所用で外出すると、通り掛かりですれ違った女性から、見るだけでも見てくださいとパンフレットを渡される。
近くに所在する日蓮正宗の寺に来ませんか、という誘いのパンフ。中身は日蓮への賞賛が殆ど。何故に寺へ行けば良い事があるのかは語られていない。スペース的に書けないのかもしれないけれど、ワザワザ訪れることで何かメリットがあるのか分からないと、誰も見向きもしないと思う。立ち止まって話でも出来れば、創価学会の現会員だけど、破門されても大丈夫かなどと話せたかもしれない。創価学会ごと破門になったのは平成初期だから、相当昔のこと。まあ宗教が問題になるのは自分の葬儀くらいのものだし、極論すれば自分が死んだ後なんてどうでも良い、と考えるのはペシミズムpessimismに過ぎるだろうか。因みに日蓮宗関連の宗派は異様な程に沢山ある。分裂しやすい教義が日蓮の教えの中に含まれているのだろうか。
