F-nameのブログ

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露悪。#類語新辞典

悪く酷い部分や欠点を露骨に表現する姿勢のことである。太古の昔からある漢語ではなく、夏目漱石が『三四郎』で初めて使用した造語であるとされる。まあ造語であっても、2つの漢字の本来の意味を考えると分からないでは無い。要は自分の(他人の)悪い部分を露骨に表す、そんな意味内容であると見受けられる。言葉が思い浮かばなかった場合に、私はブログblogを書くのに辞典を引くが、適当な言葉が見つからないこともある。漱石先生のように造語して場を収めることが出来たら良いのだけど。

未明のグループサウンズ。

グループサウンズ、と言っても知らない人間の方が多いだろう。中途覚醒して未明の3時台に、NHK総合ラジオのラジオ深夜便が特集を組んでいた。1967年から1968年(昭和42年から43年)にかけて流行した(今で言う)男性ロックバンド、である(説明を間違えている気もするが)。日本中を席巻したので、今でも時折り流れる。なお私が産まれたのが昭和43年なので、私より年上の世代のテーマ曲にはなっているのではないか。胎教で身に付いたのか懐かしさを覚える。まあ未明の時間帯でも無ければ、50年以上昔のジャンルの特集というものはないだろう。そんな意味で新鮮でもあった。

31. do something about them. #Carnegie

バーナード・ショーBernard Shaw の語ったことが真実であれば、教育という営みは極めて難しいことになる。後は言葉だけではなく行ないと身に付かないのは事実だろう。

 

6. Bernard Shaw once remarked: "If you teach a man anything, he will never learn." Shaw was right. Learning is an active process. We learn by doing. So, if you desire to master the principles you are studying in this book, do something about them. Apply these rules at every opportunity. If you don't, you will forget them quickly. Only knowledge that is used sticks in your mind.

 

第六条  バーナード・ショーは、かつてこう言った。「もし君が人に何かを教えようとするなら、彼は決して学ぼうとしないだろう」。ショーの意見は正しい。 学ぶことは積極的な過程である。私たちは行動することによって学ぶのだ。だから、皆さんが本書に紹介されている原則を自分のものにしたいと願うのだったら、それに基づいて行動しなければならない。これらの法則をあらゆる機会に応用してみるべきだ。それを怠れば、法則のことなどすぐ忘れてしまうだろう。知識は活用されてはじめて心に残るのである。

零。#類語新辞典

「零戦」(「ぜろせん」や「れいせん」と呼ばれる)は、太平洋戦争での主力戦闘機として知られている。「零」がつけられているのは、神武天皇即位紀元2600年(昭和15年)に開発されたことからである。当時は「紀元2600年」や「皇紀2600年」が盛大に祝われた。西暦で言うと1940年であるが、国際状況もあり東京オリンピックは返上することとされた。第二次世界大戦は前年の1939年から始まっていた。そんな時期だったので零戦には大きな期待がかけられ、それに似合う戦果を上げた。ただ防御性に著しく欠けており、それを見抜かれて劣勢に至る。

なお零戦については、百田尚樹氏の「永遠の0」(講談社文庫)が分かりやすい(賛否両論ある小説だが,私は面白く読んだ)。

 

 



新駅の話。

「乗りものニュース」と言う交通系ではメジャーなニュースサイトがある。そこで高槻市の東側に新駅を作るとかの記事が出ている。

JR京都線「高槻新駅」設置の話どうなった? 阪急も前向き?「今後アツい場所」どう変化 | 乗りものニュース

巨大なショッピングモール shopping mall 高槻イオンの近くが新駅の場所と想定されている。高速道路の高槻JCTも北側にあるので交通は至便と言って良い。しかし駅本体だけでなく、駅前も作らなければならない(民家にお住まいの方々へのフォローも必要)。立ち退きをお願いしなければならないかもしれない。そしてJRに資金的な余裕があるかどうかも問題。新駅で乗客は増えると思うけど、費用は嵩む。自宅の近くなので歓迎するけど、解決を要す問題は相当多いと思われる。

30. Keep it on your desk. #Carnegie

優れた自己啓発書なら何にでも当てはまるアドバイスである。ただ「優れる」書籍かどうかは、結局は読んでみなければ判断は難しい。この カーネギー『道は開ける』は優れていると「私は」考える。なので紹介している。

 

So, if you want to get a real, lasting benefit out of this book, don't imagine that skimming through it once suffice. After reading it thoroughly, you ought to spend a few hours reviewing it every month. Keep it on your desk in front of you every day. Glance through it often. Keep constantly impressing yourself with the rich possibilities for improvement that still lie in the offing. Remember that the use of these principles can be made habitual and unconscious only by a constant and vigorous campaign of review and application. There is no other way.

 

そこで、皆さんが本書から正真正銘の永久的な奥義を得たいというのなら、一度だけサッと飛ばし読みすれば十分だなどと考えないでいただきたい。本書を精読し終わった後でも、毎月、本書の内容を思い起こすために数時間を割くべきであろう。何度も、本書を拾い読みすべきなのだ。まだまだ手近なところに大きく改善できる余地があることを絶えず自分の念頭に入れておいてほしい。覚えておいていただきたいのは、復習と応用を絶えず積極的に繰り返すことによってはじめて、さまざまな原理を習慣として無意識的に使いこなせるようになるということだ。これ以外に方法はない。

累加。#類語新辞典

重なり加わること。若しくは重ね加えること。1回きりではなく継続して加わり加わることである。日本に長年住んでいると、消費税の税率が着実に累加されているのを知る。1989年(平成元年)4月に3%で始まったのが、現在は10%(一部は8%だが)科されている。小売業に従事している身としては、無闇に税率は上げて欲しくない(お客様の支払額が増えるので売上高が減る)。しかし日本国は財政的に無理がある、それは誰しもが知るところであろう。長期的には消費税を増税するだろうが、それだけで増える財政需要をまかなうのは無理かもしれない。