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ソフトウェア開発プロセスと技術の役割(情報学の技術第1回)

生活の身近にコンピュータがあるので、把握をしなければならない領域。

 

コンピュータが組み込まれて久しい。自動車、家電製品。ICカード。ソフトウェアの開発や技術。価値を理解。開発技術がどのように役立っているか。
安心と安全。セキュリティ。通信技術。ソフトウェアの開発技術。開発プロセス。要求工学。設計、テスト、実装。ソフトウェアの開発の管理。コンパイラ。プロジェクトマネジメント。開発技術者。育成技術。技術動向。情報システムが生活に深く関わる。入力データは送られる。情報システム。しかし使いづらいなどがある。Internetのサイトの使い勝手。ビジネスでの役立ち方。Amazonなどのデータ。購買履歴など。登録事項に書かれている。人の命を守る安全性。情報を守る。情報漏洩。開発技術者と様々な専門家。人手によって作られている。ものづくりの技術。技術は日進進歩。情報システムの利用者。人工知能。根拠のない恐怖。
ソフトウェア工学の概要。開発管理、人材開発。68年のNATO会議。設計、実装。品質。要求。信頼性。プロジェクト。86年。銀の弾丸。そんなものは無い。人月の神話。ブルックス。今でも銀の弾丸はない。ソフトウェア開発プロセス。過程。開発する手順。最終成果物としてのソフトウェア。アジャイル開発。スパイラル型開発。作業の順番。水が上から下へと。逆は無い。ウォーターフォール型。スパイラル。渦巻きのように交互に。ウォーターフォール開発。要求分析。仕様書に基づき設計。実装、プログラミング。プログラムのテスト。テスト仕様書。ブラックボックス、ホワイトボックス。中身を見るか見ないか。単体テスト。ウォーターフォール開発では順番に行う。V字モデル。
V字モデル。仕様書の正しさのテストは?プログラムが仕様書通りに出来ているか?要求仕様書の正しさは?最初の妥当性確認しか出来ない。様々な専門家が要求仕様書を作っているが。検証。妥当性確認。V&V。頭の中だと困る。ソフトウェア開発。ビジネス分析を事前に行うことが多い。ビジネス要求仕様書。検証するため。開発に時間がかかれば、要求は変わってゆく。ソフトウェア開発は要求変更に悩まされている。スパイラルモデル。失敗させる要因をできるだけ早く見つけ修正する。失敗するリスクをどのように回避するか。要求が誤って解釈されるなど。プロジェクトを失敗させる要因。予算が大きくなるなど。スパイラルモデル。各工程を始める前にプロトタイプを開発。試作品。使い捨てのプログラム。信頼性などは求められていない。実現可能性を評価する。事前にリスク分析。変更されるかどうかは分からない。絶対に変わらないところから作っていく?納品。鮮度が落ちると要求にはならない。権限を変更するなどの要求変更。頻繁に変わるのが事前に分かる場合、アジャイル開発。インクリメンタル開発。繰り返す、機能を増やしていく。繰り返し型。進捗管理が出来ない?満足度が高い。開発者のモチベーションを高く維持できる。追加や変更がしやすいように開発をしなくてはならない。人材配置など。インタビュー技術も。
要求仕様書が出来たとして、次は設計。似たような開発はあるので、流用する?再利用。テスト済みの部品を使う。品質が高くなる。生産性についても。何も無いところから、よりも生産性は向上する。部品には仕様書も含まれる。技術者の治験も。パターン。現在の設計は再利用が前提。アーキテクチャの決定。システム全体の設計方針。サブシステムへの分解。部品の置換可能性。クラウドを使った場合、コンピュータを呼び出す。必要に応じて呼び出す。総合予約サイト。幾つかのサイトを比較。各サイトのシステムを利用。クラウドサービス。マッシュアップ。実装。プログラミングと単体テスト。コンパイラ。自然言語。人工言語。第一世代から進歩。JavaやC言語。機械語にコンピュータに理解させる。最適化。開発管理。数人から数千人の規模での開発。どのようにチームが動けばよいか。人材育成やマネジメント。銀の弾丸のような人は居ない。定型的な作業ではなく、知識労働。意思決定。定量的に観察する。内容を評価。それを繰り返して品質が上がっていく。PDCAモデル。

 

情報学の技術 (放送大学大学院教材)

情報学の技術 (放送大学大学院教材)

 

 

苛立ち。

仕事が順調に進まない時。同僚や上司部下と連携してタスクtaskをこなさなければならないと、どうしても喰い違いが出てきて苛立つ。勿論、表面に出すべきではないのだけれど、つい感情的になることは誰にでもあるのではと思う。そんな能力はベテランになれば身に付けることが出来るのかもしれないが、老化でかえって欠けてしまうことも。日々で自らを律していくしかない。1人で作業をすれば苛立ちがないかと言えば、そういう訳でもなさそう。受験勉強を思い出して貰えれば理解できよう。勉強が進まないと苛立つことも。それに、親や教師などサポートをしてくれる存在もあるけど、だからこそ軋轢も。

「引きこもり」と元事務次官。

川崎の事件の犯人は「引きこもり」だったらしい。川崎市が明らかにしたのだが、プライバシーの侵害ではないのだろうか?理解に苦しむ。報道を見る限りそうなのだろうが。そして、それで原因追及は終わるだろう。引きこもりという属性が原因だとして。しかし、恐らくそれは真の理由ではない。引きこもりは数十万のスケールで居る。引きこもりが皆、犯罪を犯すのなら日本は犯罪だらけになっているだろう。別の事件になるが、元事務次官が息子を殺害したらしい。では事務次官という属性があるから殺人を犯した?誰でも違うと思うだろう。引きこもりも然り。問題はあるだろうから解決はしないといけないのだが、仮に引きこもりが1人もいなくなっても、痛ましい事件は起こり続けるだろう。自分で書いていて身もふたもないけれど。

現代的な経験論の源流(経験論から言語哲学へ第8回)

マッハの哲学?は突き詰めていくと面白いかもしれない。

 

経験論がどのように受け継がれたのか?結節点は?現代的な経験論はドイツ語圏から。現代的な経験論の源流、ブレンターノとマッハ。
ブレンターノ。アリストテレス研究から出発。心理学的方法を。自然科学の方法で。心的現象と物理的現象を区別、志向性。心にまつわる現象を志向性として特徴づける。何かを知覚したりして生活している。対象を志向する、という心的現象。対象は内在的なもの。現象学という一大潮流に繋がる。ドイツやフランスで主流に。英米哲学にも影響を。ラッセルの議論の中に。現象学の父フッサールにも。フロイトもブレンターノの講義を受けて感銘を受ける。
マッハの哲学。ブレンターノと同年代。流体に関する実験に因んで。空気が衝撃波に。写真を撮影する。光電や電子誘導などの物理的研究など、自然科学者として幅広く運動。最も顕著なのは自然哲学の分野。83年には「マッハ力学」。86年には「感覚の分析」。科学理論を統一的観点で位置づけるのが主な関心。哲学とは形而上学と考えていた。経験を超えた要素は科学理論から駆除されるべきもの。世界は感覚の内に。知りうることは感覚の内に現れる。自然法則や数学的真理ですら相対的なもの。経験的な探求で見出されたものなので。今後は無効になり得る。感覚は個人的影響から解放されうる。感覚は個人のものではない?誰のものでもない感覚が存在する?それを仮定する、それがマッハの思考の要。形而上学の駆除の意図は、ニュートン力学。均一に流れる時間、絶対空間と絶対時間が前提。その上での物質の運動の理解を。それに対して、マッハは絶対空間と絶対時間が存在しないと説いた。あくまで空想の産物。相対的運動に過ぎない。マッハによる経験論の徹底、物質というものも形而上学的実在では有り得ない。全ては感覚、感性的なもの。物も安定した集まりに過ぎない。音などの感性的要素を離れては有り得ない。安定度の違いに過ぎない。世界は感覚の集まり。感性的要素に還元されるもの。要素還元主義的主張。しかし世界は寄せ集めと言っている訳ではない。全体は部分の寄せ集めではない。一個一個の音を聞いて集めているのではなく、はじめから一連のメロディーとして聞いている。先ずは全体が把握できて初めて部分を分析しうる。自然というものは要素として始まったものではない。全体から目をそらしてはならない。全体への眼差しが最初にある。複合体の全体が重要。要素と全体、要素同士の連関、関数的連関。xyzで現れる関数F。関数全体が与えられていて初めて、xyzを考えることが出来る。
マッハの経験論。形而上学は駆除されるべきもの。知りうることは全て感覚の内に現れる。全ては感性的要素の集まり。しかし要素還元主義は唱えない。端的に全体が与えられているから。私という存在、知覚する自我、それが外部に存在することが暗黙の前提になっているのではないか?自我というものも感覚的要素に。一層連関し合っているだけ。世界で最も根源的なものは感性的要素。それが自我を形作る。先ず感覚が世界に存在する。連関して比較的強いものが自我。感覚は誰かのものではない。むしろその誰か、も感性的要素の集まり。極端な経験論は中性的一元論とも呼ばれる。唯物論を唱える訳ではない。観念論を唱える訳でもない。ニュートラルなもの。誰のものではない感覚、は存在すると言えるのか?という疑問。主体なしに感覚が存在するのは奇妙ではないか?思考の節約の原理に訴える。事実を最も簡単に表現するものが科学。連関として自我を表現するのが思考節約になる。分子や原子といった実在を基にするよりも科学理論として優れている?徹底した経験論になっている。主客未分の。

 

経験論から言語哲学へ (放送大学教材)

経験論から言語哲学へ (放送大学教材)

 

 

幻想。

illusion。現実ではない、という意味になるだろうか。現実的だと自らを看做している人間は、illusionを存在すべきものではないと判断する。リアリストrealistとも言えるだろうか。ただ、現実ではないものを無視することは出来ないのではないかと考える。自然科学の理論は現実のレベルlevelから抽象度が上がったところにあるので、それらも現実とは言えない。ある意味ではillusionとも看做しうる。法理論や貨幣も同じく。realistでもillusionからは離れられないのは自覚すべき。

子供の学力低下?

昨日の帰路で、某塾と思しきスーツ姿の男性から声をかけられた。アンケートと称して、今の子供に足りない能力は何かを四択で聞かれた。特に足りないものはないと伝えたら、最近は良い高校や大学に進学する意欲が低下したので、学力が足りないと言われているなどと言われる。希望する答えを返せなかったのは悪いなあと感じたが、今さら訂正する気にもなれなかった。最近の子供の学力が低下していると言う研究成果やエビデンスは存在しているのだろうか。昔はともかく、近頃では寡聞にして聞かない。昔の自分自身と比較しているのかもしれないが、そもそも出来た経験の方を出来なかったそれより覚えているものではないのだろうか。要は印象論で語っているのだから、事実には迫っていないのでは?まあ塾サイドからすると、学力が足りないとこれだけの人が思っていますと、保護者に不安感を与えて通わせようとするのだろう。ううみゅ。同情はしないでもないけれど。

睡眠障害(1)(睡眠と健康第11回)

不眠症については、自分のために突っ込んで理解しておく必要がある。

 

先進諸国では睡眠障害の発生頻度が極めて高い。睡眠に何らかの問題を持っている人は20%。生活習慣病の発症に大きく関与することも。
睡眠障害の分類と弊害。各論として不眠症と不眠症以外のムズムズ症候群レム睡眠行動障害など。
分類と弊害。一般的には不眠症など、極めて多くの病態が。100種類以上に。睡眠呼吸障害。過眠症。睡眠関連運動障害なども。不眠症の弊害。酒でも飲んで寝なさい、が30数年前は通用していた。心身に大きな影響を与えないと思われていた。その後の研究で、多くの弊害が判明。判断能力の低下。転倒事故のリスクも高まる。中途覚醒時に。社会的大事故も多数ある。86年のチャレンジャー号事故。発射責任者の睡眠不足も問題。要請を無視するという判断力の低下。スリーマイル島原発事故やチェルノブイリも。鬱病のリスク。眠れない状態が続くとリスクが高まる。約2倍に。生活習慣病のリスクも。4時間睡眠を続けて糖尿病に似た病態も。不眠症状の改善で糖尿病のコントロールが良好になったことも。高血圧症にも。約30%に不眠の症状が。不眠症は危険な病態。
各論。不眠症。診断基準。通常の環境下でも入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒の症状、日中の意欲低下など精神運動に異常が。睡眠時間には個人差があるが。不足感を訴え支障をきたす場合。精神生理性不眠症。ストレスやトラブルなど心理的環境的要因では珍しくないが、通常は一過性。環境要因や性格的要因により重大と認知し、避けようと過剰に努める為。学習された内的要因や外的な条件付けにより、不眠が固定化する場合。過度に恐れる内的要因がもとなので、リラックス出来る場合は大丈夫なことも。睡眠効率の低下。脳波検査。睡眠状態誤認。睡眠潜時。睡眠脳波検査。鑑別が困難なことも多い。逆説性不眠症でも。主観的な訴えが問題な場合もある。不適切な睡眠衛生。質の良い睡眠の為の生活的要因。多量の飲酒、珈琲など。夜間の睡眠と日中の覚醒は一体のもの。最初から睡眠薬の服用を考えるのではなく。不眠症の治療。患者の睡眠衛生についての教育が必要。起床時刻を一定に。脳の中のシステム。睡眠環境の調整。起床時刻が不規則なことが多い。眠るための飲酒の禁止を。必要以上に長時間床にいる場合も問題。睡眠時間制限療法。非薬物療法が効果がない場合に初めて薬物療法の開始。睡眠薬。バルビタール系は現在では特殊な場合に限られる。血中半減期。超短時間型、短時間型、中間型、長時間型に分類。作用機序が異なるメラトニン作動性のものも。睡眠薬は危険な薬物?芥川龍之介や太宰治の自殺のimageがあるが、現在の薬物は危険性が少ない。持ち越し効果や筋弛緩作用が問題になる。アルコールとの併用が問題。副作用を知っておく必要もある。

 

睡眠と健康 (放送大学教材)

睡眠と健康 (放送大学教材)