優れた自己啓発書なら何にでも当てはまるアドバイスである。ただ「優れる」書籍かどうかは、結局は読んでみなければ判断は難しい。この カーネギー『道は開ける』は優れていると「私は」考える。なので紹介している。
So, if you want to get a real, lasting benefit out of this book, don't imagine that skimming through it once suffice. After reading it thoroughly, you ought to spend a few hours reviewing it every month. Keep it on your desk in front of you every day. Glance through it often. Keep constantly impressing yourself with the rich possibilities for improvement that still lie in the offing. Remember that the use of these principles can be made habitual and unconscious only by a constant and vigorous campaign of review and application. There is no other way.
そこで、皆さんが本書から正真正銘の永久的な奥義を得たいというのなら、一度だけサッと飛ばし読みすれば十分だなどと考えないでいただきたい。本書を精読し終わった後でも、毎月、本書の内容を思い起こすために数時間を割くべきであろう。何度も、本書を拾い読みすべきなのだ。まだまだ手近なところに大きく改善できる余地があることを絶えず自分の念頭に入れておいてほしい。覚えておいていただきたいのは、復習と応用を絶えず積極的に繰り返すことによってはじめて、さまざまな原理を習慣として無意識的に使いこなせるようになるということだ。これ以外に方法はない。