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前日になっての開会式ディレクターの解任。

今日7月22日になり驚いたのは、東京オリンピック・パラリンピックの開会式と閉会式のショーディレクターを務める小林賢太郎氏を大会組織委員会は解任したことである。過去にナチス・ドイツによるホロコーストHolocaustを揶揄したことが明らかになったのを受けての措置である。それは妥当だろう。しかしOlympicの開会式は翌日である。この前は小山田圭吾氏が辞任したのは書いた。直前になってドタバタと穴を埋めなければならない。どういう判断基準で選考をしたのか良く分からないが、脛に傷を持つ人間をわざわざ登用したようにも見える。仮に中止をしなければ開会式は明日である。もう中止した方が良いのではと思ってしまう。

企業戦略と技術戦略(技術経営の考え方第4回)

MBAについてはあまり詳しくないけれど、企業に属する以上避けては通れないだろう。

 

宮崎久美子。仙石愼太郎。企業戦略と技術戦略。企業戦略の中でも重要な技術戦略を。80年代後半以降重視される。技術が重要なものとして。コアテクノロジーが。技術革新のテンポの加速。製品のライフサイクルが短く。90年代に入ると戦略的提携が増加し。コア・コンピタンスなどの考え方が。
戦略。目的を達成。紀元前6世紀から。経営者にとり重要な質問。何なのか、何処に居るか、活動領域の境界線。何処に動いているか。何処を目指すべきか。効率的に進むには。マイクロソフトやGoogle。様々な領域に。自動車企業にとり破壊的イノベーションが。真空管やトランジスタから始まる技術革新。意思決定は投資回収率と言うより波乗りのように投資をする以外に選択肢はない。他の業種の企業も監視する必要。見えざる敵との。競合者の分析。自社のコンピテンスを強化して破壊的イノベーションに備える。ポジショニングや。最適パスを探す。効率的に動くには。再生エネルギーを扱う事業者との。大手電力会社にとり別の業界からの新たな競合者が。見えざる敵。児玉晴男。活動領域を判断し新たな業界に。清水建設。環境経営を重視する企業の満足度を高めるために。Softbankがシャアリングの業界に。
戦略のパターン。功利主義者的戦略。環境の分析。アクションの決定。実行。環境の分析。SWOT分析。企業の目的と軍の目的は異なる。企業のマネジャーは情報が限られて強み弱みを把握できない。漸進主義者的分析。将来を見抜くのは可能ではない。目的に向かってステップを。それを測る。次の目標を考える。柔軟性に富む。複雑性が増大した現在。効率的で合理的。新しい情報により変化させる。
技術戦略における企業の種類。技術とマーケティングで新商品を。競争力のある研究開発。システムと特別な関係。自社内の研究開発が充実して寄与。特に基礎研究に。IBM。防御的戦略。攻撃的に比べ。イノベーターとなることで失敗を恐れる。生産面やマーケティングでコンピテンスを。商品化した製品を上回る。デザイン力なども。模倣的戦略依存的戦略。依存して飛び越えようとはしない。研究開発には投資しない。伝統的戦略。殆どイノベーションが起こらず製品の変化はない。
成長戦略は重要な要素。長期的成長よりも短期的利益を?長期的なマーケットシェアを。付加価値と利益の増加を。マーケットポジショニング。製品を差別化するか限られた分野で優位性を?多角化集中化。1つの市場において関連する製品を。それに対して一つの製品を。1つのデバイスを多数の市場に応用。企業は既存のコアテクノロジー以外に?近い領域か離れた領域か。地理的な面のグローバル化。海外で生産や研究を。起業を買収することで多角化。垂直統合の2タイプ。自動車メーカー。後方向への統合。流通セールス。自社で行う。前方向への統合。全ての生産過程をコントロール。メーカーは柔軟性を失いイノベーションの機会を失う。顧客のフィードバックを。ファイナンスや人材。
技術経営。イタリアのファッション業界のBENETTON。60年頃に設立。兄弟の役割。デザイン、生産、経営、マーケティング。60人の工場を。70年代には1000人以上に。急成長した企業戦略。組織戦略。ファッション業界で初めてフランチャイズシステムを。デザインも形式に基づく。分散されたネットワーク型に。外部の下請けに。ユニークな組織形態。垂直統合されているがネットワーク型。技術面ではプロセス・イノベーションが。色染めは最新動向を見ながら最後に。ユーザーのニーズに。注文を受けてから生産するので在庫を持たない。生産システムの自動化。少量的な改善の繰り返し。生産戦略が連携。
事業戦略の企画や実践。企業において戦略の要素。企業経営における戦略。価値観。組織や個人の行動の規範。ビジョン。価値観を具体的に、行動範囲を。長期的基本的計画。社是。トヨタ自動車と本田技研工業。トヨタは車と。本田技研工業は商品とのみ。ロボットなどの展開を。企業の戦略に大きな影響を。
戦略の作り方。プロセス。事業戦略のステップ。目標を設定。達成期限や内容。できるだけ具体的に。北米市場のプレゼンス。いつまでもどのくらい、が明確でない。5年後に3位以内などと。数字を用いて具体的に。シェアを10%増加、などと。環境分析。企業の内部と外部。業界に魅力があるか、KSSは何か、技術変化は?自社の強み弱みを。主な成功要因を発見するため。事業を取り巻く環境。業界構造。事業規模など。市場競合環境。自動車産業。マクロ要因。国の経済動向を。排ガス規制も。予想できる将来の見通し。レンタカーで済ませる傾向が若い世代に。その変化に敏感に。業界の様相。ディーラーなどの変化。電気自動車EV。再構築の必要。市場動向環境。他の自動車メーカーとの。マクロ環境などを分析することで。問題解決と仮説構築。知見に抜け漏れがないか。コアイシューを。検討範囲に漏れがないように。重要な論点を抜かしてしまう。何故を5回繰り返す。本当の原因を考える。売上が下がる。何故かの原因を。シェアの低下か単価の低下か。シェアの低下の原因は?常識にとらわれずゼロベースで。経験に頼るのは危険。以外に難しいが。様々な極端な状況でシミュレーションを。具体的打ち手を。行動に。与えられた時間を意識して優先順位をつける。与えられた資源で。戦略オプション。打ち手の候補。とり得る手段は一様ではない。当初で上手くいかなければ次善の策を。戦略オプションの評価と戦略。必ずしも全てを実行するのは無理。顧客の拡大と絞り込み。実現可能性やリスクなどの要因を逐一評価して。アメリカのポーターの提唱した3つの戦略。コスト戦略。低いコストを。規模の経済や経験の活用など。競争的戦略。差をつける。集中戦略。経営資源を集中させる。戦略の実施。実施計画を策定して。正しいかどうかをフィードバックして修正を。事業戦略の流れを。しかし実践しなければ始まらない。戦略の作成ツール。思考の枠組み、フレームワーク。定理のようなもの。活用すれば効率化に役立つ。しかし常識などにとらわれる場合も。ファイブフォース。5つの力を定義して競争状況などを整理。強弱を検討して評価。競争企業間の関係。業界の成長のスピードや固定費の割合など。供給業者、サプライヤーの交渉力。業界の寡占度や重要性など。顧客Customerの交渉力。どの程度強いか。属する業界のブランド力や価格。切り替えコストなど。新規参入の脅威の度合い。代替品の脅威。新しい製品サービスによる。ファイブフォースの例。CTScan。72年に販売を開始。代表的な医療機器。競争企業間の関係。市場を自在に。サプライヤーの交渉力。複数のコンポーネントは大半が外部から。Customerの交渉力。リスクは低い。新規参入の問題。当時は実績が無かった一方、既存のメーカーは多数あった。代替品の。当面は考えなくて良い。短期的には魅力的だが、不安定となる可能性が。内製化などの対策が必要。既存のメーカーとの提携も。バリューチェーン。自社の活動を図解して競争優位性を。主活動。購買物流サービスなどが。支援活動。人材資源管理など。どの程度の価値を持つか。費用の総和から費用を差し引きマージンを。コスト構造に限らない。自社の状況の分析や競合プレイヤーとの比較。要素ごとの検討で議論が可能に。各プロセスについて比較を行い課題や改善の方向性を。定理とは正しいことが確認された命題。証明しなくても問題が解ける。新しいフレームワークも。事業環境の不確実性から適しているかどうか、当てはまりが問題なのできちんと学習する必要。フリーマンによる4つの戦略。

 

技術経営の考え方 (放送大学教材)

技術経営の考え方 (放送大学教材)

  • 作者:宮崎 久美子
  • 出版社/メーカー: 放送大学教育振興会
  • 発売日: 2017/03/01
  • メディア: 単行本
 

 

 

技術経営の考え方~MOTと開発ベンチャーの現場から~ (光文社新書)

技術経営の考え方~MOTと開発ベンチャーの現場から~ (光文社新書)

  • 作者:出川 通
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2014/08/15
  • メディア: Kindle版
 

 

 

技術経済論 (社会理工学シリーズ)

技術経済論 (社会理工学シリーズ)

 

 

萎れること。

草木などが水分を失うことから生き生きとしなくなること。草木の生長には水分が必要であり、それが吸収できなくなると萎れてしまうのは小学校の理科の授業で誰しも教わっているだろう。それで水分が生命力に死活的な問題であるのは、草木に限らず人間にとってもそうである。新生児では体重の75%が水であるが、段々と水分の比重が下がり老人では50%から55%くらいになる。細胞の中の水分が減るのは老化現象と考えられているそうで、ある意味で自然の摂理でもあるのだろう。

ワープロ以前と以後の飛躍的進歩。

TwitterのTimelineから。

この岩波新書が出されたのは前世紀である。と言っても90年代だったと記憶している。読んだことはあるが、内容は全く記憶していない。ううみゅ。ただワープロ(PCなどに入っているソフトウェアではなく専用機のこと)が80年代に普及してから、文章を書くのは飛躍的に楽になったのは覚えている。以前は原稿用紙やらノートやらカードやらに一から書いて、順序を変えるとなると大工事だった。ワープロで自由自在に編集出来るのは、文明の進歩を彷彿とさせるものがある。これだけでも過去には戻りたくないと感じる。

 

学校で働く教職員(教育の行政・政治・経営第9回)

率直に言って、何でもかんでも学校に負んぶに抱っこというのは無理があると考える。スーパーマンなんてそこらに居るわけでは無いはずだけど。

 

青木栄一。森山誉恵。学校で働く教職員。どのような働き方を。教員の長時間労働が課題に。どのような時間どのような業務を。対応策は。3人のインタビューを紹介しながら。文部省の合田哲夫。国全体の視点で。小中学校で校長を勤める2人を。
教員の1日。12時間労働。夜7時台に。生活時間調査の手法を応用して集計。行為者率という指標。ある行為をどれくらいのメンバーがしているか。10時から11時までの1時間について行為者率が100%の場合は全ての人が。50%なら半分のメンバーがある行為を。より具体的に小学校と中学校について。小学校。学級担任制。朝の活動から授業。昼休みには給食や掃除。放課後は授業準備などを。空き時間は少ない。1日の仕事の流れ。通常は8時15分から始まる学校が多いが。先生と顔合わせをして。給食指導も学校の教員が。掃除を一緒に。休み時間も特に低学年は目が離せない。6時間まで。児童を返すのが3時半。45分休憩を。教員の1日の流れ。更に小学校で学級担任の業務について。小学校で言うと全教科を。準備の時間が必要。成績や所見を書く。成績処理についても評価の仕方や新しい教科につき負担が。成績処理は担任ごとにテストをして確認。学期末に集計して習熟度を。通常の点数だけでは測れない評価を。所見で表し家庭に。外国語活動については英語ではないことも。総合的な学習の時間についても。学期末については一通り。中学校。教科担任制。小学校と比較して空きコマがある。その時間を活用して授業準備などが出来る。給食の指導。部活動の指導を。重い負担。中学校教員の1日。生徒の登校は8時10分から。8時前には全教師が。主幹会議や朝の打ち合わせを。朝読書の10分間。午前中4時間。12時40分から給食の時間。6校時が15時30分に。15時55分に下校。給食は。担任は給食準備を。全員が食べ始めるのを確認して。休憩時間。1日あたり45分の休憩時間。地方公務員では。休憩時間にも何らかの業務を。教員実態調査でも10分未満。休憩時間は授業が終わり15時45分から16時30分に振り割を。実態は殆ど取れていない。外出しても良いと教えないといけない。役場の業務では昼休みに電気が消えて眠ったりするのに驚く。なかなか持ち場を離れない。部活動の指導もある。文部科学省の教員勤務実態調査。06年と16年に。06年の調査で長時間労働が判明。14年にOECDの調査で日本の教員が世界一多忙であることから世の中の認識が変わる。16年の調査。10年ごとに2回。ようやく2つの時点の比較が出来るように。長時間労働が判明。先生方の法定労働時間から小学校では700時間、中学校では1000時間超える。特に小学校の場合は先生方の授業の時間が長くなっている。主担当ではなく補助として入る授業時間も増えている。中学校の場合では半分の500時間が部活動。まずは先生方の厳しい勤務を改善するのに定員などの増加を。校務支援システムを導入。留守番電話による対応を。比較すると労働時間は増加。土日の増加。土曜授業の普及が。しかしそれ以外も。成績処理など。部活動も。06年には部活動は1時間だったのが、16年には2時間以上に。全くしない教員が減っている。授業時数の確保で土曜授業を。部活動の練習を土日どちらか。教員の仕事の変化の背景。幾つか大きな違いが。部活動の顧問の分担が厳しい。教員数が多ければ第2顧問第3顧問が。小規模化で1人で担うことに。授業以外の教務部などの校務分掌。規模が大きければ1役で済んでいたのが。2役も3役も。仕事量そのものが増えている。1つの行事という点では小規模校になっても同じ。より厳しく。授業についても、8学級9学級なら学年ごとに1人ずつ居る。教材研究が小規模だと3倍に増える。採点なども3倍の業務に。小規模校化による。学校の小規模校化。小規模化が他の業務負担の要因にも。教員の長時間労働が政策課題に。ブラック職場というセンセーショナルな主張が。学校の働き方改革。校長として教員になるのは素晴らしいことだと。子どもたちが色んなことで活き活きするのを見るのは楽しい。大変だがやりがいがある。ブラック職場という議論が。それを越えた議論が必要。今年度からタイムレコーダーを導入。職場での効果。無自覚にダラダラ働いていたのが考えるように。勤務時間が増えればおしゃべりをしていても良いと。そうではなく意識が変わってくる。休憩時間を夕方に設定。給食を外部化する議論にならなかった?海外の例。ランチルームのようなところで食べさせ教員は休憩。指導を担任がするというのが根強い。アレルギー対応を担任が責任を持って。休憩時間全般。海外の例。カナダ。現地校については授業の間の休憩時間については自分の学級で。生徒は外に出て遊ぶ。面倒を見るのは個別に雇用された監視員が。小規模化に伴い部活の負担感が。部活自体を無くすという動きも現実的に難しかった、現時点でも難しい。中学校で部活動に期待するのは地域住民や保護者の期待が。部活を無くす決断はしづらい。ノー部活デーを平日に設ける。土日の内に1日は部活を休むことが。先生自身から働き方に反発はなかった?タイムレコーダーの導入の効果。自分たちの働き方を時間的に可視化。厳しいことが自覚できる。健康診断などで数字で見るのと似たようなことが。教員というのは学生時代の養成段階から働き方について充分学ぶ機会がない。何をどのように教えるかはともかく、働き方について気づく機会が少ない。他の業界と付き合うことが少ないので相対化するのも少ない。見直す契機がなかなかない。
学校で働く教職員の人数がどのように決まるか。学級数で教員数が決まる。小学校においては1学年1学級だと8人。14人。21人程度が配置。職種。学校に必ず。学校教育法。置くことが出来る職も。主幹教諭など。これらは義務教育費国庫負担金の対象に。新しいタイプの。非常勤職員としての雇用。新しいニーズ。スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラー。部活動指導員など。子どもたちの心の悩みと。全国に8500人。スクールソーシャルワーカー。家庭的な環境などを福祉部局と。1800人。特別支援教育の支援員。支援が必要なこどもの。全国で6万人。部活動指導員も4万人。国庫負担金の対象となる人件費やならない人件費。人件費の多くは都道府県や市町村が。充分に雇用できなかったり財政が苦しかったり。人材の確保も問題。適当な人材が無ければ雇用自体が出来ない。スクールカウンセラーの人材を関東から求めたり。スクールマネジメント。多彩な人材の活用が必要。
地方公務員としての教職員。主要な職種として教員が重要。事務職員なども居るが。地方公務員として雇用。およそ4割弱が教育部門で。地方自治体における意味。行政的に言うと全国の中で都道府県によっては規模が違う。人口規模の多い教育委員会の人事管理は大変。文部省のような役割をする。ただ社会的文脈では102万人がかならず居るというネットワークの基盤に意義がある。
教員が法律により数が定められ、人件費は国庫負担の対象に。地方公務員の中で非常に大きなウエイトが。スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなど、地域によりバラツキが。教員の勤務負担が問題視される中で増える傾向にある?国庫負担の対象には?基本的に増えていく方向。チーム学校を旗印に教員中心の学校の構成を改めて専門的な能力や技能を持つ人を。これらの新たな職種について国庫負担には?少子化が進む一方で特別な支援を要する子供も増えていて、教員の雇用数を少子化により減らせばよいという情勢ではない。教員の数の維持を。財源が限られているので、次の段階の課題に。地域によっては人材難が。人材不足か人件費が低いという予算の問題か。人材の偏在。教員は国立大学における教員養成学部で。専門スタッフについては養成するところが偏在している。増やそうとしても人を探せる状態ではない。ニーズが高まってはいるが。

 

教育の行政・政治・経営 (放送大学教材)

教育の行政・政治・経営 (放送大学教材)

  • 作者:青木 栄一,川上 泰彦
  • 出版社/メーカー: 放送大学教育振興会
  • 発売日: 2019/03/20
  • メディア: 単行本
 

 

 

文部科学省の解剖

文部科学省の解剖

 

 

 

地方分権と教育行政: 少人数学級編制の政策過程

地方分権と教育行政: 少人数学級編制の政策過程

  • 作者:青木 栄一
  • 出版社/メーカー: 勁草書房
  • 発売日: 2013/06/30
  • メディア: 単行本
 

 

沈着。

色々な色の中で青色を好む人も多いと思う。青は冷静沈着を示し、知性の色と一般に考えられている。それが何処まで妥当するのかは分からないけれど。スポーツチームのユニフォームにどんな色を用いるのかは悩ましいところである。1993年のJリーグの発足に際して各チームにユニフォームの色の希望を聞くと、やたらと青色系が多かったそうだ。しかし10あるチーム全てのユニフォームを希望通り青色系にするわけにもいかず、各チームを説得するのに苦労している。例えば清水エスパルスのユニフォームはみかんを連想させるオレンジになったりしている。今ではサポーターもそういうものだと考えていると思うが。

小山田圭吾氏を許すということ。

小山田圭吾氏がオリンピックの開会式の音楽担当を外れ、彼の作曲したメロディも使用されないことになった。90年代の音楽雑誌にイジメをしたことを自慢げに話して掲載されたことに、反発の声が強くなったのが原因である。どうも事前にresearchをロクにしていなかったらしい。当人にとり悪いことをした自覚があるかどうかは分からない。後は謝罪したから許されるべきというコメントもあった模様である。露悪主義というか、自分がした悪事を大々的に自慢するというのは人間心理としてあり得ることであろう。しかし小山田圭吾氏を許すのは、当の差別行為で傷つけられ雑誌記事で更に傷づけられた被害者の方である。加害者の側の人間が許すというのは如何なものかと考える。まあ私もそのような行為をしなかったとは断言は出来ないけど。