F-nameのブログ

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厳しさ。

「世間は厳しい」と良く言われる。善意で言われることが多いのだろうが、当の発言者が相手に対し自分の意向を通そうと、「世間」を隠れ蓑にしていることもある。要は我慢して俺の言う通りにしろ、ということ。世知にたけた人がよく使う手。どちらがどちらなのかは、なかなか判別し難い。耳に唾をつけて聞かなければならないのだけれど、忠告で言っているのにそう受け取らないと、みすみす損をしてしまうことに。経験値が相手より必ず上なら良いのだが。

 

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インフルエンザ。

出勤時に電車に乗ると、会社に行くらしいOL風の2人連れの女性たちが話をしていた。

「昨日インフルエンザにかかったことが分かって大変。会社には行かないといけないけど。」

「大変だよねー。」

思わず即座にその場を離れた。インフルエンザがうつるかもと思ったので。

罹患しているとすれば、医師の指示が別途あるまで外出を控えるのは常識ではないのだろうか。周囲にVirusをばら撒くことになりかねない。出勤して責任感を示して武勇伝にするのは良いのかもしれないけれど、部署全体を全滅させる可能性は考慮しないのだろうか?

問題は私にインフルエンザがうつっていないかどうか。注意深く観察しないとと思う。詳しくは書けないが、一つプロジェクトを抱えているので休めない。罹患していたら諦めるしかないけれど。

非行臨床と家族(臨床家族社会学第5回)

様々なアプローチがあるのだなあと感じる。

 

非行臨床。非行少年に対するもの、非行少年の家族、被害者に対するもの。住む地域社会に対するもの。公的な専門機関による家族への働きかけ。20歳未満の男女。少年非行。刑事処方上の手続きたる少年法。非行少年を扱う。14歳以上。原則として検挙され家庭裁判所に書類だけが送られる。家裁の審判。保護処分。保護観察処分や少年院送致。家裁は非公開。触法少年。14歳未満。児童福祉法の措置が優先される。警察に補導され、児童相談所などに送られる。入所措置も。家裁へ送致されることも。虞犯少年。少年非行の動向。窃盗強盗障害殺人といった刑法犯。人口比。51年をピークとする第一の波。64年をピークとする第二の波。83年をピークとする第三の波。95年までは減少傾向。04年から毎年減少し続けている。人口比も半分に。少年人口が少なくなっている影響が。反社会的行動たる非行は病的な社会問題ではなくなっている?発達障害の少年による行為。少年非行の質の変化には注意が必要。不登校や引きこもり、両方の問題を抱える少年が多くなっている。家庭内暴力の動向。警察が認知把握した統計。83年にピーク。減少ないし横ばいを続けていたが、95年からは増加傾向に。00年に急増、それ以降は1000件を超える。家庭という保護領域での甘え。権威への反発。養育した子供が同じような事件を。世代間連鎖。25年間で世代代わり。若い年代での出産が特徴的。中学生の割合が多い。5割弱。母親が過半数。しつけ等親の態度に反発。学校への不適応。家族への葛藤状態。子供の問題行動に対処する親の行為が悪循環になるのが典型。
少年非行と家族の関わり。非行の原因としての家族。親の欠損や家族の貧困。永山則夫連続射殺事件。学校への不適応。怠学。非行からの立ち直りの手立てとしての家族。非行原因を究明するより重要。社会的絆理論。ハーシュ。愛着、巻き込み、規範観念。投資。情緒的な繋がり、愛着。これこそが重要。親との繋がりが大事。心理的な側面を重視。愛着を強化。親と将来のことを話し合うかなど、コミュニケーションを。非行少年は必ず家族に迷惑をかける、と思っている。原因を突き止めたとしても、取り除くことは出来ない。立ち直りの道筋とは違う。家族への社会支援、機能するような取り組みが必要。家族支援。保護者への関与。法的な裏付けが明確でなかった。00年に親への訓戒など。あくまで任意。強制力を伴わない。非協力的な親には手立てがない。親面接。児童福祉司を中心とした。多様な取り組み。
少年非行に対する。臨床家族社会学に寄与。家族療法。理論的基盤を提供するのが家族システム論。システムの構造。家族システムは個人システムと同じように、オープンシステム。子供のパーソナリティという個人に限定されているのではなく、家族システムや学校システムだけでもない。より広いコンテクストに。多角的に考える。生物学的心理学的社会学的に。家族の葛藤が大きくても、家族システムを変えるのは現実的ではない。人との出会い。教師や友達や恋人、出会いの機会を保証するための時間稼ぎを。レジリエンス。構築主義的アプローチ。構成主義。家族など周囲の人の認識や意味付け行為により構築される。問題そのものではなく、問題と認識する視点に焦点を合わせる。ナラティブ、語りセラピー。社会構成主義の臨床的実践。息子を責め親としての自分を責める。親としての無力感。学校にも家庭にも行き場を無くす息子。学校は親を責めるだけ。雨上がりの会。避難もアドバイスもせず、耳を傾け泣いてくれた。安心して自分をさらけ出せ、居場所になる。こうあるべきが沢山あることに気づく。辛さは自分自身の問題。価値観を広げ自分らしく生きることを教えてくれた。迷いながら居場所を見つけ成長していく。親子関係も良好になる。
生活場面での程よい理不尽。葛藤を抱え理不尽なこと。自ずから成長としてあること。家の手伝いを。食事の後片付け等。家族での居場所感。人間葛藤の中で自分の思い通りにならないことを体験するのは重要なこと。回避し時間稼ぎに繋げること。隠蔽したり排除したりするのではなく、がたがたした体験を持つこと。非行少年のソーシャルスキル。法律や約束を守るといった社会規範を守ること。認知行動療法。葛藤場面により対処法は異なる。自分は自分、人は人。内と外とのボーダーラインの認識が。文脈を読む力。家族システム論は役に立つ。社会の眼差し。重大非行への社会関心。非行臨床は変質を余儀なくされている。ナラティブ、語りに着目。社会の眼差しを構築するものに。的確果敢に介入。

 

臨床家族社会学 (放送大学教材)

臨床家族社会学 (放送大学教材)

 

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二枚舌。

複数人に良く思われようとする言語行為。いずれはバレるとは分かっていても、悪く思われたくないと思い、つい二枚舌になってしまうのは誰にも経験がある筈。悪いイメージの言葉だけど、悪意から出たものではないことも。絶無を期せば良いのだけれど、難しい。出来ることと言えば、二枚舌になってしまった後に、どのようにフォローするのかを考えることだろうか。誠意をもって謝るしかないことも多いけれど、伝わるかが問題。人生経験が必要かもしれない。

 

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ラッピング電車。

朝に阪急電車を降りると、対面のホームにラッピング電車が止まっていた。といってもSNOOPYがあったりもするが、初めて見る絵柄。

見てみると永田萠さんのイラスト。羽根がついた妖精の姿が愛らしい。

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マルーン色の塗装にイラストが映える。

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ずっと阪急電車を利用しているので、登場当初はラッピングに違和感を持っていたけれど、偶に見るのも面白いと思えるようになった。イメージ戦略に毒されている?ううみゅ。まあ阪急とは長い付き合いなので許容範囲かも。

病・人・社会(1)~統合失調症が教えること~

精神医療の歴史については知らないことが多く勉強になる。

 

インタビュー。40年間ソーシャルワーカー。精神障害者の家族会。兄が精神病者。社会事業大学。社会福祉。兄が何故治療を嫌がったのかがよく分かるように。精神保健相談員。入院をさせてくれという要望にどう答えるか。開放病棟。仕組みが問題。長期入院になるとやりたいことが出来なくなる。意欲に欠けてしまう。業界の内側から。善意でやっていても患者に制限が多い。ヨーロッパの精神医療は?それを日本で紹介する。地域精神医療に視察に。何が違うか。治療を支える仕組みが違う。精神病というイメージ。刑務所。動物園。リハビリテーション。個人単位で。日本ではあまりにも多く家族に協力を求める。一人ひとりの障害を持つ人を大切に。障害者の社会参加。キャンペーンを。精神科のソーシャルワーカー。福祉の制度を明らかにして法整備を。統合失調症。精神病院に鍵と鉄格子。精神分裂病、治らないというイメージ。呼称の変更を。あまりにも辛い。治療を受けたがらない、苦痛だ。誰しもがありうる病名になる。中身がどうか?地域に診療所が増える。受け入れやすくなる。当事者のレベルでも。治療現場やメディアの情報が。事件事故しか語られない。イメージが悪いままに?障害者雇用促進法。三障害一緒に。医療と福祉の中身が少しずつ変わる。50年前からの変化と現在の課題は?遺伝する?治らない?治療すれば治る、社会参加すれば。表現はマイルドになったけれど、地域社会では誤解や偏見が残ることも。市民意識。単純に病気だから治療を、という意識に。昔の言い伝えや風習から脱皮。地域社会に迷惑をかける、家族に迷惑をかける、という保安的なものから変化?未だに閉鎖的治療、患者の管理。20万という言われる長期入院者。地域社会の中での障害者福祉システムを。歴史を伝えることを。誤解と偏見を。若い人に伝わってほしい。できるだけ意識して知識を得て欲しい。障害者福祉に市民のボランティアが。精神病は特殊な問題ではない。政策あげて精神障害者の人権の問題を。病名の問題。あまりに誤解と偏見を助長。2002年に変更。病名を変えても実態は変わらない?単に病名を変えるのではなく、新しい治療法を。学会の認識を変えていく。一人ひとりの治療を。社会の人の病気への目に着目を。
インタビューその2。土佐病院。第二次世界大戦後、非常な勢で病床が設置。精神科病院の環境は劣悪。毎年のように火災が。現状を告白、世間の批判を。環境の不備。病棟を改築。設計に様々な要求を。入院患者にとり環境は大きな問題。改修改築をこまめに。現場に必ず足を運び関係者と話し合う。人材の養成。底上げ。全ての職種において。何かある筈。患者家族見学者の意見についても。各種の学生からも。多くを学ぶ。教育は一朝一夕にいかない。焦らずに。病院の基本理念について模索し整理。誠意。協調。進歩。私利私欲を離れ熱心に事に当たる。自分なりの使命を。全てに中の上を目指す。最高を目指すと虚名に走ってしまう。98年に医療機能評価。中の上に達していない所は無いか?周りから批判を受けることが重要。君子は和して同せず。理解して調和する。自己本位の集まりは烏合の衆。各部門が協力しあう。全体の協調。進歩。社会貢献。生きがい、幸福感。それぞれの目標に向かって前進。救急科体制。精神科の必要性。一時も早く受診を。中の上の精神。臨床医の姿勢。精神科は身体と精神の両面から対応を。興味深い。精神病院から精神科病院。独自性が失われて変貌しつつある。他の科から学ぶべきものはあるけれど。精神面を理解することに。患者から学ぶ。技術的偏重が。学者になるために精神病理学を学ぶのではない。ジグゾーパズルにはめて終わり満足するという姿勢を懸念する。精神現象はどこまでも枠にはまらないもの。

 

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欺瞞。

政治家が他に対し頻繁に使うジャーゴンjargon。最近になり使われる頻度が増してきたように感じる。本当に欺瞞しているのは勿論だけど、「他の政治家が欺瞞している」という発言そのものが嘘ということが多いので、事実や真実がどうなのか分からなくなってしまう。両方が事実ということは有り得ない筈。どっちもどっちということになってしまう。結局は発言力が強い人間の主張が通ることになることが多いけれど。真相は藪の中なのだろう。ううみゅ。

 

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