俗に言う性行為に於いて頻繁に行なわれる。それでセックスシーンを売り物にしている小説は色々とあるが、村上春樹先生の「ノルウェイの森」にも様々な形が描写されている。勿論それだけが存在理由でも無く、精神的に病んでいる人間像が何人も描かれている。それは医療を受けているから「病んでいる」訳でない。主人公もそうだし、最初に奇妙な学生寮が出てくるのだが、その構成員も医療を受けている訳ではないにも関わらず病んでいる模様である。そして読み進めていくと、読んでいる自身も病んでいると思うようになってしまう。一応はAmazonへのリンクを貼るが、書籍より映画の方がおススメかも(性行為のシーンが出て来ないから)。
なお映画を私も視聴したけど、人により賛否は分かれるようだ。まあ世界観を映像化するのは困難な仕事である。