F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

冒涜的な言葉。

11年前のentryが発掘出来た(まあblog内で検索をしただけだけど)のでリンクを貼る。

 

最近は派手なBGM(としか言いようがないが違う形容が適切かも)で走り回る極右の集団は見なくなった。少なくとも高槻周辺では見ない(大阪市や京都市は事情が別かも)。どうも極右にとっては活動しづらい雰囲気になっているようだ。最近は自民党が政権を維持している(まあ公明党との連立だけど)のだけど、過激な人間も居なくなっているのかもしれない。反面で極左と呼ばれる集団も退潮傾向の模様である。京都大学でも極左集団がバリケードを築いたのに学生が崩す有様である。意見の多様化と言いながら、極端な意見が出しづらくなるのも健全なのだろうか。

成人式の様相と今後。

働いている百貨店(と言ってもテナントとして入居しているだけだが)のバックヤード(従業員通路)に、高槻市の成人式のポスターが貼られている。

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covid-19が依然として蔓延して感染拡大が止まらないせいか、二部制にして各回475人しか新成人は入場させない(別室で中継はする模様)。しかも30分間で終わらせる。まあ新成人が一堂に集うのに意味があるから式典は二の次かも。しかし多数の人的接触が起こるので、観戦拡大の危険性も考えなければならない。クラスターになれば批判を受けるのは高槻市ということになるだろうから。今日の段階では中止の予定は無いけど、大阪府でも緊急事態宣言を出すことになれば話は別になるだろう。それにしても新成人には災難である。まあ受験生よりはまだマシかもしれないけど。

異言語との接点(1) -第二言語という異言語-(異言語との出会い第4回)

言語学の話は面白かったが、結論はある意味では身も蓋もないところ。楽をして「外国語」の習得は出来ないのが事実なのだろうと思う。

 

大橋理枝。第二言語習得。金沢陽子先生。ずっと英語を教える立場。かれこれ30年以上。英語を教える教員は英語教育が専攻ではないことが多いが。なぜ英語教育を専攻にしようと思ったか。中1の体験。沢山リピートをして。オープンリールのテープをリピート。幾つかのアプローチの。高校は訳読式。もう少し違うやり方があるのでは。プロの英語教員に。最初は留学経験もなかったのでネイティブスピーカーならどのようなアプローチをするか。セミナーにも出て異なるアプローチを。タスクの与え方も面白い。大学のときには学問として生成文法が主流。教員になって暫く経つと言語学が多様に。還元主義一辺倒だったのが、社会的アプローチが出てくる。大学院でコミュニケーションなどを。昔は生成文法が主流。ネイティブスピーカーの母国語の直感が大事だったので研究分野の中心に。非英語圏の研究家が活躍してきた。興味関心の傾向が言語学全体の発展と関わる。応用言語学。自分が大学に居ることに応用言語学が認められてきたことを。これまでは認められていなかったのか?
第二言語という学問分野。第二言語とは?どういうものと?L2。二回目に出会う言語。母語。両親と周囲が話す。インプットがあって発展。L1の体系が出来上がっている大人が2つ目の言語として。言語体験を獲得する時に第一言語を。それを持っている人が別の言語体験を。L2。第二言語といっても環境は違う。周りの人が英語を話していなくて教育だけで。外国語。教わって学ぶのが外国語。周囲で話されていて沢山の言語資料がある。自然言語。自然環境で学ぶ。外国の人が日本に来て日本語を学ぶ。第二言語。日本で英語を学ぶのが外国語。教室、きちんとした環境で、学習と、身につける、習得するのとは区別する必要がある。80年代から区別されている。Learningなど。学習したものが習得にならない。もっと連続的に繋がる?いずれにしても自然環境と教室とでは違う。でも言語の学習だから一緒ではないの?言語の学習として。L1L2習得に共通する部分が。相互依存仮説。氷山の一角として。水面下では繋がっている。論理的思考能力に関わる。母語と第二言語で共通。子どもたちの理解。短期間で身につける。しかし学校では落ちこぼれる。日常の言語能力。学校の成績に関わる認知的言語能力。区別には批判もあるがよく引用される。言語能力を考えた時に。1つあると考える。氷山に出ているのがL1とL2。英語でプレゼンテーションが出来ないのは日本語でも出来ないのが理由?実際に海面の上に現れている部分。出てくる部分が違う。個別具体的なものは基底部分があやふやでも通じるが。抽象的なことを論理的に考えないと使えないところも。母語できっちりと基底部分が出来ていると双方とも上達するが、基底部分が出来ていない内に日常の言語能力だけになってしまうと学習能力が身につかない。年齢に適した能力比較。カミンズ。英語がスラスラ話せることと出来るのとは違う。論理展開が問題だったり文法がいい加減だったりする。
共通基底部分。頭の中の構造の話。人とやり取りする部分に。周りのやりとりも問題。第二言語習得では?社会との関係、全体の環境を分析するのに関心が。元々はソビエトの。学習の段階で三段階に。一人で、助けがあれば出来る、助けがなくても出来ない。助けがあれば出来るところまでいく。どういう助けがあったのかをデータで明らかに。出来ない段階では何が言われているか分からない。まだまだ分からないけれど、何を質問されているか分からない。別の言葉で質問してくれる。その段階が1番伸びがある。助けのことを足場を掛けることが大事。データ化して分析する。それに対して長い伝統があるのがチョムスキー以来の行動主義の批判をして頭の中に興味を。認知的アプローチ。第二言語習得研究は70年代に学習者の言語、体系があるとしてタームを使う。80年代になって大きく理論家が。クラッシェン。批判も多いが焦点に。様々な仮説やモデルが。学習者がどういう間違いを犯すかを分析。3人称単数sをつけ忘れるなど。中間言語。日本語の母語者が英語を使う体系が。中間言語として体系化。ダイナミックな言語体系が。チョムスキーの人間の創造性。行動主義の考え方とは違う。クラッシェン。学習と獲得、習得を分ける。習得の順番は決まっている。母語を習得する時は順番があるが。第二言語にも学ぶ順番がある。モニター仮説。学習したものはモニターチェックをする機能を持つ。教室環境では自分がアウトプットするのに気にする。モニターする。理解可能なインプット。自分が今持っている、それと少しだけ難しくなると学習が起こる。テストで100点が。100点取れる人なら110点のところを勉強する。少しずつ伸びていく。どの程度かは難しいが。上位仮説。個人差を説明する仮説。心理的な不安をフィルターと。高い人は学習しづらい。間違っていたらどうしようと思ってしまうと一歩踏み出せない。学習しづらい。個人差が説明できる。5つの仮説は様々な議論が。実証研究がなされなかった。リサーチとしては弱い。現場で教えている時にこういう点を気をつけるという点では良いのだけれど。マイケルロング。インプットが理解可能になるのは相手と調整を。意味交渉の促進。インタラクション仮説。インタラクションが大事。誰かとやりとりをすることによって、自分も相手も聞き直したり言い直したりすることで学習者も理解して伸びていく。意味のあるやり取りが重要。95年のイマージョンの研究。第二言語で教えるのではなく、内容中心の教授法。言語に浸る。カナダで盛んで日本でも多くの高校がイマージョンを。第二言語、英語で授業を受ける。算数などを。カナダでは成果が知られている。沢山のインプットがあるが、アウトプットは沢山の間違いが。アウトプットこそが必要。生徒たちは第一言語で話すので。日本で英語で算数の授業を受ける。英語で2足す2が4と伝えるには話すことが必要。理解はしているが、文法的に問題。アウトプットが欠けている。沢山の言語資料に晒されるだけでは。今までの第二言語習得の研究が英語の授業の教え方にも活かされている。どういうふうにアウトプットの機会を沢山。タスクを与えることが大切。上智大学の泉先生。授業で学生が巻き込まれることを。プラクティスだけでなくインボルブしていく。その中から学ぶ。
いろいろな理論が。批判だったり新しいリサーチの流れだったり。理論により大切なものが。長年英語を教えてこられての。知識は色々、長期記憶にいくには明示的知識と非明示的知識の違いがポイント。高校では新しい文法事項は日本語で明示的に。自分でプラクティス。自分の練習で非明示的になるか。我々が新しい言語を学ぶのはコミュニケーションのため。外国語人は「は」と「が」を間違えたり。明示的なところから非明示的なところを。順番が逆。ネイティブスピーカーは非明示的な無意識的なところから、そうでないとコミュニケーションが円滑にならない。教室環境では難しいが。教え方を授業で取り入れ、使うことを実感させることを。母語話者は文法を意識して話さない。文法の部分は内在化して無意識的なもの。文法項目は意識的に学ぶ。ある程度は自動化するが、頭の中の配船が繋がっているとは違う。結局、第二言語を教えるジレンマ。第二言語、生活環境の中で。外国語として学んで居るうちはなかなか自動化出来ない。教える側の工夫が必要。教室はどうしようもない。学習者が興味を持って教室の外でどれだけするかにかかっている。教師は刺激を与えるだけ。

 

異言語との出会い―言語を通して自他を知る (放送大学大学院教材)

異言語との出会い―言語を通して自他を知る (放送大学大学院教材)

 

 

暴言。

現在は対人サービスが絡む職務が増加していると言われる。昔より多いというのはともかく、小売業など経済社会における比重が高いのは事実である(私の今の職務も小売業である)。対人サービスにつきものなのが、お客様の暴言である(弊店では少ないが)。私が見た中で一番酷かったのは、大病院の会計で1時間以上にわたり暴言を吐き続けた患者(らしき人間)である。クリニックなどのj紹介状なしに受信すると5000円以上の負担が増すのだけど(でないと大病院に患者が殺到する)、それが不満で文句を言い続けていた。気持ちは全く分からないでもないけど、待たされる人間にとっては迷惑千万である。

頻繁に鳴る間違い電話(正確にはFAX)。

今日は仕事が休み(弊店自体の休みは元日以外は無くなったが)であった。netやTVを見てもCOVID-19絡みの問題が深刻になったことが散々語られる。情報を受け入れ続けるのも疲労の蓄積のもとになる。少し横になろうと思い倉木麻衣のライブ音源を聞きながら仮眠をしていたら、自宅の固定電話のベルが鳴る。受話器を取るとピーという音が続けて鳴る。例によってFAXと間違って呼び出してきている模様。受話器を置いて通信を切断したが、また鳴る。数回続いたので、今度は切らないで向こうから切れるのを待つ。そうすると再び呼び出すことは無くなった。要は先方が番号違いで通じていないのを把握出来ないと、おかしいと思いながらも続けてFAXを送信するのだろう。傍迷惑なことこの上ない。再び横になったが今度は眠れない。疲れが残っているのにこの有様である。睡眠にも一定の余力は必要である。仕方がないのでblogのentryを今書いている。まあネタになったから良いのかも。

 

トピックス:心理臨床の現場から -(2)医療機関(精神科)(臨床心理面接特論(2)第4回)

規模が大きいと様々なプログラムに参加できるのは良いと思える。私の地元では様々な社会資源を活用しないといけない。整理の必要性があるだろう。

 

心理職の業務。単科精神科。医療機関も様々。各地域にある保健所や精神保健福祉センター。精神科病院。精神科診療所。総合病院。診療科も様々。心理職の患者などとの関わり。心理援助、治療。医師中心システムから多職種のチーム医療に。
単科精神科。長谷川病院。三鷹市の病床数500以上の。13病棟。医療教育予防。医療教育。24時間体制。力動的チーム医療。社会復帰。感情障害など幅広く対応。治療システム。国立天文台。患者と家族に個別のチームで。病棟単位のチーム。病院全体のチーム。3層対応。精神科医、臨床心理士などからの治療チームが適切な治療を。心理職の主な場。心理検査。心理療法科。治療に必要な情報。診断を行う際に傷病名の判別が難しい場合が。検査の結果を見て驚いたり納得したり。治療の方針を。心理療法。様々なカウンセルング技法のうち合った方法で丁寧に。人間関係の整理も。認知行動療法など。活動療法科。日常への準備。作業療法。OT。活動で生活の力を。リハビリの1つ。不安の低減、気分転換、集団に慣れるなど。治療目標の達成の為に多様なプログラムを。デイケア科。外来患者が利用。対人関係の練習など。1日6時間。作業療法士や臨床心理士などが所属。活動療法科。病気の部分だけでなく患者の健康的な側面を。可能性や主体性を尊重。生活がおくれるように。アートセラピーや音楽療法。疾患の特徴に合わせた心理教育。心理療法を加える。多様なプログラムを。多様なProgramを運営するために高い専門性を持ったスタッフが。Programは2つの。病棟のProgram。各病棟で様々な。リラクゼーションなど。リラクゼーション。心と体を充分に休める。なかなか難しい、やり方が分からないなど。リーダーと一緒に。呼吸法と一緒に。創作活動。OTクラブ。入院中はやることが限られ、意欲なども下がる。主体的な気持ち。精神の安定など。心理教育Program。病気について、薬について、社会資源についてなど。症状や回復のProcess。自分の状態の理解。お薬。飲み続けたら、と不安。家族や友人からやめるようアドバイスもある。安心して薬と付き合う。日々のストレスへの対処のレパートリー。社会資源。経済的な問題など。地域で受けられるサービスを。再発の予防にも繋がる。不安などを話し合う。芸術療法。自分の考えを言葉以外で。自分の気持に気づいたり他の人と接点を持ったり。支えたり共感したり。運動プログラム。入院中は運動不足に。転倒予防など。入院初期には共同生活への不安がある。病棟ではオープングループ形式を。心と身体のケア。その後、症状が改善。境界性パーソナリティ障害など困難を。弁証法的行動療法。刺激に対して感情反応が起きやすく強くなり治まりづらい。傷つきやすく。強い感情。行動自体が自己否定に。自分の気持と上手に付きあう。IMR。心理教育。病気や症状と付き合いながら。リカバリーを中心に。SST。ソーシャルスキルトレーニング。コミュニケーションスキルを。様々な課題にロールプレイを。復職支援プログラム。リワーク。休職中の。復職に対する情報交換。不安に感じているのは私だけではないと。生活リズムの改善などの課題があるので励まし合いながら。ものの受け取り方を変える。認知行動療法。メタ認知トレーニング。認知機能の向上を目的として。入院時の注意。思い症状を抱える。安心できるように。入院により生活が中断する。人間関係で強いストレスを。将来への不安や焦り。まずは休養を。困った時にSOSが出せるように。休めない状態を休めるように。落ち着いた頃。症状が治まってきて意欲が。一定の時間に活動に集中できるようになれば。参加の意思を表明。主治医から作業療法などの開始の。心理状態や慣れない環境でのストレスを考慮。症状や課題について。主治医からの勧め。患者の希望。クローズドグループ。どの段階でもちゃんとON-OFFをつけることが出来るように。グループ参加の終了のタイミング。退院後の生活に合わせて。クローズドグループは期間が終わった時点で。退院後に外来作業療法として続ける人も。外来になった方が対人関係に触れやすい。グループはオープンとクローズドで異なる。精神科リハビリテーション。集団精神療法。グループの構造を決定する。退院を意識する。入院前の環境を。上手くやれるかどうかを考えて不安が。改めて問題を検討して練習していく。情報の提供。相談機関や施設などの様々な社会資源。ネットワークが広がる。地域での支援に関心を。心構えを作る。社会に晒される。地域でのサポート。看護師などが自宅を訪れる訪問看護サービス。地域でサポートする施設が増えてきている。上手に活用を。患者が望む生活を。連絡を取って連携していく。多職種連携。院内でも院外でも。院内ではチーム医療システム。患者への担当を決めて。主治医が診察で。ワーカーは個人面談で。職種をアセスメント。リハビリテーション。健康の力を引き出す。心理職は気持ちを丁寧に聴いて起きていることを一緒に考える。患者は様々な一面を表現している、多角的に捉えより深く理解する。院内には様々な組織同心の連携を。心理教育Programそれ自体を多職種で。看護師や薬剤師、ソーシャルワーカー、栄養士など専門を活かす。それぞれの持つ専門性を元に。チーム医療はそれぞれの専門性を活かす重要性が。Programについて。認知症の患者のリハビリテーション。増えている。物忘れなどの主症状以外にも。身体能力などの低下など。回想法など。音楽に合わせてリズムを。人生の先輩としていろんなことを教えてもらう。弁証法的行動療法。境界性パーソナリティ障害。医療機関で断られたり有効な治療法がないと言われたり。netで探して当院に。強い思いで来られるのを大事に。患者が辛い体験を精一杯。対処スキルが欠けている。スキル不足が周囲から分からない。参加期間中にスキルを使って少しずつ成長するのには励まされる。卒業時にはコントロール出来るようになっている。参加すること自体が大変。弁証法的行動療法を実施しているところは少ない。メッセージ。まずは心理検査と心理療法を。心理検査については情報提供の役割。検査法を学んでいるときはピンとこなかったけれど。基礎力を。学校や病院、産業分野などでグループで。臨床効果。集団療法についても。1対集団の関係を。病気に関わるときでも、同じ疾病でも個人により事情が異なる。ストレングスに着目して支援を。心理職の多くは何かしらの組織で働くことに。組織を理解する。自分が担当している患者も。組織でシステムで解決できるように。心理職が自分の組織を活用する。セラピストも自分と自分の組織を広く知っておく。スタッフ自身が自分のメンタルヘルスに。多くのストレス対処法を持つなど。マインドフルネスを。心理職は様々な場面で重い話と激しい気持ちを。支援者が混乱することも。客観的に捉える。とても役に立つ。

 

臨床心理面接特論〈2〉心理療法の世界 (放送大学大学院教材)

臨床心理面接特論〈2〉心理療法の世界 (放送大学大学院教材)

 

 

叱責。

パワー・ハラスメント、という単語はすっかり職場に定着した。上司が部下に対して行なうことが多いが、上司は業務上のミスなどについて叱責もしなければならない。何も怒れないとすれば会社の業務は回らなくなる。ただ度が過ぎて部下の人格にまで及んだりすることもある。そうなると部下の精神面にも影響が出る。パワー・ハラスメントが問題になるのは上司が部下に対して行なうのが多いと思う。ところが稀だと思うが部下が上司に対して行なうことも私は経験している。上司のミスに付け込んで何人かで叱責して人格面に及んだりするのを執拗に続ける。結局その上司は異動させられている。まあ上司にも問題が無くはなかったのだけど。事程左様に叱責するのは難しい。