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零。#類語新辞典

「零戦」(「ぜろせん」や「れいせん」と呼ばれる)は、太平洋戦争での主力戦闘機として知られている。「零」がつけられているのは、神武天皇即位紀元2600年(昭和15年)に開発されたことからである。当時は「紀元2600年」や「皇紀2600年」が盛大に祝われた。西暦で言うと1940年であるが、国際状況もあり東京オリンピックは返上することとされた。第二次世界大戦は前年の1939年から始まっていた。そんな時期だったので零戦には大きな期待がかけられ、それに似合う戦果を上げた。ただ防御性に著しく欠けており、それを見抜かれて劣勢に至る。

なお零戦については、百田尚樹氏の「永遠の0」(講談社文庫)が分かりやすい(賛否両論ある小説だが,私は面白く読んだ)。