F-nameのブログ

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キリスト者。

私がこれまでで一番身近に感じたキリスト者は、私が京都大学法学部に在学していた時に民法の教授をされていた奥田昌道先生である。先生は昼休みに週一回のペースで聖書を読む会を開催されていた。私は一応は創価学会員なので参加することはなかったけれど。先生は物事を徹底的に突き詰めて考えた末に、キリストの信仰を選ばれたという。それについては法学部の人間の皆が知っていることであった。債権総論の講義はひたすら原理的な考察がされていて面白かった。殆ど内容は進まなかったけれど。私は民法のゼミの中でも判例評釈の方向のものを選択したが、奥田ゼミにしたら人生はかなり変わったかもしれない。