F-nameのブログ

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今の行政書士試験と昔の話。

先週の日曜日に行政書士試験が実施された。受験された方は勉強で大変だったと思う(まあ勉強不足の人間も居ただろうけど)。そして合格出来るかどうかを心配されているのであろう。なお合格しても行政書士を名乗るのは別の問題である(それなりに手続があり別途費用がかかる)。それから合格したのを履歴書に書いてもメリットがあるかは分からない(評価はしてもらえるかもしれないが)

私も前世紀になるが行政書士試験を受験して合格した。まあ法学部に在籍していて法律学には馴染みがあったので比較的なんとかなった側面はある(同時に宅建も受験したが2点差で落ちた。後に合格したけど)。当時は小論文として教養試験のようなものがあり1000字程度の文章を書いた。何処まで合否に影響していたかは分からないが。今は法律学の試験で記述式のものもあるので受験生は対応が大変かもしれない。法学部の人間だけが受験する試験では今は無さそうだから、法律学に慣れるのに大変な方も多いだろうし。それから合格したからと言っても、開業したり行政書士事務所に入ったりするのはまた別の問題である。まあ行政書士の場合には業務の間口がやたら大きいことは強調されるが、収益が上がる業務については既存の行政書士が手掛けているだろうし。