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附属池田小事件から20年。

今日2021年6月8日は、附属池田小事件から20年目の節目である。殺された児童の同級生や教員、それから児童の遺族のその後が頻繁に関西のメディアmediaでは流されている。附属池田小では年5回、不審者が侵入した際の対応を訓練している。今の校長は、当時は6年生の担任だったそうだ。犠牲者は2桁の年数も生きないで天に召されてしまった。周囲の方々の心の傷はなかなか癒えることは無いだろう。犯人は死刑判決を受け、早々に(日本では通常は何年もかかるが)刑が執行されている。しかし応報感情が満たされたとは到底言えない。犯人はある種の社会へのルサンチマンressentimentから犯罪に走ったとの見解もある。だとするとこれからも絶後になるとは断言はし難い。川崎のカリタス小の児童を襲った事件は2年前のことである。