昨日のことだが、阪急高槻市駅の建物の中の手洗いに居ると非常ベルが鳴った。場所が場所なので動けないでいると放送があり、火災では無いとのことであった。屋内の火災だとダクトを通って予想もしない所に飛び火することがあるのだが、幸いそういうことも無かったようだ。俗に言う誤報である。
20年前に梅田の地下街で警備員をしていた頃は、火災感知器の誤報が時々あった。大抵は煙で火災を感知する感知器が元になっていて、煙草の煙やら調理の際の煙やらが原因になっていることが多かった。しかし火災感知器が異常を示すというのは火災の可能性がある訳で、緊張しながら対処をしたのを思い返す。当時は放火の割合も高くなった頃でもあったので、物品放置を行なわないようテナントの責任者と話をしたことも何回かある。防火の仕事はこれからも施設警備をする人間には必須のもののままであろう。