「士業」と括られる仕事がある。「○○士」と呼ばれる職業である。法律系の資格だと、弁護士やら司法書士やら行政書士など多種多様である。資格によっては、自ら開業するのが可能なものもある。ただ、需要と供給の問題があり、開業しても軌道に乗せるまでが難しかったりもする。世紀が変わり法曹の養成が変わると、司法試験の合格者は増えたが需要が追いつかない。なので食べられない新米の弁護士が続出する事態になった。「法化社会」が来るから弁護士の活躍は増える、筈だったが上手くいかなかった。
ステータスは資格それ自身にではなく、一定の能力なども一緒に保有して初めて成立する、私はそう考える。