しうる。人間性の上に教育的働きかけを。それまでの教育学の理論が唯一の価値を内面化。キリスト教や自然的価値。ルソー。そもそも自然主義的な。神様の存在を教育から外すのが前提。伸ばしさえすればよいという教育。抽象的な理想を前提にしていると。全く方法性が異なる。全人類に対し普遍的な教育は存在しなかった。カーストにより構成される社会。教育はカーストにより異なる。古代ローマはパトリキの教育は異なる。バラモンの教育はスードラと異なる。社会階級の異なる、居住地の異なる。現実的に異なる。都市と農村。ブルジョアと労働者。時代や社会のあり方により変わりうる相対的なもの。唯一絶対のものと見ることは出来ない。古代社会の歴史と精神史も研究。教育的価値の相対性。教育の主体は社会。実は社会が自己を維持するために分業を。ある一定の方式でなされることを要求する。社会が教育により働き手を。教育は社会のために社会によって。個々の人ではなく。自分ののぞみに見えても、社会自身が教育という手段で。エミールの冒頭。人間の手に移ると悪くなるとは違う。大人たちが最小限のケアをすることで自然的に伸びるとルソーが。子どもはあくまで教育の客体。社会がそれ自身のあり方で。社会が意思を持つ。デュルケムは社会そのものを擬人化した存在と。意図的に社会化するのはごく自然。個人的存在と社会的存在。我々自身、個人的生活の全ての精神状態。個人的存在と呼ぶ。他方は内部に人格なくして観念習慣の一体系。宗教的進行など、職業的伝統。集合的意見など。総体は社会的存在が。個々人に作り上げるのが教育の目的。この新たな存在こそ社会的存在。信仰など社会的な個人に。人々の精神には即時的な部分と。主体としての自分Iと他者からの自分のMe。教育の最大の目的はMeとしての自分を形成すること。
教育学の特徴。それ自体は科学ではないが教える技術とも異なる。元来技術とは習慣組織された能力などから構成。教育者の手腕や実践。教育学に深い造詣がなくても教師にはなれる。モンテーニュ。モラリスト。エセー。随想録の作者。常に私はなにを知っているか。懐疑的な。教育には向かない。結婚は鳥かご。ルソーはエミールの著者。私生活はかなり非道徳的。子どもを孤児院の前に捨てるなど。ユニークな教育を。子どもたちが家庭を抜け出て生活に仲間入りする小学生になる際に。規律の精神。道徳的行為。規則に合致。道徳的に振る舞うとは一定の基準に沿って。決心するまでもなくそれ以前になすべき行為を決定している。規則性はあくまで道徳性の一要素であるに過ぎない。規則性の分析をすればもう一つの要素が。権威の概念。我々に優越するもの支配力。支配力があるが故に権威の方向に導く。単なる習慣の体系ではなく命令の体系。デュルケムは道徳性の第一が。規則性と権威。規則と権威が大事ならキリスト教と同じ?権威主義的で抑圧的。暗示が効果的とも。初期の段階では権威的に教え込むことが大事。批判もあるがあくまで小学校の話。権威主義的道徳論と変わらない?支配的道徳観がキリスト教なら暗示をすれば良い?社会は全く中立的な理念的社会だが。現実には宗教的社会なので。矛盾を孕んでいる。道徳性の第二要素。何らかの社会集団への愛着。自己以外の他者に結びつかなければならない。社会との連帯感を意識する。家族に結びつける。周囲の集団への愛着や連帯。自分の周囲の集団に愛着を。愛情を全く感じない相手に礼儀を尽くそうとは思わない。第三の要素。規律を尊び愛着するのに加え、自己の行為の理由について明確な意識を。今後公衆の意識が完全に道徳的な自律性を。道徳を理解する知性。つまり権威主義的に遵守を命じられても意味や効果を理性的に判断できる知性がなければ。
デュルケムの3要素。道徳の合理的理解。道徳教育の第二部ではどのように内部に形成するか具体的方法を。暗示にかかりやすいなど。新しい習慣に固執するのも必要。幼い頃に一定の価値を刷り込む。児童の時期が道徳教育に最も適する。社会を特別視していて社会のために人がいると。社会を大きく絶対的に考える。

 

発達科学の先人たち (放送大学教材)

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道徳教育論 (講談社学術文庫)

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自殺論 (中公文庫)

自殺論 (中公文庫)

 
社会学的方法の規準 (講談社学術文庫)
 
社会分業論 (ちくま学芸文庫)

社会分業論 (ちくま学芸文庫)

 
宗教生活の原初形態〈上〉 (岩波文庫)

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社会学講義―習俗と法の物理学

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教育社会学 (放送大学教材)

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  • 作者:岩永 雅也
  • 発売日: 2007/03/01
  • メディア: 単行本
 
教育社会学概論 (放送大学教材)

教育社会学概論 (放送大学教材)

 
社会調査の基礎 (放送大学教材)
 
教育社会学 (放送大学教材)

教育社会学 (放送大学教材)

  • 作者:天野 郁夫
  • 発売日: 1998/03/01
  • メディア: 単行本
 
日本の教育改革 (放送大学教材)

日本の教育改革 (放送大学教材)

 
創造的才能教育

創造的才能教育

  • 発売日: 1997/10/01
  • メディア: 単行本
 
逸脱の社会学 (放送大学教材)

逸脱の社会学 (放送大学教材)

  • メディア: 単行本
 

 

プラグマティズム。#アラン定義集未定義語

哲学には珍しく英語圏で誕生した学問である。哲学の本流は形而上学と呼ばれ、モノや存在の本質を直感や思考で探究する学問であると(乱暴には)言える。これに対して実際の行為を抜きにして考えるのは妥当ではないと見做すのがプラグマティズムである。こう書くとまともなのはプラグマティズムの方で形而上学はトンデモナイものと思われるかもしれないが、哲学の本流は一貫して形而上学の方である。学問のための学問であるとも言える。そちらの方が日本のアカデミズムでは持て囃された。今はどうなのだろうか。

感染爆発と医療崩壊の可能性の話。

NEWSでご存知かと思うが、日本では新型コロナウイルスの感染者が急激に増加している。昨日は大阪の高校でクラスターが発生した(流石に高校名は出さないようになったが)ことを書いたが、沖縄県では1日の新規感染者が980人になる見込みだという話を知事がしていると日経新聞が報じている。第5波に該当するときでも809人(昨年の8月25日)に留まっていたのだから、感染爆発に至ったと解しても間違いは無さそうである。沖縄県ではかなりの部分がオミクロン株に入れ替わっている模様であるが、従来のものと比較して感染力が強いとされる。反面で重症化する可能性は低いとされる(ただワクチンの効果もあずかっているとも考えられる)。沖縄県では過去に医療崩壊の事態になっていて、再びそうならないよう祈るしかない。他の地域では山口県や広島県でも感染拡大が顕著であり、米軍基地の影響があるのではとの指摘がある。まあ米軍の兵士はマスクをしない、というのも偏見なのではとも思うのだけど。

それで世界的にも感染拡大は止まっておらず、米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、1月4日の新規感染者は世界で240万人になる。12月上旬の4倍になる。勿論、重症化する割合が低いのなら医療崩壊という事態にはならないから大したことはない、という考えは当然だがある。まあ小売業に従事する私としては何とか感染が拡大しなければ良いなとは思う。

学びの動機づけ(教育心理学特論第6回)

内発的動機づけを如何に育てるのかは難しい問題だと感じる。唯一の絶対的な答えは無さそうにも思える。

 

三宅芳雄。白水始。学びの動機づけ。遊びが大事という話。あまり遊ばない?研究そのものが本当に好きなのでありがたい話だが半分楽しく。遊びだか仕事だか分からない。たくさん働くと儲かるということもない。余裕を持って遊んでいるのだか仕事をしているのだか、その方が学ぶのに都合が良い。遊びながら学べる環境は?人が何の苦痛など刺激もないと幸せに暮らせるのか。飽きてしまい色んなことを。人には好奇心があるので、全く刺激がないと耐えられない。好奇心が旺盛だとついつい時間をかけるので結果として学んでしまう。少し皮肉だがお絵かきが好きな子どもにご褒美を与えるとあまり良くない結果に。ご褒美を上げている間はたくさん描いてくれるが、ないと描かなくなる。一つ一つ面白いものを合わせて。矛盾しているが事実なので。
人には好奇心がある。何が証拠に?ヘッブの実験。20ドルで何もせずベッドに横になってほしいとして寝かせる。寝心地がよく。刺激が無いように。食事や排泄。部屋に居さえすれば現在で3万円稼げる。20ドルなら1日過ごす?最初は予定を立てずに1週間?2日3日で退屈してきて自分で遊んだりして刺激を。幻聴や幻覚が。何度も同じ音楽を。いるだけで満足できず刺激を求める存在。当たり前?当時の心理学の背景の。行動主義心理学の背景。人と言うのは怠け者だと。欲求が全て満たされればいつまでも過ごせると。結果は反対。退屈を嫌い新規な刺激を求める。それを好奇心も。新規な刺激を求めて遊ぶ。好奇心があれば学ぶだろうと。筋道が説明できた方が。稲垣波多野が実験。幼稚園の先生に好奇心がある子とない子の傾向を。好奇心の高い子供と低い子ども。小学生まで続けて観察。好奇心の高い子どもの方が学業成績が良かった。おもちゃを渡すとどう扱うか観察。弄り回して調べる子どもやすぐに放り出す子ども。幼稚園で調べる。長い時間工夫をする子どもがたくさん学ぶ。小物は色々でコインや鎖など。紙袋。電磁石にくっつく物は?一通り試す子ども、更に何度も試す。色んな側面を。1人で40分も。たくさん試して探索した子どもの方が正確に予測できる。好奇心は学びの役に立つ。理由は言えないがやりたいからやる。内発的動機づけ。ご褒美で育てられる?やりたくしてしかたがない。良く無さそう?古い研究。ネッパーなどの研究。幼稚園児はたいてい絵を描くのが好き。2つに分けて。1つの組では絵を書いてもらう。もう一つには加えてご褒美を。絵を書いて持ってきてくれたらどんな絵でもご褒美を。もう片方にはなにもない。ご褒美をもらう組ともらわない組。ご褒美をもらわない子どもがいつもどおり。ご褒美に熱心になり絵を沢山書くようになる。外発的動機づけ。外から与えられる報酬。この後はどうなるか。ご褒美を与えている最中にせっせと絵を。無くなるとどうなるか。ちょっとした仕掛けを。いつもの幼稚園に。ご褒美もなくなる。2週間経ってどうなるか。絵を描かなくなる。ご褒美をもらわなかった子どもたちに変化はない。ご褒美をもらった子どもはもっと絵を描かなくなる。半信半疑で色んな状況で沢山の年齢が。年齢が大きかったり大学生がクラブ活動の新聞を。色んな状況で報酬を与えると、報酬がなくなったものに動機づけが低くなる。他人から褒められると、褒められなくなると止めてしまう傾向が。学校教育では親や先生に褒めてもらう。テストの点数が良い。しかし実験研究から考えると、外から余計な報酬を与えると勉強をやらない可能性がある。結構難しい話。大学生に読んでもらって何が分かるか。大学生がもしかして勉強してきたのはテストの点数や順位みたいな報酬を。大学でやる気がなくなったと自覚を。本当の学びの出発点。3つをまとめる。知的な好奇心で自分を賢くする力を。外的な報酬に頼るのは危ない。世の中の出来事に何が起きるのかと予測をたくさん立てて確かめることをするのが一番良い。子どもの中に。教育は何をすれば良い。見守るだけで良い?好奇心向上心を。面白い授業をするのは難しくない。子どもから発生するのを待つという傾向はない?自発的に楽しい授業を出来ると思うのは安直。波多野たち。知的好奇心を育てる教育が大事。内発的動機づけや知的好奇心を重視すると言っても外からの働きかけを諦めない。社会的関わりを提供して経験を積んで知的好奇心を。なにも働きかけないのではなく環境を作ることが大事。稲垣波多野。自分で知りたいことを。疑問がモテると良さそう。
どんなときに疑問は?確かめた。三宅なをみ。PCのエディター。これについて知らない人30人を2組に。少し予習をする組とそうでない組。簡単な難しい説明書と分かりやすい説明書。更に2種類に分けてエディターを学んでもらう。4組が出来る。説明書に沿ってエディターを実行して疑問があれば出してもらいデータに。既有知識と。ある程度分かると次の分からないことが見えてくる。難しすぎるということが教える方がよく分からないことが多い。マニュアルを作るときももう少し自ら学んでいくことを。難しすぎる講義で質問がないときも、なにがわからないのか分からないことも。電磁石の場合は一人で遊んでいる。周りの友だちがいれば様子も変わる。試しながら学んでいくのを複数の子どもが。保育園5歳6歳くらいであれこれ協力して遊んでいるが立派に学んでいく。社会的に動機づけられた子どもたちの活動。園長先生の記録が本に。ある日保育園の水のプールが凍って楽しかった。どういうときに氷が出来る?好きな容器に水を。朝に確かめて。10日近く続く。そうやって容器を置いて次の朝に来て。出来るものと出来ないものが。次々と疑問が。同じ場所に違う容器を。中は外より寒くないので凍らないなど原因と結果をかなり特定できた。皆でやっていたから長続きした。一人だと諦めてしまうかもしれない。見える感じがしない。色んな試みのバリエーション。色々皆で遊ぶことが。色んなところに置けるのがある。皆が違うところに置けたのが良い環境。一人ひとりが好きな容器を好きな場所に。全く同じというのがないのでその子の独立したアイデアが。しかも一つ一つのアイデアにつき結果が。結果のバリエーション。問いに対する答えの部品。頻繁に起こると考えることが楽しくなる。繰り返して水が凍るかは温度が。風とは関係がないなど、自分なりに納得ができる形で表現できる。この後に自発的に水を溶かす遊びを。関係があるかどうかを。温かいところに置くとどうなるか。確かめるだけでも楽しめる。園長先生の報告書。見逃してしまいそうな子供の動きが書いてある。センスが大事。見つけたことが面白い。発泡スチロールは氷が出来づらいだが何故溶けづらいか。大人は伝導を知っているが子どもたちは知らない。自分で考えたくなる場面を作り授業をデザインする。協調学習を考える時の条件。身の回りで子どもが考えているなと感じる場面に出逢えば丁寧に観察して記録して解釈すると教育心理学が楽しくなる。
今日の研究を一緒に考える。外からコントロールしない方が良さそう。一緒に考えていると最初の疑問に何となく答えを出せる。理解に基づいて新たな疑問を。グループの利点。内発的動機づけ。10日間遊び続けるのを見守る保育者。皆の答えが少しずつ違う様子を。学びへの動機づけは社会的に育てることが出来る。現場の環境をデザインして全く関わらない方が良いと言うより働きかけることを。皆で一緒にやっているとその先に知りたいことが。大学でも沢山ある。皆が一緒にやることの効果。効率が良くなるのもあるが。気持ちの上で良い効果が。ゼミの活動や卒論を皆で。その間で話が。見直してみるとグループで取り組むことで楽しんで色々と分かってくる。至るところで仲間がいることが。外発的動機づけとは少し違うが一人ひとりが考えるより周囲と一緒に。グループがどうなのか。グループだけどリーダーが居て指導をして皆が先生の目を見ている。研究そのものも放射状。先生も一員として話し合いながらやっていく関係性の方が良い結果が出る。実際に成果も。よく知られる様になっている。鍵はCommunityに。皮肉なまとめ方。テストの点数が良いことを褒めるとやる気を無くす。子どもの理科離れ。理科のテストで100点を。内容でなく点数を褒めてしまい動機づけを無くす。子どもたちがなにかをやりたい。サブカルチャーに。阻害されないので育つ。Internetを通じて褒めてもらうとその道にどんどん入っていく。プロと付き合うと育つ。大人の方が科学が好きになるような雰囲気を。点数を良くするという視点ではなくて。一緒に勉強して共同作業をして面白がる。自然な協力関係が。わかったことを他の人にも面白いよと伝える。社会的動物の自然な心の動き。学びへの動機づけ。大人も含めて。視野を広げながら。社会的仕組みを活用した学習支援を。確かに起きそうな仕組みを学習のデザインに。家庭の中や社会的にもいろいろな学びの場が出来る。

 

教育心理学特論 (放送大学大学院教材)

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教育心理学概論 (放送大学教材)

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対話力―仲間との対話から学ぶ授業をデザインする!

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  • 作者:白水始
  • 発売日: 2020/05/18
  • メディア: 単行本
 
学習科学ハンドブック 第二版 第1巻: 基礎/方法論

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対話力 なぜ伝わらないのか、どうすれば伝わるのか

対話力 なぜ伝わらないのか、どうすれば伝わるのか

  • 作者:中西雅之
  • 発売日: 2010/08/06
  • メディア: Kindle版
 

 

権力。#アラン定義集未定義語

大抵の民主主義の国家では三権分立の統治制度を採用していて日本も例外ではない。三権とは立法権・行政権・司法権を指す。その三権が互いに抑制機能を果たすことで過剰な権力行使を防ぐシステムである。それは人権を含め市民の権利を保障するものである。最近ではその三権に加え、マスコミを第4の権力と見做すことが多くなっている。三権が同一の方向を示すような時には、マスコミが抑制機能を果たすことが期待される。勿論、元々の統治制度はマスコミという第4の権力を想定はしていない。しかし無くすというのも現実性に乏しいので、何らかの形で統治制度に埋め込むことも考えられる。ただ報道の自由の問題もあり難しい課題である。

北野高でのクラスター発生。

新型コロナウイルスの感染が拡大しつつある。勿論、ワクチン接種が進んでいるから重症化する可能性は減っている筈ではあるのだが、小売業に従事している私としては無視する訳にもいかない。当然だがお客様にはマスクを着用してもらうなど対策は怠りなく実施している。それでもクラスターの発生を恐れているのもまた事実である。

昨日の夕方にMBSの報道で、大阪府立北野高等学校でクラスターが発生したことを知る。何故かは分からないが高校名が報道されているけど、高校のホームページにも感染者が出たことは既に明らかになっている。そして対応も抜かりなく実施していることも分かる。

大阪府立北野高等学校

見る限りでは受験生への影響は少ないかもしれない(少なくとも学級閉鎖の対象にはなっていない)。しかし北野高と言えば大阪に住む人間で知らない者は居ないほどの高校であり、ショックを受けた方は多いかもしれない。まあこちらとしては抜かりなく対策を実施するしか無いのであるが。