F-nameのブログ

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1年前の放火事件と「ぼっち」。

今日2022年12月17日は、大阪キタでの放火事件からまる1年になる。昨日の夕方からNEWSはこの件でもちきりである(単に個人の印象だが)。死者は26名になる。放火した当の人間も亡くなっているので、原因は推測にならざるを得ない。結局は、犯人に対して社会の側が手を差し伸べなかった、それが原因として語られている。本人の結んだ人間関係はかなり少なく、一人で堂々歩きの挙句に実行に及んだものと言われる。ただ、それもあくまで外形からの判断で、実際に何を思って犯行に至ったのかは誰にも分からない。

今の日本社会は、昔の煩い人間関係を嫌った人が多くなったのが原因か、段々と「ぼっち」になる人間が増えている印象を受ける。もちろん今はnetでのSNSなどで繋がっていることは多いが、対面で無いと伝わらないモノはあると考えざるを得ない。日本社会に於いては、何らかの孤立への対応が必要だし現に行なわれている。ただ、それが皆に届くのだろうか。